あなたは共感できる? 西野カナの歌詞に対する男女の受け取り方の違い

こんにちは、恋愛心理パティシエのともです。

歌手の西野カナさんといえば、女心を歌わせたら右に出る者がいない、というくらい女性の恋する気持ちを繊細かつ細やかに表現した歌詞で絶大な人気を誇っています。

ただ、男性が聞くと、「正直そこまで愛されたら怖い……」という意見も。

しかし、男性側の気持ちはさておき、西野カナさんの歌詞が女性に共感される理由は決して表に出せない女心を率直に歌ってくれるから、つまり、言いたいけど言えないことを代弁してくれているからこそなのです。

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(1)震えるほど会いたい?

『震えるほど会いたいと思われていたら、恐怖を感じる』(20代男性/営業職)

キャッチーなメロディーにのせたインパクト大な歌詞が耳から離れず大ヒットになった西野カナさんの曲、『会いたくて 会いたくて』

この曲では別れてしまった男女の恋愛、そして一方で女性側は未練タラタラというストーリーを歌っています。

確かに別れた後に元カノが震えるほど会いたいと思っていたら怖いと感じるのは、男性側としても仕方ないかもしれません……。

ただこの“震える”って、体が震えるという意味で捉えるとは限らず、“感情が震えている状態”ともとれるのです。

会いたいのに会えない寂しさに加え、もしかしたら万が一に、もう一度元に戻れるのではないかという期待。でも、やっぱり無理なのだろうという不安や絶望。

期待と不安との感情をひたすら行ったり来たりしているのが、震えている感情の状態。そして、それは特別なことではありません。

女性なら誰しも、好きな人に振られたらそこまで追い込まれ不安定になってしまうもの。

男性は怖いと感じるかもしれませんが、決して元カレを憎んでいるワケでもなく、復讐しようとたくらんでいるワケでもありません。

ただ、彼女自身いつかは失恋を乗り越えて前を向きたいと思っているのです。

失恋直後の女性の気持ちにピッタリと寄り添ってくれるこの歌詞に助けられた人も多いのではないでしょうか?

(2)『トリセツ』はワガママ?

『トリセツを聞くと、女と遊ぶより男友達と遊んだ方が楽だと思った。女って細かすぎる。だから面倒』(30代男性/建設業)

『男は仕事で忙しい。そこまで彼女に構っていられない』(20代男性/メーカー勤務)

『トリセツ』では、男性が聞くと「ウザい」「面倒」と感じられるような歌詞がつづられています。ただ、もちろんこれは曲の中での話。

世の大半の女性たちは、面倒な部分はできるだけ好きな人の前では表に出しません。

「こうして欲しい」と思っていたとしても、相手に嫌われるのがこわいためハッキリ自分がどうして欲しいのかは言えず、ただ相手に合わせてしまうのです……それが現実。

実際に好きな人の前で素のままでいられることが難しいということは、今までの経験から十分わかってしまったのですね。

「こんなこと言ったら嫌われるかな?」「仕事の邪魔かな?」。

そう考えてついつい自分の本心を押し殺したり、相手の言うことを素直に聞いてしまったりと、情けない自分のせいで幸せなハズの恋愛がむしろ苦しくなってしまうことも……。

大好きな人にトリセツを渡して、「この通りでお願いします!」なんて言えるのは無論妄想。

つまり、この曲はワガママを現実には言えない、ワガママではない女性のための曲なのです。

自分のことをもう少し大事にして欲しいと第三者を介して女性の気持ちを世間に伝えてもらっているからこそ、女性は聞いていてスッキリするということ。

男性は鈍感すぎるほど鈍感です。女性に関しては言わないとわかってくれないことがたくさんあります。

ただ、女性からは正直に言えないからこそ、『トリセツ』を聞いて少しは女性のことを理解するきっかけになればいいという気持ちが西野カナさん側にもあったのではないでしょうか。

女性の本音は確かに面倒ではありますが、あくまでこれは“理想”であり、全部とは言わずともこの中の一つぐらいは実践してくれたらうれしい、その程度のもの……。

小さなことでも喜ぶという心情をつづった歌詞もありますし、男性側も小さなことでいいので、面倒とか感じずしてあげてもいいですよね。

(3)ただ大切にされたいだけ

『西野カナさんの曲は、ただ素直に「愛されたい」という気持ちが伝わってくる。恋愛ってやっぱり愛し愛されてこそだと思う』(20代女性/アルバイト)

西野カナさんの歌詞に共通することは、ただ好きな人から「愛されたい」「大切にされたい」という純粋な思い。

そこには駆け引きなど一切存在せず、素のままの自分をさらけ出し、それを愛して欲しいという希望と、また愛して欲しかったという悲しみ。

女性にとって好きな男性から嫌われることって何よりの恐怖。

面倒くさい女心を抱えながら必死で好きな人の前では物分かりのいい自分を演じ、愛されたいがために愛される自分になりきる……。

そんな恋愛に疲れてしまった女性が多いからこそ、西野カナさんの率直な曲は女性に共感されるのでしょう。

男性諸君、もしあなたの彼女が不自然なほど何でも許してくれる“イイコ”または“菩薩系”だったとしたら、心の底では鬱憤をかなり溜めている可能性が高いので要注意です。

もしかしたら、西野カナさんの曲を聞いて陰で泣いているかもしれません……。

●ライター/とも(恋愛心理パティシエ)

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