映画『めぐり逢い』に学ぶ、出会いのない人が運命の出会いをするコツ

【相談者:20代女性】
出会いがありません。どうすれば運命の出会いができるのでしょうか?


みなさん映画は観てますか? 恋愛jpで映画のアドバイスを担当しております利根川です。

担当といっても映画を勧めるのが僕の仕事で、お悩みと同じような経験をしている映画や1シーンをお勧めし、少しでも答えのヒントになればと思いご紹介させていただきますね。

さて、「出会いがない」。こういったお悩みを持っている方って多いんですよね。もったいないですねー。

そんなお悩みをお持ちの方へ、僕はいつもこう言います……「外に出ろ」。これしかないんだもん。人がいるところに行かないとね、出会いなんてないんですよ。

合コン、パーティー、イベント、飲み会。外に出れば人と出会う機会なんて山のようにあります。

それでも“恋人・友人ができない”=“出会いがない”と言っている方は、出会いがないのではなくて、“出会っても関係がつくれていない”だけなんですね。

大事なのは、出会ったときにする会話(コミュニケーション)なんですよ。数もですが、質も大事なんですね。

そこでご紹介しましょう、大人の男女のおしゃれな会話を。

ここまでしろとは言いません! でも、こんな風に初めて巡り合った男女が会話を楽しめたら、何かしらの関係になりますから。そこから始めればいいのです。

『めぐり逢い』販売元/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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『めぐり逢い』
販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2014年05月02日発売(発売中)
希望小売価格:1,905円+税
品番:FXXQ-1240
JANコード:4988142973924
特記事項:スタジオ・クラシック・ブルーレイ
(C)2014 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

ストーリー

ニューヨークへ向かう豪華客船のデッキで出会った画家でプレイボーイのニッキーと歌手のテリー。二人は次第に惹かれ合うが、お互いに婚約者がいる身の彼らはそれぞれの恋を清算して、半年後、エンパイアステートビルの屋上で再会することを約束するが……。


1957年のアメリカ作品。監督はレオ・マッケリー。もう、名作中の名作です。

思い出すだけでも切なくなるねー。いい映画なんです、本当に。とりあえず、泣きたい人におすすめ。笑顔になりたい人にもね。

もともと、マッケリーが1939年に制作した映画『邂逅』をリメイクした作品です。

出演はケーリー・グラント(ニッキー)とデボラ・カー(テリー)の名優2人。この2人が絶妙過ぎる!! なんなんでしょうか……もうなんなんでしょう!

余裕というか、風格というか、魅力というか……映画俳優だからなんていったらそれまでなんですが、人の魅力ってこんな感じのことを指すんでしょうね。

そうそう、この作品の後、ウォーレン・ベイティが主演のバージョンや、トム・ハンクス、メグ・ライアンが出演の『めぐり逢えたら』でも同じようにリメイクされましたね。

それだけ王道のラブストーリーの展開なんですね。みんなが欲しいやつだよ(笑)。いろいろなバージョンがあるけど、この作品がNo.1ですね……僕は。

もうね、シャレオツ! セリフが甘々!! こんなのいつ言うんでしょうか! ってセリフが満載。それが、全て絶妙。

こんな会話のキャッチボールがさりげなくできたら……そりゃカッコいいわなぁ。ということで、シャレオツ名言をいくつかご紹介します。

“めぐり逢い”流名言(1)~ニッキー/テリー~

※出会いの名シーン。ニッキーが忘れたタバコケースをテリーが拾うシーン。

ニッキー:「失礼、僕のタバコ入れだ……」
テリー:「(相手の反応を見ながら)実は私宝石泥棒なのよ、あなたのだって証拠は?」
ニッキー:「中に僕への献辞がフランス語で“ニコラへ……”と」
テリー:「あなたが有名な(プレイボーイ)……お熱い献辞なのね。私フランス語が不得意なの、訳してくださらない?」
ニッキー:「“ヨットでの夢の三夜に……ガブリエラ”だよ」
テリー:「そう……あなたのね」

“めぐり逢い”流名言(2)~ニッキー/テリー~

※初めての出会いの後、場所を船室に移動した2人の会話ね。

ニッキー:「助かったよ、退屈で死ぬところだった……。船の出航以来、美人を見ていなくて、美人はもう旅をしないのかと諦めていたら君がいた。君は命の恩人だよ」
テリー:「そんなセリフで女性を口説いてきたのね、私がそれで参るとでも?」
ニッキー:「参ったら驚きだよ。グズグズできない。“人生はシャンパンの泡だ、軽く陽気に”」
テリー:「私はロゼが好きよ」
ニッキー:「一緒にバラ色の夢を見よう……嫌かい?」

“めぐり逢い”流名言(3)~ニッキーの祖母~

テリー:「なんて美しい庭なんでしょう……ずっといたいわ」
祖母:「だめよ、若いのに……ここは思い出に浸る場所、“若いときは思い出をつくるの”」


いかがでしたでしょうか、素敵な会話のキャッチボールですね。これが大人の男女のキャッチボールです(笑)。

お決まりの定型会話なんて面白くもなんともないんですよ。印象にも残らないし……。大事なのは相手に興味をもつこと。そして、それを素直に伝えることなんじゃないでしょうかね。

人に無関心だとなかなか会話なんて弾みませんからね。人のいいところ、褒めたいところを探して、うさん臭くても伝えてくださいな(笑)。そこからきっと会話が始まるはず……。

では、今回の僕のおすすめのシーン、“ニッキーの祖母のピアノのシーン”です。これはねぇ、物語としてもとても大切なシーンなんだけど、素直にいい。大好きなシーンですね。

祖母役のキャスリーン・ネスビットの表情もいいんですが、祖母を挟んで見つめ合う2人がまた最高過ぎて……言葉じゃないんですね、ここまでくると。

目と目で会話するわけですよ。ここはぜひ見て欲しいなぁ。物語としても大切なシーンで、ここから大きく変わっていくわけです。そして、映画史に残るエンディングへと向かっていきます。

あとは映画観て笑って、泣いて、感じて、きっとヒントがあると思いますよ。

ハッピーエンド目指して……。

現実は映画よりも映画っぽい。

利根川でした。

●ライター/利根川建一(映画専門家)

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