映画『ヒロイン失格』に学ぶ、求める恋と求められる恋、どちらが幸せになれるのか

【相談者:20代女性】
好きな人がいましたが、別の人に告白されたので諦めてそっちと付き合いました。これって間違っていますか?


みなさん映画は観てますか? 恋愛jpで映画のアドバイスを担当しております利根川です。

担当といっても映画を勧めるのが僕の仕事で、お悩みと同じような経験をしている映画や1シーンをお勧めし、少しでも答えのヒントになればと思いご紹介させていただきますね。

さて、“求める恋”と“求められる恋”ですね。間違っているのか……そんなことは知らんわね(笑)。

では、理想を考えてみましょ。恋愛の理想(王道)は、“お互いに求め合う(思い合う)恋=両思い”なわけです。

出だしはあんまり気にせず、最終的に理想に近づくのならいいのでは……と思います。互いに相手を思い合えれば幸せですよね。

自分が思えない相手であれば……それは恋とは少し違うと思うけどね。恋をしたければ理想(王道)を目指してほしいなぁ。

では、そんな悩める子羊ちゃんに1本、とっておきの映画をご紹介しましょ。まさに、片思いの女子の永遠のテーマを題材にした作品ですね。

『ヒロイン失格』発売元/バップ

160420tonegawa
映画『ヒロイン失格』Blu-ray&DVD発売中
価格:Blu-ray 5,800円+税/DVD 4,800円+税
発売元:バップ
(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会 (C)幸田もも子/集英社
http://www.vap.co.jp/heroine-shikkaku/

ストーリー

絶対に結ばれると信じていた大好きな幼なじみ、利太にフラれてどん底に突き落とされた女子高生はとり。そんな彼女に救いの手を差し伸べてくれたのは、学校一のモテ男、弘光だった。

それぞれに別の相手と付き合いはじめたのに、お互いの存在を心から消すことができないままでいる、はとりと利太。

ケンカもするし傷つくこともあるけれど、ずっと追いかけ続けてきた“私が好きな人”。最初はチャラく見えたのに、実は優しくてストレートに気持ちを伝えてくれる“私を好きな人”。

求める恋と求められる恋、幸せになれるのは一体どっちなの? 女子にとっての永遠のテーマに向き合った、はとりの選択は……!?


観客動員数200万人以上で、興収24.3億突破という記録的大ヒットをした、近年の日本映画界お得意のコミック原作ラブストーリーです。好きですよねー、この手の作品(笑)。

監督は『ハンサム★スーツ』『高校デビュー』など軽めの見やすいラブストーリーを作らせたら……の英勉監督。

しかし、本当に大ヒットでしたね! ここまでヒットするとは……。

まぁ、出演者がまさにヒットメンバーなんですね。主演に桐谷美玲ちゃん(はとり)、イケメン役2人が山﨑賢人くん(寺坂)、坂口健太郎くん(弘光)という10代が憧れるまさに“旬”な俳優!

とどめに主題歌が『西野カナ』さんでしょ。僕はよく知らないけど10代の女子たちには鉄板なんですねー。そりゃヒットしますよ。

お話はよくあるコミック原作ストーリーで、まさに王道。安心して観れますね。

両思いだと思ったら違った、一生懸命アプローチし出したら別のイケメンが出てきた。そしたら好きだったイケメンが戻ってきた……ってね(笑)。

この王道に共感するんでしょうな。女子の方々が通る道というのか……願望というのか……。

でもね、フッと思ったけど、女子が言うならまだカワイイで済むんだけど、メンズがこんなことを静かに考えていて、「俺が主役だぁ~」みたいにやってたら……なかなかゲスですけどね(笑)。

では、そんな“女子”向け『ヒロイン失格』名言をいくつかご紹介しましょ。

ヒロインの親友である中島(福田彩乃)が、“ヒロイン”流片思いの成就の仕方をはとりにレクチャーしていますので、ピックアップしてみましたー。

『ヒロイン失格』中島流ヒロインになる名言(1)~中島(友人)~

中島:「主人公が真実の愛に気づくまで、ヒロインはがっつかない。それが王道なの」

『ヒロイン失格』中島流ヒロインになる名言(2)~中島(友人)~

中島:「裏の顔がないと、一夏の恋で終わっちゃうよ。ギャップが大事。相手に一切会わなきゃいいよ。それがギャップ。あんたからバンバン連絡が来るかと思ったら一切来ない……どうしたんだろうと思い出す……あんたのことが気になり出す。会えない時間が愛を育てる! 我慢できず寺坂から連絡がきたらこっちのもの」

『ヒロイン失格』中島流ヒロインになる名言(3)~中島(友人)~

中島:「安達さんはね、告白っていうオーディションを受けて正当なヒロインになったの。あんたはオーディションも受けずヒロインと勘違いしてる劇団研修生! そんな脇役以下の奴に、舞台に立つ資格はない!」


いかがでしたでしょうか。中島流の恋の名言、面白いですねー。うまくいくのかどうかは知らんけど(笑)。

そもそもの発想が現代的というか……“ヒロイン”だなんてあまり声に出さないですよね。だって、みんな自分が人生の主役だしね……ヒロインでしょ、そもそも。

主役キャラ、脇役キャラ……だなんて、人として未熟なうちはそう考えたり声に出したりする人がいるかもしれませんね。小学校のときはいた気がする(笑)。

僕はその手の考え方が嫌いなんでね、この映画も最初どうしようかと思いましたが(笑)、最後にちゃんと締めてくれたので……まぁ……いいでしょ。

くれぐれも勘違いしないように。みんながみんな主役であり、ヒロインなんでね。

『ヒロイン失格』はとり流名言~はとり~

はとり:「あの子はクラスで全然目立たない脇役、あの子は最初ヒロインと敵対してるけど、途中で意気投合して仲良くなっちゃう中ボス役、でもさ、脇役だろうがなんだろうが、もう何だってよくない? だって、みんながみんな世界でたった1人のヒロインなんだから!」

あとは映画観て笑って、泣いて、感じて、きっとヒントがあると思いますよ。

ハッピーエンド目指して……。

現実は映画よりも映画っぽい。

利根川でした。

●ライター/利根川建一(映画専門家)

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