デートで困る話し下手の克服方法

【相談者:20代女性】
私は話し下手で、人との会話が苦手です。デートの時などでも二人きりでしゃべっていると、沈黙が重たくなってしまって、話している相手にも申し訳ない気持ちになってしまいます。どうしたらいいでしょうか?

a 話し下手なら、ワンランク上の相づちで聞き上手になりましょう。

ご質問ありがとうございます。恋愛小説専門家の倉本真帆です。

解決方法を、小説仕立てにしてみましたので、お読みください。


 今夜は同じ部署の女性の先輩と夕食を食べに行く。人とのコミュニケーションがうまくとれない私を見かねて、先輩が誘ってくれたのだ。

 「先輩、すみません。私本当に話すのが下手で……」

 「いいのよ、気にしないで」

 「あの、ほんとは私も先輩みたいに誰とでもちゃんと話せるような人になりたいんです」

 私が一生懸命言うと、先輩は、「大丈夫よ」と笑ってくれた。着いたところはイタリアンのお店。チェーン店だけど、そこそこおいしい。

 ふたりとも注文を終えて、相談をスタート。

 「ふたりきりで会話をしているとき、私が話し下手なせいで、変な沈黙ができてしまうんですよ。それで、相手にも申し訳ないなぁって……」

 私がそう言うと、先輩は、うーん、とうなってからこう言った。

 「それって、話し下手だからっていうよりも、聞き下手なんじゃないかなぁ」

 「聞き下手、ですか」

 「話すのが苦手って思うんだったら、まずは聞き上手になるところから始めたらいいと思うの」

 先輩はおしぼりで手を拭きながら続けて言う。

 「聞き上手ってね、ただ聞いているだけじゃなくて、的確な相づちを打てる人のことをいうのよ」

 「相づち、ですか……」

 「そう、相づち」

 具体的に言うとね、と先輩は続ける。

 「仕事が忙しくて疲れてるんだ、っていう人に、なんて相づち打ってあげる?」

 「そっかぁ、疲れてるんだね……ですかねぇ」

 私が悩みながら言うと、先輩は、うん、と頷いた。

 「それもテクニックのひとつかな。相手の言ったことを繰り返す。でもね、ただ繰り返すだけよりも、もっといい相づちの打ち方があるの」

 「どうすればいいんですか?」

 「相手がどういう気持ちかっていうことを考えて、それを相づちとして言ってあげること。この場合だと、大変なんですね、とか、それは、つらいですね、かな」と先輩はお水を飲みながら言った。

 「相手の気持ちを考えて、それを相づちにする……難しそうですね」

 「そうね、だから、最初のステップとしては相手の言った事実を繰り返す。その次のステップかしらね、相手の気持ちを汲み取ってあげるのは」

 「聞き上手って、結構頭を使うんですね」私が言うと、先輩は笑った。

 「それはそうよ。でも、話し上手な人よりも、もしかしたら聞き上手な人のほうが好かれやすいかも」気分良く話ができるのって、聞き手の相づち次第だからね、と。

 「料理がきたわ、食べましょう」

 「食べましょうか」私がそう言うと、60点、と言われた。

 「この場合は、おいしそうですね、とか、お腹すきましたね、の方がいいかな」先輩は笑ってそう言った。


いかがでしたか?

ポイントとしては、話すのが苦手なら聞き上手を目指すこと。そして、聞き上手になるには相手の本当にほしい相づちを打ってあげることです。

相づちの打ち方としては、第一段階は、「相手の言った事実を繰り返す」こと。

ランクアップさせたいなら、「相手の感情を相づちとして打つ」ことです。

やってみてくださいね。

●ライター/倉本真帆(恋愛小説専門家)

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