騙されてもメロメロ!? ダメ男との“ノロケ話”をする人の心理

【相談者:30代女性】
誰が見てもだまされているのに、「彼とうまくいっているの」と自慢話をする女友達がいます。忠告しても人の話を一切聞き入れず、のろけてくるのです。どうして忠告を聞き入れてくれないのでしょうか?

a 都合の悪いことを信じたくないという心理が働いています。

ご質問ありがとうございます、婚活塾塾長の藤田サトシです。

のろける人は、どうしてのろけるのでしょうか? 人はマイナスな部分を受け入れたくないからです。うまくいっていると信じたい心が強く作用するのです。

これを、『防衛機制の否認』とか、『認知性不協和理論』といいます。イソップ物語のすっぱいブドウとキツネの話が有名ですね。

誰の目にも悪い異性と分かる相手から抜け出せなくなるのです。だまされてもその相手の言っていることを信じようと自分を仕向けてしまう強い力が心に働くのです。

人の心は、こういった妙な癖があるのです。周りからどんなに忠告をされても、「相手とはうまくいっている」「好かれている」と判断してしまうのです。

そして、それを口に出し、自分の考えに間違いがないということへの同意を求めようとする人もいます。

都合の悪いことを信じたくないから、その相手を信じ抜こうという強い力が働くのです。男女問わずです。

何も根拠がなくても他人のアドバイスを受け入れず、ひたすら好きな相手を意味なく信じようとしてしまうものなのです。

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最後までだまされ続け、最後までのろけるものなのです

よく貢がされている人の話があります。彼らに共通する点は、だまされていることに気がつかずさらに深みに入っていくことです。

さらに多くの場合、そういった人は同じような経験を継続していくことに驚かされます。

自分にとって都合の悪いこと、信じたくないことから逃避しようと考えてしまうのです。不都合なことから目を背けていくわけです。

仮に相手が信じたくないことを言ったとしても、『防衛機制の抑圧』といい、都合の悪いことを意図的に忘れようという作用が人の頭には起こるものなのです。

さらに悪いことに、もっと貢げば改善すると信じてしまうケースが多いです。他人がいくら忠告してもよい方向にしか考えず、お金が尽きるまで、のろけて貢ぎ続けてしまいます。

悪いホストにだまされて貢ぎ続け、ボロボロにされていく心理も全く同じで、相手から本当に愛されているんだ、最後にはバラ色の結婚が待っているんだと信じているのです。

恋愛に限らずに、悪徳な投資会社のターゲットになった顧客も同様で、よくなることしか目に映らないのです。

これを『プロスペクト理論』といい、最後には理想の結果が待っていると根拠がないのに信じてしまいます。

では、どうして本人には見えないか

目には見えているけど、その人の心の目には見えない部分があるのです。これをコーチングの世界で『スコトーマ』といいます。

再びダメンズの話をしましょう。ダメンズとは近寄ってはいけない男、あるいは、悪い男のことです。そんなダメンズに興味をもってしまう症候群があります。

だまされている本人はこのことをまったく理解しようとしないものです。

たとえば、健全な独身男性には見向きもせず、既婚者と不倫を重ねる場合も同じです。無意識のうちに既婚者を選ぶこともあります。

それはひとつに、「朱に交われば赤くなる」というように、女友達がそういう種族だったという原因が考えられます。これを『モデリング』といいます。

人は無意識のうちに、環境によって自分の行動が決められていくのです。重要なことは、“無意識のうちに”決まってしまうということです。

無意識は意識の司令塔になっており、自分では意識できないといわれています。『エディプスコンプレックス』も同様で、父親が不倫を繰り返す男の場合、それが一般的であるという刷り込みがされてしまっているのです。

まるでヒヨコが生まれたときに初めて見たものを親と思うように、人も幼少期に初めて見た異性のイメージが刷り込まれてしまうものなのです。

だから、悪い男が基準にある場合、悪い男しか目に入らなくなり、いくら他人が忠告しても周りが見えないのです。

●ライター/藤田サトシ(婚活塾 塾長)

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