まるで耐久テスト! 恋人の気持ちを試す癖がもたらすリスクと対処法

【相談者:20代女性】
私は彼に対して、本当はそんな気持ちはないのに、「もう別れたほうが良いかも」と言ったり、わざと冷たい態度をとって心配させようとしたりするずるいところがあります。

自分でも良くないと思っていますが、定期的にそういう気持ちになるのです。どうにかこの悪い癖を直す方法はないでしょうか?

a 恋愛をリスキーなギャンブルにしてはいけません。

ご相談いただきありがとうございます。仲人士の忽那里美です。

相談内容から、あなたは彼に対して、「本当に自分を愛してくれているか?」「どこまでなら許してくれるか?」を“試している”様子がうかがえます。

試された彼が慌てて、「いや、別れたくない」と言ってくれれば、「私はまだ愛されている」と安心します。しかし、それを繰り返した先には……。

恋愛をリスキーなギャンブルのように捉えるのではなく、心から楽しめるものにしていただきたく、筆を進めてまいります。

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自信がないから、彼を試してしまう

冒頭にも書きましたように、彼を“試す”行動を取っているとき、あなたのお気持ちはどんな感じですか? おそらく、

・「別れたくない!!」と言って私を安心させてよ……という期待
・「じゃあ、別れるよ」と言われたらどうしよう……という不安
・彼を試している、という罪悪感

こんなドロドロした感情が渦巻いているのではないでしょうか? それはあなたの求めている恋愛ですか?

では、どうして彼を試してしまうのでしょうか?

それは、あなたが自分自身を好きではないからです。自分を信じていないことが原因です。

「私は愛される価値が無い」「こんな私では誰も相手にはしてくれない」と思っているから、「こんな私でもいいの?」「きっとあなたは嫌いになるでしょう?」と試さずにはいられないのです。

『自尊心が低下してしまうと、自分では十分自分を愛することができないから、誰かに愛して満たしてほしい、と思う。ところが、自分のような「どこか足りない存在」では愛される資格が無いようにも思え、「こんな私のどこがいいの?」と試してしまう』
(水島広子さんの著書『精神科医が教える「愛する人と幸せになる」55のルール』より要約)

これがあなたの心の中に起こっている現象です。

“愛の耐久テスト”をやめて、“いま”の2人の関係を信じ切る

さて、“彼を試す”というご相談を受けるたびに、たとえが良くないかもしれませんが、“耐久テスト”を思い出します。

製品に対し負荷をかけ、「これで壊れないか?」「ここまでやっても崩れないか?」を試すテストです。

このテスト、どこまで続けるでしょう? そう、“物が壊れる”まで続けるのです。壊れてはじめて、「ああ、ここまでだったね」と終了するのです。

このままでは、あなたは“彼と別れる”ことを確認するまで“愛の耐久テスト”を続けてしまいそうです。もちろん、それが望みではないですね。

でも、それほど恐ろしいことを繰り返しているということです。そして、いまは耐えられているけれども、確実に彼の心に傷をつけています。

こんなに悲しいことは、もうやめましょう。いま、彼はあなたとお付き合いをしています。いま、彼はあなたを愛しています。それで充分ではありませんか?

“この先”が心配? それは誰にもわかりません。わからないことに心を持っていかれるのではなく、“いま”の彼、“いま”の2人をとことん信じましょう

それが積み重なって、未来になるのです。

【参考文献】
・『精神科医が教える「愛する人と幸せになる」55のルール』水島広子・著

●ライター/忽那里美(仲人士)

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