映画『脳内ポイズンベリー』に学ぶ、ダメ男と別れる渾身の方法

【相談者:30代女性】
我ながら男運がないと思います。今付き合っている彼もまわりからは“ダメ男”と呼ばれていますが、どうしても別れられません。どうすれば良いでしょうか?


みなさん映画は観てますか? 恋愛jpで映画のアドバイスを担当しております利根川です。担当といっても映画を勧めるのが僕の仕事で、お悩みと同じような経験をしている映画や1シーンをお勧めし、少しでも答えのヒントになればと思いご紹介させていただきますね。

さて、出ました、女性恋愛相談の筆頭“ダメ男問題”(笑)。笑いごとじゃないですよね、一生問題ですもんね。でもね……本当に多い。なんでこんな多いんだろ……と思い、少し自分の半生を振り返ってみました。すると、そういえばはるか昔からこの疑問を僕は持ち続けていたんです。

なぜこんなダメ男ばかりモテるんだろう……なぜこんな人としてダメな人間を、女子たちは好きになるんだろう……って。僕が通り抜けてきた小さなコミュニティーの女子たちへの最大の疑問だったわけです。モテない男子のヒガミ(笑)。

でも、たとえば、小学生のころは、“ただ足が速いだけの目立つバカ”。中学生のころは、“態度がでかく悪ぶっている子ども”。高校生のころは、“チャラくてスケベなバカ”。大学生のころは、“わがままで自分勝手な、夢だけを追いかけている子ども”。結局、女子たちは“子どもとバカ”が好きなのかなー……って(笑)。

ま、全ての女性がそうではないですが、学生を卒業しても“ダメ男”を卒業できない女子がいるのも事実で……そこのあなたのことだよ(笑)。では、そんなあなたに1本、素敵な映画をご紹介しましょ。

『脳内ポイズンベリー』発売元/フジテレビジョン

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『脳内ポイズンベリー』DVDスタンダード・エディション
発売日:2015/11/25
価格:3,800円+税
発売元:フジテレビジョン
販売元:東宝
(c)水城せとな/集英社(c)2015 フジテレビジョン 集英社 東宝

ストーリー

櫻井いちこ(真木よう子)は30才。会社を辞め、携帯小説を書いて身を立てているが、特に小説家を目指しているわけではなく、根無し草のような日々を送っている。

ある日、いちこは、飲み会で出会って気になっていた年下男子・早乙女(古川雄輝)に偶然遭遇する。運命の再会にときめくいちこだが、頭の中はパニック状態! いちこの脳内では、「話しかけよう」「覚えてるわけないって!」「過去、男性にアプローチしたデータはないので……」「ドキドキする!」と“脳内会議”がスタートし、しっちゃかめっちゃかに!

理性を担当する脳内会議の議長・吉田(西島秀俊)は、ポジティブ担当の石橋(神木隆之介)、ネガティブ担当の池田(吉田羊)、記憶担当の岸さん(浅野和之)、衝動担当のハトコ(桜田ひより)によってカオス化した会議をまとめ、勇気を出して早乙女に話しかける。結果、2人でご飯を食べに行き、紆余曲折のあと付き合うことになる。

しかし、早乙女に年齢を伝えた際「ないわー」と言われて大ショックを受けたり、元カノとの痴話げんかに巻き込まれたり、重なる誤解やすれ違いで、いちこの“脳内会議”は大紛糾!

さらにいちこの小説の担当編集者、越智(成河)から「結婚を前提に付き合いたい」とアプローチされ。振り回されるのに、心惹かれてしまう不思議系年下男子の早乙女、優しいがときめきは感じない年上の越智の間で揺れるいちこ。自分にとっての“幸せ”って、一体何? 悩み迷ういちこ。果たしていちこは、脳内メンバーによって、幸せになれるのか!?


はい、なんかこの手の作品、海外でも何本かありましたよね。今回はJAPANバージョンね。出演は真木よう子さん、西島秀俊さん、吉田羊さん、神木隆之介くんとまぁ濃い濃い! 主人公の櫻井いちこ(真木よう子)の頭の中でこのオールスターズが会議をやってどうするこうすると考えているわけですよ。そんないちこの恋の行方は? ……とまぁ、今時のコミック原作映画なわけです。

予想以上に笑いました。主演の真木よう子さんも素敵でしたし、なんといっても脳内をまとめるリーダーの吉田(西島秀俊)が熱い! いちこが心惹かれるダメ男に対して、熱い思いをぶつけるわけです。そんな名言を今回あなたにご紹介しましょ。

脳内ポイズンベリー流“脱ダメ男”名言~吉田(西島秀俊)~

吉田:「今自分のことが好きかと聞かれたら、胸をはってYESと答えられるか!? それに、自分のことを好きになれない人間が、幸せになれるとはとても思えない。彼のことは好きだ。ただ自分の一部を殺してまで、相手と一緒にいる必要なんてない。大事なのは、誰を好きかじゃない、誰と一緒にいる“自分”が好きかということだ! だから、自分自身を好きになるために、そのために別れを選ぶ」

いかがでしたでしょうか、まさに吉田の言う通りでしょ。確かに相手を好きになることはとても大切なこと。相手を幸せにしたいという思いもとても大切なこと。でもね、恋愛は誰のためにするのかというと、相手のためじゃなくて自分のためです

自分が幸せだから、相手といるわけです。苦しい恋、つらい恋、不幸になる恋をして、自分を苦しめるために生まれたのかい? 違うでしょ、人は誰しも幸せになるために生まれてきたわけです。恋をしている自分自身のことを好きになれる、そんな相手と恋をしましょう。

今付き合っているのはダメ男でしょ。ダメ男といたって100%の幸せはないんですよ、今もこれからもね。自分自身の一部を殺してまで一緒にいる必要はない! 恋愛は強制ではありません、勇気を出して幸せをつかんでくださいな。

特に一目惚れしやすいあなた、よーく頭の中の会議結果を聞いてくださいな。ドキっとしたら、今日も吉田筆頭に会議が開かれていますよ(笑)。『では、会議を始める……』ってね。衝動担当のハトコ(桜田ひより)の意見ばかり聞かないようにね。

あとは映画観て笑って、泣いて、感じて、きっとヒントがあると思いますよ。

ハッピーエンド目指して……。

現実は映画よりも映画っぽい。

利根川でした。

●ライター/利根川建一(映画専門家)

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