相性サイアク? 価値観の合わないカップルが仲良く付き合っていくコツ

【相談者:20代女性】
彼氏はとても几帳面な性格です。掃除が得意で部屋もきちんと片付いているし、洋服の管理も完璧。

私はどちらかというと大ざっぱで、部屋が少々散らかっているくらいの方が落ち着きます。いつもそのことでケンカになります。

「女ならちゃんとやれよ」と言われます。友人からも、「逆なら良かったけど相性悪いんじゃない?」と言われてしまいました。

結婚も考えていたのですが、考え直した方がいいのでしょうか? 悩みます。

a “普通”や“常識”より、重要なのは相手に対するリスペクト!

こんにちは。女優&ライターのmamiです。ご相談ありがとうございます。

私見ですが、「女ってこうなの」とか「男はそういうもんだ」なんて言い方が好きになれません。

ドラマや小説でそういうセリフを見つけるとなんだか腹が立って、物語に浸れなくなります。だって作り手の男性観や女性観の押し付けじゃないですか!

「女は嘘つき」「男は必ず浮気する」「女は感情的で男は理性的」「女は片付け上手」「男性はずぼらで大ざっぱ」?

確かにそういう人が多いってことはあるかもしれないですが……でもね。

「男らしい」とされる性格、「女らしい」とされる性格は確かにありますが、男性でも女性的な性格の要素が際立っている人もいれば、その反対だってある!

ですから、相談者さんの彼氏の「女なら」や、お友達の「逆なら良かった」という言葉がどうもひっかかります。

ただ実際問題、相談者さんがお悩みなのはよく分かるので、几帳面な男性と大ざっぱな女性の相性は悪いのか? お付き合いを続けていっていいのか? を一緒に考えてみたいと思います。

160415mami

結婚を考えるなら“カレハハ”がポイント

女性が男性よりもずぼらで男性の方が几帳面でも、私は基本問題ないと思っています。だってお互いの苦手なところを補い合えばいいんですからね。

女性もできる範囲で努力をするはずですから(してくださいね)、それでも気になる部分は男性が自分で掃除なり管理なりすればいいんです。

その代わり、女性側が男性より得意なこと(料理でも、家電操作でも)を頑張れば問題なし。むろん愛があればですけど。

しかし、結婚となると気になることが別にあります。

パーソナリティ研究家で恋愛心理に詳しい中嶋真澄氏の著書より引用しますと、

『几帳面で口うるさい男性はたいてい、母親が几帳面だったり、家のなかのことをきちんきちんとやってきた人である場合が多いので、片付いているのは当たり前と思っています』

どうでしょう? 相談者さんの彼氏はふたこと目には、「おふくろなら」とか「実家は」なんて口にしないでしょうか?

几帳面な母親に育てられた男性から見ると、“片付けられない女”は“女性失格”。女としてダメという烙印が押されてしまいます。

そしてそれは幼少期から植えつけられたもので、なかなか変えることができない思考です。

ですから、カレハハを見て“とても几帳面”だった場合は、彼氏との交際は少し考えた方がいいかもしれません。

恋愛だけならともかく結婚するのなら……男性は年を追うごとに自分の中の(母親に似た)女性像を押しつけてくるでしょうし、几帳面さの度合いは金銭感覚にも表れますので、共に暮らす上で何らかの問題が生じることは避けられないでしょう。

相手に対する“尊敬の気持ち”を失わなければやっていける

では結論として、私が相談者さんに彼氏との交際を諦めろと言っているかというと……そうではありませんよ。

別れた方がいいからといって、「それじゃ」なんて別れられるものでもないでしょうしね。

男女に限らず同じ人間なんていません。生まれも育ちも違うのですから、ぴったり合うカップルの方がまれで、価値観や生活習慣は少なからず違うものではないでしょうか。

うまくいくかいかないかは、お互いの“違い”を受け入れたり、理解したりできるかどうかにかかってきます。

相談者さんは自分が「女性なのに大ざっぱ」だと悩んでおられますが、視点を変えれば「彼氏は男のくせに細かいことにうるさい」ともいえませんか?

冒頭で書いたように、互いに「女のくせに!」「男だったら!」と“普通”や“常識”を振り回していたら傷つけ合うだけ。

根拠のない規範に互いをはめこもうとすることを続けていたら、愛も冷めてしまうでしょう。

“相性が悪い”相手というのは、言い換えれば“自分の持っていないものを持っている相手”なんだと思います。

自分の価値観だけが正しいのではなく、相手に対するリスペクト(尊敬の気持ち)を失わなければ、相手の持っている自分にはない何かを尊重でき、かけがえのないパートナーにだってなれるでしょう。


いかがでしょうか。「相性が悪いかも」だけで彼氏を諦められるならともかく、そうでないなら一度お互いの長所や短所、これだけは許せないことなどを話し合われてみることをオススメします。

彼が感じている違和感、相談者さんが感じられている違和感、個々の考える“普通”や“常識”だけが全てではないということを忘れずに。

1+1は必ずしも2じゃないんです。違う人間が組み合わさるからこそ、世界は大きく広がる可能性があります。

【参考文献】
・『気になる彼を引き寄せる恋愛心理テク』中嶋真澄・著

●ライター/mami(女優&ライター)

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