映画『ちはやふる -上の句-』に学ぶ 1000年前の恋の歌“百人一首”で分かる恋の極意4選

【相談者:10代女性】
今話題の映画“ちはやふる”ですが、映画に出てくる百人一首の意味がよくわからない。
恋と関係あるんでしょうか?


みなさん映画は観てますか?恋愛jpで映画のアドバイスを担当しております利根川です。

担当といっても映画を薦めるのが僕の仕事で、お悩みと同じような経験をしている映画や1シーンをお勧めし、少しでも答えのヒントになればと思いご紹介させていただきますね。
では今回のとっておきの映画は……?

『ちはやふる -上の句-』

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『ちはやふる -上の句-』
発売元・販売元:東宝
発売日:9月28日
価格:豪華版 Blu-ray&DVDセット(特典Blu-ray付き3枚組)5,800円+税
通常版 Blu-ray&DVDセット(本編Blu-ray&本編DVD2枚組)3,500円+税
(C)2016映画「ちはやふる」製作委員会(C)末次由紀/講談社 

1000年前の恋の歌“百人一首”に学ぶ、恋の名言(1)

~ちはやぶる かみよもきかず たつたがわ からくれないに みずくくるとは~
訳:(不可思議なことが多かった神の時代にも聞いたことはありません。こんなふうに竜田川の水面に紅葉が真っ赤に映って、まるでくくり染めにしたように見えるなんて。)

千早:「ある人がね、これは、私の歌だって…」
萌音:「その方は恋人ですか?だって、これは恋人への想いの歌ですよ。1000年前読まれた激しい恋の歌、燃える想いが川を真っ赤に染め上げてしまうほど、今でもあなたをお慕い申しております。」

1000年前の恋の歌“百人一首”に学ぶ、恋の名言(2)

~うかりける ひとをはつせの やまおろしよ はげしかれとは いのらぬものを~
訳:(つれないあの人が私を想ってくれるようにと、初瀬の観音様にお祈りをしたのですが、まさか初瀬の山おろしよ、あなたのようにより激しく冷淡になれとは祈らなかったのに。)

千早:「“うかりける”と“はげしかれ”だから、訳すと“うっかりハゲ”!」
萌音:「はあっ!?これは名歌中の名歌ですよ、好きな人に想いが届かない…とっても切ない片想いの歌。よりにもよって、うっかりハゲって…そんな片想い絶対実らない!」

1000年前の恋の歌“百人一首”に学ぶ、恋の名言(3)

~もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし~
訳:(私があなたを愛しく想うように、同じように愛しいと想っておくれ山桜よ。この山奥では桜の花の他に知り合いもおらず、私は独りなのだから。)
 
萌音:「これは寂しい歌、山桜に話しかけているお坊さんの孤独の歌ですね。」
千早:「私には強い絆の歌に聞こえる。あなたがいれば私は頑張れる、だからもっともっとあなたと深くわかり合いたい……。」

1000年前の恋の歌“百人一首”に学ぶ、恋の名言(4)

~このたびは ぬさもとりあえず たむけやま もみじのにしき かみのまにまに~
訳:(今回の旅は急なことだったので、お供えするお金も用意できませんでした。せめて手向山の道祖神よ、この手向山の紅葉を、御心のままにお収めください。)

師匠:「あとは神様次第……とか、あとは運だのみ…とか、そんなことを語っていいのは、やれること全部やった人だけ。青春全部かけても相手に勝てない?そんなの、(青春を)かけてからいいなさい!」


さてご質問者さん、いかがでしたでしょうか?
1000年前も今も、恋人への熱い想いはあまり変わらないのでしょう。
百人一首は現代で云うと、SNSみたいなもん……みたいなこともいってましたが、そんな感じで是非気軽に見て見てくださいな。

「ちはやふる」をきっかけに少しでも1000年前の恋のお悩みが伝わればいいのですがね(笑)
ちなみに、10月19日は、いよいよ続編、映画『ちはやふる -下の句-』のDVD/BDレンタル、セル開始日です。
是非是非これを機に、上の句、下の句と続けてご覧くださいな。

あとは映画観て笑って、泣いて、感じて、きっとヒントがあると思いますよ。
ハッピーエンド目指して……。
現実は映画よりも映画っぽい。
利根川でした。

ストーリー

綾瀬千早(あやせちはや/広瀬すず)、真島太一(ましまたいち/野村周平)、綿谷新(わたやあらた/真剣佑)の3人は幼なじみ。
新に教わった“競技かるた”でいつも一緒に遊んでいた。
そして千早は新の“競技かるた”に懸ける情熱に、夢を持つということを教えてもらった。

そんな矢先、家の事情で新が故郷の福井へ戻り、はなればなれになってしまう。
「新にもう一度会いたい。会って『強くなったな』と言われたい。」
千早の想いが情熱に変わるとき、百人一首の世界のごとく、世界が煌びやかに色づき始める。

高校生になった千早は、新に会いたい一心で“競技かるた部”創部を決意、高校で再会した太一とともに、部員集めに奔走する。
呉服屋の娘で古典大好き少女・大江奏(おおえかなで/上白石萌音)、小学生時代に千早たちと対戦したことのある、競技かるた経験者で“肉まんくん”こと、西田優征(にしだゆうせい/矢本悠馬)、太一に次いで学年2位の秀才・“机くん”こと、駒野勉(こまのつとむ/森永悠希)を必死に勧誘、なんとか5名の部員を集め、創部に成功。

初心者もいる弱小チームながら、全国大会を目指して練習に励み、東京都予選に臨む。
千早の新への気持ちを知りながらも、かるた部創部を応援し、部長となった太一。
彼もまた、新に勝たなければ前に進むことが出来ない。「千早に自分の気持ちを伝えたい」―。
千早、太一、新、そして瑞沢高校かるた部の、まぶしいほどに一途な想いと情熱が交錯する、熱い夏が来る。

●ライター/利根川建一(映画専門家)

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