デトックスもできる! “お粥”の効用10コと食べるときの注意点

こんにちは。トータルヘルスナビゲーターのSAYURIです。

2015年の年末ごろから都内で増えつつあるのが“お粥専門店”。昔からあるお粥がなぜ今、注目されているのでしょうか?

たっぷりと水分を含んだお粥は普通のご飯と比べて低カロリーだからというのもひとつの理由ですが、他にもお粥には嬉しい効果がいっぱい。

今回はお粥の魅力と古来から伝えられるその効用、現代人だからこその注意点をご紹介したいと思います。

お粥の歴史

私たち日本人は古くから体調がよくないときやお正月明けにお粥を食べてきました。赤ちゃんの離乳食でもお粥は使われています。

その歴史は非常に長く、鎌倉時代初期の禅僧、道元禅師(1200年-1253年)が残した『赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)』の中で、『摩訶僧祇律(まかそうぎりつ)』という仏典から引用した『粥有十利(しゅうゆうじり)』というものがあるほどです。

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粥有十利

お粥には10の功徳があるとされています。今では『お粥の十徳』と分かりやすく表現されていますが、正確には『粥有十利』と言います。

お寺によっては今でも毎朝の食事にお粥を食べ、お粥(おかゆ)とは言わず“粥(しゅく)”または“浄粥(じょうしゅく)”と呼んでいるそうです。

具体的には以下のような効用があるとされています。

(1)“色”……顔色や肌の色艶をよくする
(2)“力”……体力・気力が増す
(3)“寿”……寿命を延ばす
(4)“楽”……食べ過ぎにならないので胃に優しく体が楽になる
(5)“詞清辯”……頭の働きがよくなり、言葉が清く爽やかになる
(6)“宿食除”……前に食べた物が残ることなく、胸焼けもしない
(7)“風除”……風邪をひかない
(8)“飢消”……消化がよく栄養となるため飢えを消す
(9)“渇消”……喉の渇きを癒す
(10)“大小便調適”……大小便のお通じがよくなる

血糖値が素早く上がるために頭がクリアになる、お米にたっぷりと含まれた水分が喉の渇きや全身の水分補給になり便通をよくするデトックス効果も期待できるなど、これらの効果は近代栄養学から見ても非常に理にかなっていますよね。

それでも現代人は食べ方に注意が必要かも!?

それだけいいことずくめなら、「早速、取り入れたい!」と思われるかもしれません。しかし、昔の人と現代人では“食べ方”に大きな違いがあるので注意が必要です。

それは噛む回数。道元がこの粥有十利を書いた鎌倉時代では1回の食事での咀嚼回数は2,600回。もちろん、たとえお粥でもしっかり噛んでいました。

ところが、今の日本人の1回の食事における咀嚼回数は約600回程度しかありません。

お粥も炭水化物。炭水化物分解酵素は唾液と小腸から分泌されるため、よく噛んで唾液としっかり混ぜ合せないと消化されにくいのです。

「ヘルシーだから!」と飛びつくだけでなく、たとえ柔らかいお粥でもしっかり噛むことをお勧めします。

●ライター/SAYURI(トータルヘルスナビゲーター)

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