本当にカレは私を好き? “好意”と“愛情”の違いをチェックする方法

【相談者:10代女性】
彼氏は「好き」って言いますが、一度も「愛してる」とは言ってくれないです。LINEでも、私は「愛してるよ〜」と送るのに答えてくれないのが不満です。

口に出すのは無理でもLINEなら書けると思うんです。友達はどっちも同じと言いますが、そうは思えません。

“好き”と“愛してる”は違いますよね? わたしは愛されていないのでしょうか?

a “愛している”かどうかの基準は“一緒にいたい”かどうかです。

こんにちは。女優&ライターのmamiです。ご相談ありがとうございます。

“好き”と“愛してる”、“like”と“love”で悩んでいる女性は少なくないようです。恋人としては何となく“愛”の方が格上みたいに感じますよね……。

愛の定義に関していうと、何千年という人類の歴史の中で、哲学、宗教、文学、脳科学などさまざまな観点から語られ研究されてきたのに、依然としてハッキリした定義はできないままなんだとか。

相談者さんのお悩みは、“人類永遠のテーマ”ってことかもしれないですね。

今回はアメリカの心理学者が行った“好意”と“愛情”についての実験を参考にお悩みへのアドバイスをしたいと思います。

160502mami

“好意”は尊敬や信頼、“愛情”は親密さや独占欲

心理学者ルビンの行った実験は以下のようなものです。

好意尺度と愛情尺度の実験

非常にそう思う(5点)、ややそう思う(4点)、どちらともいえない(3点)、あまりそう思わない(2点)、まったくそう思わない(1点)

【好意(抜粋)】
・彼(女)はとても適応力のある人だ
・彼(女)の判断に信頼がおける
・彼(女)を尊敬できる
・自分も彼(女)のようになりたい
・他の多くの人も彼(女)には好意的だ

【愛情(抜粋)】
・彼(女)と一緒にいないと寂しくなる
・彼(女)を独り占めしたい
・彼(女)といつも一緒にいたい
・彼(女)のためにはどんなことでもしてあげたい


合計点を比べることによって、相手への思いが“好意”か“愛情”かがわかるという実験ですが、これを見る限り、“好意”とは尊敬や信頼の感情、“愛情”とは親密さや独占欲(俳他性)の感情だということが分かります。

恩師や憧れの先輩なら“好意尺度”は高いでしょう。恋人の場合は基本、“愛情尺度”の方が高いようです。

男性は“好意”と“愛情”が区別できない?

一般に、女性に比べ男性は“好意”と“愛情”の得点差があまりないといいます。なぜなら……実は男性は2つの感情をはっきり区別できない人が多いのです。

ですから、相談者さんが彼氏にこの実験を試してみて“好意尺度”が高かったからといって悲嘆にくれることはありません。

よく言われることですが、男性は感情を表現するのがとても苦手です。それは本能の問題で、頭のいい理論派の男性だからといって愛情をすらすら言葉にできるわけじゃないんです。

「好きだけど愛してはないの?」と問い詰めることによって男性は混乱します。

「好きだけど……実は愛してないのかなあ……」なんて悪い方へ考え始めてしまう可能性もありますから、違いにこだわり過ぎるのは考えもの。

相談者さんの彼は「好きだよ」と口にしてくれるのですから、その“好き”は彼にとっての“愛”だと受け取っていいように感じます。

それでも心配で、実験結果にこだわりたいのなら、チェックすべきなのは「一緒にいたい」「一緒にいないと寂しくなる」という項目の得点かな、と思います。

心理学者の伊東明氏もその著書『恋ができないうまくいかないあなたのための恋愛心理学』の中で、『恋愛の中で、「彼(女)と一緒にいたい」という感情は何より重要』と述べています。

ですから、この部分の得点が高ければ、「愛されてないのでは?」なんて悩む必要は全くないでしょう。

【参考文献】
・『恋ができないうまくいかないあなたのための恋愛心理学』伊東明・著

●ライター/mami(女優&ライター)

●モデル/福永桃子

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">

注目の記事

このコラム読んでどう思う?

  • いいね (3)
  • うーん (0)
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

恋愛jpをフォローする