日本がピンチに! 結婚できない“非モテ”が増えるリスクと取るべき対策

こんにちは。ライターの菊乃です。

恋愛関係が華やか過ぎて生涯独身だった映画監督の小津安二郎や、信念があって独身だった上杉謙信のように、自ら選択して独り身を貫くのもステキだと思います。

しかし、そのへんにたくさんいる結婚しそうもない方々のうち、そういう人は少数派でしょう。

いつかはしたいと思いながら、気が付けば30代、40代という方々を放っておくとどうなるのか考えたことがありますか?

非モテは、その人だけの問題ではなくて、日本経済をもろくする存在なのです。

既婚者の方がたまに残酷な質問をすることがある。「なぜ、結婚しないの?」。これはホームレスに「なぜ、仕事をしないの?」というように残酷だ。

30代男性の30%は交際相手が0人というデータもあるし、もしかしたら一見普通に見える同僚も一度も付き合った経験がないかもしれないのだ。

本人が認めるかどうかはいざ知らず、“しない”のではなく、“できない”のだ。個人の問題と言ってしまえばそうだが、それらを放っておくとどうなるのだろうか。

今の日本の人口は約1億2千万人です。

『国立社会保障・人口問題研究所』が発表した結果によると、34年後の2050年には2,000万人以上減って1億人を下回ると予想されています。

1965年と同じくらいの人口ですが、その内訳が大きく違うのです。

・1965年……未成年36.7%/高齢者6.3%(9,921万人)
・2050年……未成年13.3%/高齢者39.8%(9,706万人)

※未成年は19歳以下、高齢者は65歳以上。

今のあなたが勤めている会社は、34年後にはどうなると思いますか? お店であれば、利用者が減っていくので売り上げは減ります。

飲食店であれば、食べ盛りの人口が減るので今よりもっと飲食店数が減る可能性があります。子どもが少ないので、学校の数が減るかもしれませんね。

今だって待機児童の問題が深刻なのに、子どもを育てる人が少数派となった社会では育児を支援するための予算が減る可能性もあります。

もし、あなたが飲食店を経営しているとしたら、今の従業員を養っていくためにどうしますか?

どんなに努力をしても、食べる人口が減っていくと、売り上げは落ちます。

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お節介が日本を救う

先日、上野動物園のパンダの繁殖が失敗したというニュースを見ました。

発情期の同い年のパンダをお見合いさせたらしいのですが、お互い選り好みしているうちに発情期が終了したらしい。

「ほら、この人いいでしょ」と引き合わせてもうまくいかないのは人間も同じ。

でもきっとパンダの場合は、人間がお節介をしてくれるのでしょう。パンダはかわいいし、赤ちゃんパンダが生まれれば動物園の人気者になる。

1960年はお見合い結婚が49.8%、恋愛結婚が41.1%でした。

結婚相談所などではなくて、職場の上司や近所の親戚などが良くも悪くもお節介をして、出会いの場を作っていました。

動物園のパンダのように、周りが世話をしてくれたのです。生涯未婚率は男1.5%、女2.53%でした。

それが良いか悪いかは別として、恋愛には無縁の非モテもなんとか結婚した時代でした。

2010年はお見合い結婚が5.3%、恋愛結婚が88%です。恋愛の延長上に結婚があると思う方が多いのです。

大枚はたいて結婚相談所に入会しても、みんな恋愛したくて成婚率は1割以下なのです。

いきなりお見合いのセッティングはムリでも、フリーの人にみんながちょっとずつお節介をするようになってほしい

「なぜ、結婚しないの?」などという本人も困る質問をせずに、「今度フットサルをやるんだけど、人数足りないから来ない? 紹介したい女の子もいるんだ」「お花見やるからおいでよ。社外の人と出会うこともあまりないでしょう」程度で気軽に誘ってほしいのだ。

『つけ麺TETSU』の創業者である小宮一哲さんは、少子高齢化時代を見越して初めは海外進出を考えたそうだ。

だが、「それは、日本を見捨てることになっているのではないか? じゃ、未来もおいしいラーメンを食べてくれる日本人を増やすための事業をやろう」と、無料の社会人サークルアプリを作ることにした。

身分証明書を提出してもらって、未婚・既婚に限らず誰でも登録できる。広告収入の一部は育児支援事業に寄付される。

このアプリ開発に、小宮さんはこれまで私財を2,000万円以上使っている。

普通の人にここまではムリだと思うのだが、一人ひとりが自分にできる小さいことを考えて行動してほしいと思う。モテない人の増加は、社会問題だ。

【取材協力/小宮一哲】
『つけめんTETSU』など人気ラーメン店を展開する、『株式会社YUNARI』代表取締役社長。1976年東京都生まれ、39歳。人口減少や少子高齢化など日本の弱体化に危機感を募らせ、「ニッポンを元気にしたい!」という情熱を持って新会社を設立。人口減少の食い止めや、会社の活性化などをモットーに事業を推進する。将来はIPOを目指していく。
ニッポン元気モリモリ株式会社

●ライター/菊乃(遅咲き姫専門家)

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