生きている実感が欲しい!? ストレスで過食してしまう心理と防止策3つ

【相談者:10代女性】
はじめまして。私は高校生のころに嫌なことがあると大量に食べてストレスを解消することを覚えてしまいました。大学に入ってからもやめられず、量も頻度も増える一方です。

太るのも嫌ですし、食べた後のむなしくやる気が起きない感じがとてもつらいのに、なぜこんなに食べ続けてしまうのでしょうか?

a たくさん食べたくなるのは、生きている実感がもっと欲しいというサイン! 『低血糖』に気を付けながら食事を思い切り楽しんで!

こんにちは。ご相談ありがとうございます。コラムニストの愛子です。

“生きていること”を最も簡単に実感できるのが“食べる”という行為です。

食欲旺盛だということは、それだけ生命エネルギーも強いということ。持っている力を存分に発揮しきれていないとき、あり余ったエネルギーは食へと向かいやすいのです。

その他にも、食への罪悪感と糖質過多からくる『低血糖』も過食衝動をとめられない大きな原因です。

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(1)もっともっと、自分の心に正直に!

「食べることで埋めているものは何かな?」と考えてみてください。

やりたいことを諦めていたり、やりたくないことを我慢してやっていたり、自分らしさを無視していたりすると、生きている実感を持てずむなしくなります。

その穴を一時的に埋める手っ取り早い方法が“食べること”なのですね。食べることで一時的に満たされるのは、『セロトニン』や『ドーパミン』などの幸福ホルモンが分泌されるからです。

そして、「食べたら元気になった」ということを脳が記憶してしまい、同じ行動を取りやすくなってしまいます。

心理学用語では『オペラント条件付け』と言い、ある行動を取ることで報酬を得ると、条件付けられて同じ行動を取るようになることが知られています。

(2)食べるときは罪悪感を持たずに食事を楽しんで!

過食に悩む多くの方が、食べることに罪悪感を持っています。それこそが過食を助長しているのです。

罪悪感を持ったまま食べると、どんなにたくさん食べても満たされません。それどころか食への執着はさらに高まるばかりです。

心理学者の植木理恵さんは、著書『シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術』でこんなことを仰っています。

『「禁止される」ということは、興味や関心をかきたてられるだけでなく、禁止されたそのものを魅力的に見せ、価値まで高めてしまうものなんですね』

この現象を、心理学用語で『心理的リアクタンス(カリギュラ効果)』と言います。

食べてはいけないと思うから、余計に食べたくなるというわけです。「お腹いっぱい食べていいんだよ」って自分に何度も言ってあげてください。せっかくの食事ですから、思い切り楽しみましょう。

(3)糖質の摂取量に注意して!

過食してしまうとき、選ぶ食材は多量に糖質を含む物が増えると思います。

糖質の摂取量が多過ぎると急激に高血糖になります。血糖値の上がるスピードと下がるスピードは比例しますので、今度は急激に血糖値が下がることになります。

高血糖時には満腹感を、低血糖時には空腹感を感じるため、まだ胃の中の食べ物を消化できていない段階でお腹が減ったと感じてしまい、食べ過ぎにつながるのですね。


「食べるのをやめなくちゃ」と思わなくても大丈夫。その代わり、自分の心の声に耳を傾けること。そして、届いたその声に正直になる勇気を持ってください。

あなたがあなたらしく生きはじめたとき、過食衝動は自然と消えます。

【参考文献】
・『シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術』植木理恵・著

●ライター/愛子(アンメラダイエットアドバイザー)

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