喧嘩した時に彼氏が言う「もういいよ」という言葉の本意とは?

【相談者:20代女性】
私の彼に男友達と遊びに行っていいか訊ねると、どちらでもいいというような感じだったので、遊びに行きました。後でそのことを知った彼はなんだか怒ってしまい、少しケンカのようになりました。その後投げやりな感じで、「もういいよ」と言われたのですが、嫌なら最初からそう言ってくれればいいのにと思います。どうして素直に言ってくれないのでしょうか。

a 男性はひねくれると機嫌が直りません。「もういいよ」は最後通告です。

ご質問ありがとうございます。恋愛小説専門家の倉本真帆です。

状況を客観的に見るために、小説仕立てにしてみましたので、お読みください。


 くそ、気分が悪い。
 彼女である香苗が男友達とふたりで遊んだらしいからだ。
 俺だって女友達くらいはいる。でもふたりで遊びに行くのは香苗に悪いかと思って避けているんだ。

 「この間遊んできてもいいかって訊いたら、潤はどっちでもいいって言ったじゃない」

 そうだ。確かにそう言ったかもしれない。
 でも、それはお前自身の意思でやめておこうと思ってもらいたかったからじゃないか。

 「もういいよ」

 面倒になったし、これ以上言いつのってかっこわるくなるのもゴメンだった。

 「いいよって……もう、じゃあいいのね」
 「ああ、いいよ」

 嘘だ。
 本当はもっとなじって問い詰めてやりたいくらいだった。

 「どこ行くの?」

 出て行こうとする俺の仕草に気付いた香苗が問いかけてくる。

 「どっか」

 適当にこたえて玄関に行くと、後ろで香苗のため息が聞こえた。最悪だ。
 がちゃんとわざと音を立ててドアを閉める。
 ふー、と息を吐き、くそっと声を出す。
 なんでわかんないのかね、と心の中でひねくれた。
 そして、そのままの気持ちをぶつけりゃよかったのか、と自嘲する。
 意地になってしまっているのは、自分が一番よくわかっている。
 でも男ってこんなものだよなぁとも思う。
 思ってることがまっすぐ言えるわけもなく、ひねくれて「もういいよ」と嘘をつく。
 それをわかってくみ取ってくれる女ならいいのにな。
 どっかにいねぇのかよ、そういう女。
 行く当てもなく歩きながら考えていると、携帯がメールの受信を知らせた。

 「さっきは、ごめん。私がもう少し気をつかえばよかったね。男の子とふたりで遊びに行くのは軽率だったと思います。ごめんね。戻ってきて。香苗」

 もう一度、ふー、とため息をつく。
 じゃあなんでさっきそれを言わねえんだよ。
 一度ささくれだった気持ちをなだめるには、もう少し時間がかかる。
 ったく、お前が悪いんだぜ。


いかがでしたか? ポイントは、男性のいう「もういいよ」は嘘、ということです。

ひねくれてそう言ってしまう男性の気持ちを察して、ここは女子が大人になってあげましょう。そして、一度機嫌を損ねた男性は、簡単に気分を戻すことはできません。そのことも理解して、悪かったかなと思ったときはその場で謝ってしまうのがいいと思います。

女子も包容力が必要なときがあるのでしょう。ちょっとだけ頑張ってあげてくださいね。

●ライター/倉本真帆(恋愛小説専門家)

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