別れるのは時期尚早? カップルが倦怠期に陥る心理と乗り越え方

【相談者:20代女性】
同じ大学の彼と付き合い始めて半年が経ちましたが、最近会えないことが続いています。「バイトが忙しいから」「ゼミの課題があるから」と理由を付けられて学校の講義を一緒に受けるときくらいしか会う時間がありません。

ひょっとしたら私に飽きてしまって、他に気になる女性ができたのではないか? と疑ってしまいます。友達からは、「好きだったら会いたがるしそんなに放置されるってことは浮気しているんじゃないか」とも言われます。

別れたくないけど、惰性で付き合っていても仕方ない気もします。どうすればいいですか?

a 倦怠期には、別れた後のことを想像してみましょう。

こんにちは。恋愛カウンセラーの桜井です。状況を教えてくださりありがとうございます。

付き合いがある程度続くと、交際当初のようなトキメキや高揚感はなくなっていくのが普通です。メールやLINEを頻繁にしたり、こまめに会ったり、というようなことは減っていきます。

つまり、相手の存在に慣れてしまうのです。これを『倦怠期』と呼びます。

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倦怠期が訪れる理由

では、どうして倦怠期になってしまうのでしょうか? これには『快楽原則』という心理が働いています。

快楽原則とは、心的機能を支配する基本原則の1つであり、グスタフ・フェヒナーが作り上げ、ジークムント・フロイトが取り入れた精神分析学の概念のことです。

コトバンクによると、『人間の心的過程は、本来、緊張に基づく不快を回避し、空想または現実の満足によってその緊張を低下させることによって快を得ようとする』というものです。

たとえば、職場で上司からイヤミを言われて、最初は嫌な気持ちになりますし、会社に入れば残業はあるし、その割には給料は安いし、「ふざけんな」という気持ちでイライラすることもあります。

しかし、それも時が経ち職場環境に慣れてしまえば何とも思わなくなり、周囲から「ブラック企業なんじゃないの?」と指摘されて、「あ、そうだったんだ」と気付くことがあります。

このように人はどんなに過酷な状況に置かれて最初はつらかったとしても、そのうちその環境に自分を適応させて慣れてしまい、何とも思わなくなってしまうのです。

しかし、この『快楽原則』はつらいことだけではなく、楽しいことにも適応してしまうのです。

恵まれすぎている人は自分がどれだけ恵まれているのか気付けないことがあります。だからこそ、恋愛の楽しさや恋人と一緒にいる時間の快適さにも慣れてしまい、倦怠期が訪れます。

別れた後の生活を想像してみる

基本的に、復縁というのはとても難しいです。だから一度別れた相手とはもう二度と付き合えないという前提で別れは決めましょう。別れても友達でいられる、ということも稀です。

彼がいなくなった後の生活を想像してみましょう。そして想像した結果、「大丈夫」「いなくても平気そう」「むしろ気が楽になった」と感じたなら、別れても問題ないでしょう。

でも少しでも「寂しい」「判断をミスしたかな」といったような後悔の念や恋しさを覚えたのなら、別れるという決断を下すのは時期尚早です。しばらく考える時間を作りましょう。

●ライター/桜井(恋愛カウンセラー)

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