共通点ナシでどう攻める? 自分と性格が正反対な相手と仲良くなるコツ

【相談者:20代女性】
大学のサークルに気になる人がいます。笑顔がステキな優しい人で、できればもっと仲良くなりたいと思っています。

でも、彼は私とは性格というかタイプが全然違うんです。

この前話をしたときも、私はのんびりした性格でいつも変わらないことに安心するなどの話をしたところ、彼はむしろ真逆で、毎日同じことをくり返すのが苦痛だと話していました。

実際、彼は一人旅も好きみたいで、知らない人ともどんどん仲良くなっていくタイプです。

休みの日は家でゴロゴロするのが好きで、どっちかというと人見知りの私には少しうらやましい性格です。

こういう性格が違う人と仲良くなるためのコツみたいなものがあったらぜひ教えてください。よろしくお願いします。

a 彼を突き動かす根本的ニーズを認めて、尊重してあげましょう!

日常の迷宮脱出ガイド、心理分析士の咲坂好宥です。

たしかにお話を伺うと真逆ですね(笑)。まあ性格というのは全く同じ人なんていませんから、同じタイプの人でないと相性が悪いなんてことはありませんよね。

でも、より仲良くなるためには性格の違いをよく理解した上で、上手に関係を作っていったほうがよさそうです。

そこで、性格ってどんな風に違うのか見ていきながら、人間関係を作っていくコツなど考えてみましょう。

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6つの根本的ニーズは共通でもその比率が人によって違う

性格、とザックリ言ってしまうと漠然としますが、そこからくる違いは思考パターンや行動パターンにあらわれます。

これらのパターンについてはさまざまな分類がされていますが、今回は世界NO.1コーチの呼び声も高いアンソニー・ロビンズによる分析をご紹介しましょう。

アンソニー・ロビンズによると、人が何かの行動をする根本的な理由を探って行くと、ほぼ6つのニーズにたどり着きます。

彼はこの生理的・本能的なニーズを『シックス・ヒューマン・ニーズ』と呼びました。

6つのニーズを超カンタンにご説明すると次のようなものです。

(1)確実感・安定感……安定することで安心したいというニーズ。

(2)不確実感・変化……変化や刺激を求めるニーズ。

(3)重要感……他人から認められたい、価値ある存在でありたいというニーズ。

(4)愛・つながり……愛されたい、一体感やつながりを感じたいというニーズ。

(5)成長……自分をより高めたいというニーズ。

(6)貢献……他人の役に立ちたい、喜んでもらいたいというニーズ。

どんな人もこれらのニーズを全て持っているわけですが、人によってその内訳の比率が違うのです。

たとえばぼくという人間は、“確実感10%、不確実感25%、重要感25%、つながり10%、成長20%、貢献10%”の比率で混ぜ合わさっている、というようなイメージでしょうか。

価値観や思い込みが人それぞれな理由

あなたが休みの日は家でゴロゴロするのが好きなのは、確実感・安定感を求めるニーズが強いからかもしれません。

彼が一人旅を好きなのは、不確実感・変化が大好物だからかもしれません。

これらの根本的なニーズだけでなく、人にはそれぞれ育っていく過程ででき上がる価値観や思い込みもありますよね。

たとえば、子どものころ親から「世界はワンダーランド、まだ知らない楽しいことがいっぱいある」と教わってきた人は、他人との交流や見知らぬ世界に積極的になるかもしれません。

逆に、「世間は鬼ばかり、社会は冷たい」なんて教えこまれた人は社会との交流に対して気が重くなるかもしれませんよね。

このように考えると、人のタイプなんてまさに無限大にあるわけです。でも、ぼくらはそのことを日々の日常の中で忘れてしまいますよね。

そして、「あの人とはタイプが合わない」とか、「あの人は何を考えているのかわからない」とか、挙句の果てには、「あの人は特殊だ」なんて言ったりします。

もちろん“相性”というものがありますから、全人類とわかり合うことなんてできないでしょう。

でも、人が文字通り千差万別だということが理解できれば、タイプが合わないとか特殊だとかって当たり前だとわかりますよね。

その言葉、そっくりそのままオマエモナーってことです(笑)。

気になっている彼とあなたが全然違うタイプだというのは、シックス・ヒューマン・ニーズの比率や価値観・思い込みのでき方が違うという当然の結果であって、だから仲良くなれないということではありません。

その違いを理解して尊重できれば全く問題ありません。

仲良くなる秘訣は自分と相手との違いを楽しむこと

では、そんな全く違うタイプの人ともっと仲良くなる秘訣は何でしょうか。それは、自分と相手との違いを理解し、楽しむということにつきると思います。

もう少し具体的に例をあげてみますね。

アンソニー・ロビンズは、相手をよく理解するにはシックス・ヒューマン・ニーズのうち、強く出ている2つに注目することだと話しています。

たとえば先程のぼくのパターン、“確実感10%、不確実感25%、重要感25%、つながり10%、成長20%、貢献10%”(これテキトーですよ・笑)で見てみましょう。

咲坂好宥という人間をよく理解するための鍵は、強く出ている上位2つである不確実感(変化や刺激を求めるニーズ)と重要感(他人から認められたい、価値ある存在でありたいというニーズ)ということになります。

彼の行動を見たら「この行動は6つのうちのどれだろう?」という感じで考えてみてください。

彼の話を聞いたときも「この話は6つのうちのどれだろう?」という感じで考えてみてください。

だんだん傾向が見えてきますから。

そして、彼の行動パターンや思考パターンに大きな影響を与えているそのニーズ、特に上位2つが推測できたら、それを認めてあげて、尊重してあげてください。

そして、「私とは違うけれど、あなたのそういうところは素晴らしい」ということを、気づくたびに伝えるのです。

もしあなたが本能的に持っているニーズや大切にしている価値観をこんな風に口に出して認めてくれる人がいたら、その人への好意度はすごい勢いで上がりますよね?

それと同じことを彼にしてあげることができれば、たとえどんなにタイプが違っていても、彼のあなたへの好意度はぐーんとアップしますよ。

彼との仲がぐんと接近しますように!

●ライター/咲坂好宥(心理分析士)

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