味だけではダメ? 高級レストランじゃなくても彼女が喜ぶお店の選び方

【相談者:20代男性】
付き合って3か月の彼女がいます。この前、デートのお店のことで彼女と揉めてしまいました。

僕はおしゃれじゃなくても安くておいしいお店をたくさん知っているので、見た目じゃなくて本当においしい食事を2人で楽しみたくて誘っています。

でも、彼女には「せっかくのデートなのにもっときれいなお店がいい」とかって言われてしまいます。たしかにデートですから彼女の気持ちもわかるんです。

でも、僕は普通の会社員で給料も安いので、いつもそうそう高いお店で食事をするわけにもいきません。

何かいい解決策はないでしょうか。ヒントを教えていただければと思います。よろしくお願いします。

a “デートの食事”の目的に合うか、基準に照らし合わせましょう。

日常の迷宮脱出ガイド、心理分析士の咲坂好宥です。

20代の会社員となれば、お給料なんてあっという間になくなっちゃいますよね(苦笑)。たしかにデートの費用というのは大問題かもしれません。

あなたのおっしゃっていることはよくわかりますし、彼女の気持ちも理解できます。

これは、“デートの食事”というものに対する解釈の問題なのではないでしょうか。

そこで、デートの食事にまつわる心理に目を向けながら、どうしたらいいのか考えてみましょう。

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デートにおける食事は、日常の食事とは目的が違います

まず、“デートにおける食事”の目的について考えてみましょう。これはもちろん、“バランスのとれた栄養をとること”ではありません。

いや、バランスのとれた栄養がとれれば言うことなしですが(笑)、日常の食事と一緒ではありませんよね。

これはずばり、料理のおいしさなどを話題にしながらも、“相手とのコミュニケーションを深めること”なわけです。

料理がおいしいというのは楽しくコミュニケーションを深めるための必要条件ですが、十分条件ではないということ。

つまり、まずければ気まずくなるので楽しいコミュニケーションの場においしい料理は必須ですが、料理さえおいしければ楽しいコミュニケーションがとれるわけではないのはあなたも身にしみているでしょうから、それだけでは十分ではないってことです。

では、おいしくても女性が嫌がるお店というのはどんなところなのでしょうか。

合コン・婚活アナリストである松尾知枝さんは、著書『1時間の食事で男の器量は透けて見える』の中で次のように列挙されています。

・店が薄汚い、床が油でギトギト
・座り心地の悪いパイプ椅子
・まわりがガヤガヤしていてうるさい
・焼肉や囲炉裏など、煙がモウモウ立ち込めている
・席と席の間隔が極端に狭い

ひょっとして全問正解ではありませんか(笑)?

たまに行くならまだしも、このようなお店ばっかりデートにセレクトしてしまうと、どんなに料理がおいしくても彼女がドン引きしてしまうのは無理ないのかもしれません。

汚くてもおいしい店がデートNGな2つの理由

では、なぜ汚くてもおいしいお店はデートにNGなのでしょうか。

それはまず、デートにおける食事の目的が“食事そのもの”ではなくて、“あなたとのコミュニケーションを深めて、場の雰囲気も含めて楽しむこと”だからです。

人間の感覚を“五感”と言う通り、食事といえども楽しむのは味覚が全てではありません。

たとえ味覚だけは超抜群だとしても、視覚、聴覚、嗅覚、触覚がどれもダメなら、全体の印象は“全然イケてないお店”ということになるのではないでしょうか。

それともうひとつ。個人差はありますが、心理学的には人間に元々備わっている承認欲求というのもキーワードになりそうです。

承認欲求というのは、超簡単に言うと「自分の価値を認めてほしい」「価値ある存在でありたい」という欲求です。

やっぱり、床が油でギトギトしていて隣のお客さんとぶつかりそうな狭い席で煙にまみれて食事するよりも、清潔でゆったり静かなお店にエスコートされたほうが、自分の価値を認められて「あー大切にされている!」って実感が湧くのが自然ですよね。

「彼女においしいものを食べさせてあげたい」というあなたの優しさは素晴らしいものです。

でも、これらのことを考えるとそれだけじゃ不十分だとおわかりいただけたのではないでしょうか。

そのお店は、料理と雰囲気、会話を全部楽しむのに適している?

とはいえ、デートのたびに毎回毎回三つ星レストランで食事ということになると、あなたの家計はあっという間に破綻しますよね。

これは一見ものすごいジレンマのようにお感じになるかもしれません。

でも、何もそんな高級店じゃなくてもいいんですよ。

あなたがお店を選ぶときに、ひとつの質問をご自分にしてみていただきたいのです。それは次のようなシンプルなものです。

「僕は彼女と料理、雰囲気、会話を全部楽しみたい。このお店はそれをちゃんと叶えてくれそう?」

この質問に「うーん……」と考え込んでしまうお店は、デート向きではないってことです。別の機会に、別の人と満喫しましょう。

いかがですか、簡単でしょ? もちろん三つ星レストランはその願いを叶えてくれることでしょう。

でも、そんな高級店じゃなくても、清潔感があってゆっくり会話が楽しめそうな雰囲気で料理もおいしいお店はたくさんありますよ。

そして、そんなにステキなのに価格はリーズナブルっていうお店を探すのが腕の見せ所なわけです。

お店に詳しい人に聞くのもよし、ネットでクチコミを調べるのもよし、ここは頑張りましょう。

もちろん、あなたの変化に彼女が気づかないわけがありません。

自分のためにいろいろ頑張って調べてくれたんだなって思えたら、承認欲求も満たされるしあなたへの愛情もぐっと深まるかもしれませんよね。保証はできませんが(笑)。

もちろんたまには、ちょっと汚くてもおいしい店でのデートもいいと思いますよ。それが“非日常的”ならそれも刺激なわけですから。

“お給料日前は安ウマで!”なんてアリかもしれませんね。お二人のデートがステキなコミュニケーションの場になりますように!

【参考文献】
・『1時間の食事で男の器量は透けて見える』松尾知枝・著

●ライター/咲坂好宥(心理分析士)

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