押切もえ小説と“僅差”評価に湊かなえが大激怒!! 出版社の必死の話題作りに「女又吉」の声

『告白』『白ゆき姫殺人事件』などのベストセラー作家・湊かなえさんが、自身が受賞した第29回「山本周五郎賞」(新潮文芸振興会主催)について厳しく批判しています。

湊さんは『小説新潮』(新潮社)7月号に掲載された山本周五郎賞の受賞エッセイの中で、以下のようにコメント。

「文芸の外の人が2作目なのに上手に書けているという、イロモノ扱いのままで審査された作品と僅差だった。そのような結果が動力になる小説家がいるのでしょうか?」

その湊さんが指摘する「文芸の外の人」とは、モデル・押切もえさんのこと。

賞の主催者、さらには押切さんの作品への批判ともとれるこのコメントに注目が集まっています。

無題

出典:押切もえ official(moeoshikiri)(Instagram)

「二番煎じの愚策」「女又吉」主催者への批判の声

事の発端は、5月に行われた第29回「山本周五郎賞」(新潮文芸振興会主催)の発表。

この受賞発表は、モデル・押切もえさんの2作目の小説『永遠とは違う1日』(新潮社)がノミネートされたことで注目が集まっていました。

結果は、湊さんの『ユートピア』(集英社刊)が受賞。

押切さんの作品は、“得票数0.5差”の僅差で惜しくも受賞を逃しました。

この選考について、選考委員の佐々木譲さんは「湊さんのほかにもう1人、有力な方がいました。押切もえさんです」と説明。

さらに「W受賞でもいいのではないか、という意見もありました」とコメント。

湊さんは、押切さんと同列にされたことが相当腹立たしかったのか、

「二番煎じの愚策に巻き込むのは、どうか今年限りにしてください」

と訴えています。

この「二番煎じ」とは、昨年芥川賞を受賞した又吉直樹さんに触れてのこと。

“話題作り”として芸能人の作品をノミネートした選考委員や主催の新潮社に対し、強い憤りを感じているようです。

受賞を逃した他の作家が、選考委員や受賞者に対して批判を口にすることは稀にありますが、今回批判を示しているのは受賞者本人。

賞の受賞者がその受賞エッセイの中で、選考過程についてこれほどの怒りを露わにしているのは前代未聞です。

実際、押切さんのノミネートについて批判しているのは、湊さんだけではありません。

『四十八億の妄想』『時をかける少女』などで知られる作家界の重鎮・筒井康隆さんも、ブログで今回の審査についてコメントしています。

「湊かなえが突然マスコミを非難しはじめた。同じ候補だった『女又吉』のことでいやな目に遭わされたらしいが、同感しつつも、文壇とマスコミは夫婦関係に似ているなど思う」

筒井さんは湊さんの怒りをなだめるような発言をしつつも、押切さんのことを「女又吉」という皮肉な言葉で表現しています。

出版社の露骨な話題作りに対して、呆れる様子の作家も少なくないようです。

ネットでも賛同の声が多数

『どちらの作品も読んだけど、当然のことながら本職である湊さんの作品が圧倒的に面白かった。僅差な訳ないじゃんと素人でもわかるレベル』

『そもそもノミネートされること自体が謎』

『私も湊かなえの立場なら同じ事思っちゃう』

『押切もえは、そこまで知的なイメージが欲しいのか』

『話題性のために賞あげたいなら、芸能人枠作れば良いじゃん』

『気持ちはわかるんだけどなぁ……口に出してしまう湊かなえも賢くないなぁと思う』

ネットでは、モデルの押切さんが本職の湊さんに敵うはずがないという厳しい意見も。

実際に両作品に目を通した人も、湊さんの主張をもっともだとする意見が多いようです。


芸能人の作家活動は、昨年の又吉さんの芥川賞受賞がきっかけで大きく話題になりました。

しかし、それに味を占めた出版業界がタレント作家を重視する風潮があるのではないかという批判も出てきています。

正当な評価だったと証明しない限り、賞の権威はおちぶれる一方のようです。

【画像出典元リンク】
・押切もえ official(moeoshikiri)(Instagram)/https://www.instagram.com/p/BCFgE4LyFXm/?taken-by=moeoshikiri

(文/恋愛jp編集部)

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