約束は分刻みで!? 遅刻グセが直らない彼氏に時間を守らせる心理テク

【相談者:20代女性】
彼氏が遅刻ばかりします。デートで約束通りの時間に来たことがほとんどありません。学校やバイトもギリギリとか遅刻が多いらしく、それを聞くとイライラします。

他のところは好きなのでどうにかして“遅刻グセ”を直してほしいのですが、どうしたらいいでしょうか。

怒ったり注意したりすると謝りますが、またすぐ繰り返して効果なしです。

a 待ちあわせは分刻みに! 注意は優しい愛に挟んで伝えましょう。

こんにちは。女優&ライターのmamiです。

ひとつ相談者さんにご質問があります。彼と2時に待ち合わせたいとして、次のどれを言いますか?

(1)「絶対に2時に来て!」
(2)「遅れても10分までだからね」
(3)「待ちあわせは1時45分にしよう」

3つのうちどれが最適なのかを説明しながら、彼に“もう遅刻させない”テクニックを伝授したいと思います。

160226mami

待ち合わせは中途半端な時間を指定する

まず(1)ですが、「絶対」という強い言葉を発することによって、かえって反発してしまいたくなる可能性があります。

使う人にもよるのですが、これまで何度も遅刻されている相談者さんの「絶対」には、そこまでの強制力はないと思った方がいいでしょう。

(2)の「10分まで」は譲歩しちゃってるので、さらに遅刻される可能性が大

よって、好ましいのは(3)ということになります。

1時45分という中途半端な時間を指定することで、相手は「何か意味があるのかな?」と考え守りたくなります。印象にも残りやすいのです。

心理学の専門家で精神科医のゆうきゆう先生によると……『約束やお願いをするときは、わざと中途半端な時間を指定すること! それだけで気持ちを強くあやつることができる』そうです。

「2時」という約束よりは、「1時45分」。もっと言えば「1時46分」といった時間を指定する方が、時間を守ってくれる確率が高まります。

“叱る言葉”を“優しい言葉”で挟んで言う

遅刻グセのある彼氏さんは、相談者さんが怒ったり、注意したりしても効果ナシだそうですが、いつもどんなふうに注意されているのでしょうか?

心理学には『初頭効果』と『親近効果』という2つの理論があります。

『初頭効果』とは、“最初の言葉が印象を作る”という理論のこと。

たとえば、

A:「まきちゃんは、ずる賢くて、キレイで、グラマーです」
B:「みきちゃんは、キレイで、グラマーで、ずる賢いです」

2つの文章の、どちらに良いイメージを持ちますか?

「ずる賢い」があるので、どちらも良いイメージがしないかもしれないですが、多くの人はみきちゃんを選びます。

つまり「ずる賢い」というマイナスな言葉がどこに入っているかで印象が変わってしまうのです。

ただし、中には「どちらかというと、まきちゃんかな」という人もいて、その人は『親近効果』の強い人です。

彼(彼女)には、

「まきちゃんは、ずるいところもあるけどグラマー!」
「みきちゃんは、グラマーだけど、ずるい奴なんだ!」

というふうに聞こえてしまう……。

『親近効果』とは、一番最後に聞いたものが強く印象に残る現象なんです。

そして厄介なのは、この『初頭効果』と『親近効果』はどちらが正しいという明確な裏付けがなく、“人によって違う”というところ。

相談者さんの彼氏の問題に戻りますが、彼氏に注意するとき、「○○くんは優しいしかっこいいから大好きだけど、遅刻するのが大きな欠点なんだよ」と言うと、親近効果の強い彼には強く響きます。

反対に初頭効果の強い男性なら、「遅刻さえしなければ、○○くんはかっこいいし優しいし大好きなんだよ」と言うと、響きやすいでしょう。

ただし、叱られてばかりいると、男の人って自分の悪いことを棚にあげて、否定されてる、理解されてない、とだんだんいじけて引いてしまうこともあるんです。

遅刻を注意したことで、2人の関係が壊れてしまったのでは元も子もありませんよね。

そのため、おすすめしたいのは「○○くんはカッコいいよ。遅刻するのがたまにキズだけど、とても優しいから好きなんだよ」と愛のある言葉で挟んで伝えること。

これなら、初頭効果の強い人、親近効果の強い人のどちらに対しても耳に優しく響きます

「そんなに優しく注意したんじゃ直りっこない!」と思われるかもしれませんが、最初の言葉で緊張を解いてリラックスさせることで、肝心な否定の言葉が心に染みるんです。

遅刻して、また叱られる……と構えている彼にとっては意外性もあるでしょう。

そして最後に再び優しく包み込んであげることで、指摘された事実を素直に認めることができるはず。

認めることができれば、直すことだって必ずできるんです。彼への愛を込めて……ぜひ試してみていただけたらと思います。

【参考文献】
・『こっそり使える恋愛心理術』ゆうきゆう・著

●ライター/mami(女優&ライター)

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