もう大人なんだから口出ししないで!! 結婚を急かす親への対応方法

【相談者:30代女性】

母親が顔を合わせるたびに「早く結婚しなさい」「いつまで独りでいるつもりなの」とうるさいです。

先日はとうとう「もう誰でもいいから結婚して、出て行って」と怒鳴られました。

ものすごく傷つきました。私は結婚だけが幸せだとは思っていませんし、今はするつもりもありません。

うまく伝えて分かってもらうにはどうしたらいいでしょう?

a 自分の人生は自分で決断していく。人に言われたからやった……では後悔する

ご相談いただきありがとうございます。仲人士の忽那里美です。

結婚相談所を経営しています。

会員様に入会の動機をお聞きすると「親が結婚しろとうるさくて……」と仰る方もいらっしゃいます。

相談者様は現時点では結婚する意志は無いということですね。

叶えたい夢があるのでしょうか? それとも何となくしたくない、というお気持ちでしょうか?

いずれにしましても、ご自身の人生です。

何をするにも「誰かに言われたから」という理由で事を始めては、上手く行かなくなったときに「○○が言ったから!!」と責任逃れをし後悔することになります。また、主体的に行動されない方はやはり成婚には至りません。

「結婚、結婚」とうるさい親御様に、どう対応していけば良いか、アドバイスをさせていただきます。

160704Monkustuna

(1)「子どもとの距離が取れない」「子供を成熟した個人として尊重できない」親御様もいる

結婚相談所には、会員様からだけではなく親御様からもお電話をいただきます。

「うちの子をなんとか結婚させてください」という熱いご要望もありますが、反面「娘とは海外旅行に行ったり、食べ歩きをする友達のような関係です。まだ結婚しなくても良いし、いつでも出来ますよね」と仰る40歳を目の前にした娘さんを持つ親御様もいらっしゃいます。

また、連れてくる人すべてに文句をつけ、婚約をことごとく破談にする方もいらっしゃいます。

全てに共通して言えるのは、親御様が「子供との距離を取れていない」「子供を成熟した一個人として尊重していない」ということです。

あなたのお母さまは、「娘を結婚させるまでが親としての私の責任」というシナリオを持っているのではないでしょうか? それが完了していないことへの苛立ちを、あなたにぶつけているように思えます。

(2)親に分かってほしいと要求するだけでなく、あなたにも甘えがないか考えていただきたい

さて、少し話を変えてみます。「怒っている人」の感情ってどういう風になっているのでしょうか?

精神科医の水島広子先生の著書『大人のための「困った感情」のトリセツ』によると、下記のように書かれています。

『「怒っている」のは「本来あるべき状態との不愉快なズレがあるサイン」』

お母様は「娘が結婚してくれた」があるべき状態で、現実は「する気配がない」というズレに「何かがうまくいっていない!!」と怒っているということです。

さらに、「不愉快なズレがある」「何かがうまくいっていない」と人はどうなるか?

最もシンプルに言えば「困る」つまり、「怒っている」=「困っている」なのだそうです。

怒鳴っているお母様に対して「結婚する気はないわよ」や「私の事なんだから干渉しないでよ」と応戦すると、火に油を注ぐのは目に見えていますね。

ここはひとつ、あなたが大人になって「あぁ、お母さんは困っているんだなぁ」と判断し、「困らせちゃってごめんね。婚活しようにも、今は時代が難しくて私も困ってるの~」と対応してみてはいかがでしょうか?

もしくは、「干渉されたくない、自由が欲しい」と心から願うのであれば、物理的に離れることです。

ご自身にも「甘え」はないでしょうか? 実家でいつまでも「子供役」を果たすことで、得ていることがあるのではないでしょうか?


「成熟した個人として尊重してほしい」「自由にさせて欲しい」ならば、それなりの行動をとらなければなりません。親に「分かってほしい」と要求する一方で、ご自身も覚悟するべきことはないでしょうか?

ちょうど今それを考える好タイミングと捉えると良いように思います。

【参考文献】
・『大人のための「困った感情」のトリセツ』水島広子・著

●ライター/忽那里美(仲人士)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">

注目の記事

このコラム読んでどう思う?

  • いいね (9)
  • うーん (0)
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

恋愛jpをフォローする