映画『男はつらいよ』に学ぶ!“恋はつらいよ”寅さん流恋愛指南10選

【相談者:20代男性】
好きな人がいますが、告白する勇気がもてません。
恋愛のコツなどを紹介してくれる良い映画はありませんか?


みなさん映画は観てますか?恋愛jpで映画のアドバイスを担当しております利根川です。
担当といっても映画を薦めるのが僕の仕事。

お悩みと同じような経験をしている映画や1シーンの中から、答えのヒントになりそう!と思ったものをご紹介いたします。
とっておきの1本です。

映画『男はつらいよ』《第1作》
DVD:1,800円+税
発売・販売元:松竹 ©1969 松竹株式会社
監督・原作・脚色:山田洋次
出演:渥美清、倍賞千恵子、前田吟、森川信、三崎千恵子、笠智衆、光本幸子

寅さん流、恋の指南(1)~第10作:寅次郎夢枕~

なんだかこう……胸の中が柔らかぁくなるような気持ちでさ、ちょっとした音でも、例えば千里先で針がポトンと落ちても、わぁ……となるような、そんな優しい気持ちになって。

この人のためなら何でもしてやろう、命なんか惜しくない……「ねぇ寅ちゃん、私の為に死んでくれる?」と言われたら「ありがとう」といってすぐ死ねる。

それが恋というもんじゃないだろうか。

寅さん流、恋の指南(2)~第14作:寅次郎子守唄~

お前と話してるとため息がでちゃうよねぇ、だから素人は困るんだよ。
心や気持ちで女が動いたらお前、苦労しないじゃないか……そうだろう?

寅さん流、恋の指南(3)~第16作:葛飾立志篇~

あぁ……いい人だなぁと思う。その次に話がしたいなぁと思う。
その次にもうちょっと長く側にいたいなぁと思う。

そのうちこう……なんか気分が柔らかくなってさぁ……あぁこの人を幸せにしたいなぁと思う。
それが愛ってもんじゃないか。

寅さん流、恋の指南(4)~第20作:寅次郎頑張れ!~

映画を(一緒に)観るんだよ、ただし洋画はダメだぞ。
考えてみろお前、恰好のいい男がスーッとした足して次から次へと出てくるんだよ。
終わって電気がパァッとつく、しみじみお前の顔を見て「かぁ~ヒドい顔してるなぁ……」っていうことになっちゃうんだよ!?

寅さん流、恋の指南(5)~第24作:寅次郎春の夢~

日本の男は、何も言わない、眼で言うよ。「お前のことを愛してるよ。」
すると向こうも眼で答えるな。「悪いけど、私あんたのこと嫌い。」
するとこっちも眼で答えるな。「わかりました、いつまでもお幸せに……。」
そのままくるっと背中を向けて、黙って去るな。それが日本の男のやり方よ。

寅さん流、恋の指南(6)~第30作:花も嵐も寅次郎~

スゥ……っと側に寄るだろ、ね……「お嬢さん、東京へ帰ったらもういっぺん君の顔が見たいなぁ僕……」こうやりゃいいじゃねぇかお前。

寅さん流、恋の指南(7)~第43作:寅次郎の休日~

若い時ってのはな、胸の中に炎が燃えている。そこに恋という一文字を放り込むんだ。
パーッと燃え上がるぞ!

寅さん流、恋の指南(8)~第43作:寅次郎の休日~

貧しいねぇ君たちは、二言目には金だ……金なんかなくたっていいじゃねえか、美しい“愛”さえあれば。

寅さん流、恋の指南(9)~第20作:寅次郎頑張れ!~

じいっと相手の目を見る。お前が好きなんだよ……という想いを込めて相手の目を見る。
そこで気持ちが通じるんだ。
そこだよっ!そこで最後のセリフを言う。
“アイ・ラブ・ユー……”できるか青年?

寅さん流、恋の指南(10)~第35作:寅次郎恋愛塾~

お前の顔は恋愛には向かない。

さて、ご質問者さん……いかがでしたでしょうか?
寅さんの独特な云いまわしと表現が適格過ぎて(笑)最高過ぎですね!

これ以上の恋愛指南映画は、日本にないんじゃないかって……(笑)
1969年(昭和44)8月に第1作が公開されて以来、正月とお盆の年2作のペースで26年間全48作品にわたってつくられた日本を代表する名作シリーズですね。
若い方は観たことないでしょうね。残念。

ストーリーはとても単純なんですがね、渥美清さん演じる寅さんこと車寅次郎が的屋稼業に飽きると、ふらりと生まれ故郷の東京葛飾柴又に舞い戻り、叔父夫婦や妹さくら(倍賞千恵子)に、心配をかける。
心配の種となるのは、寅さんの美女に対する一目惚れというのがおなじみパターン(笑)

50年近く前の映画なのに、なんでしょ……人って変わらないんでしょうかね。
特に、恋の仕方や人への想い、そして人として大切なこと……。

全く今見ても素敵過ぎる作品です、逆に今だからこそ観るべきシリーズなのではないでしょうかね!
僕もねこのお正月に全48作品を観直しましたが(笑)
どんだけ暇なんでしょ……でもね、貴重な時間でしたよ。

新たな気持ちで一年を過ごす、新たな気持ちで恋をするのならば、オススメです。

あとは映画観て、笑って、泣いて、きっとヒントがあると思いますよ。
ハッピーエンド目指して……。
現実は映画よりも映画っぽい。
利根川でした。

ストーリー

寅さんが20年ぶりに、故郷柴又に帰ってくる。
歓迎ムードも束の間、寅は妹さくらの縁談をぶちこわし、また旅の人となる。

奈良で旅行中の御前様とその娘・坪内冬子(光本幸子)と再会。
幼なじみゆえ、気さくな冬子に恋をした寅さんは、帰郷してからも冬子のもとへ日参する。
一方、裏の印刷工場につとめる諏訪博は、さくらへ想いを寄せていた……。

●ライター/利根川建一(映画専門家)

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