夜はメールできない!? バリ人彼氏の浮気を疑った時に考えるべきこと3つ

【相談者:30代女性】
バリ島に女友達と二人で行ったとき、スーパーで声をかけてきた男性と意気投合し帰国するまで毎日会っていました。帰国後も、毎日LINEで連絡してます。彼のことが大好きです。ただ、巧みな日本語や、LINEもサクサクローマ字で日本語を打ってくるあたり、「日本人慣れしてるんだろうなぁ」とは思います。

ある日、夜中になってもLINEが既読にならず、またナンパして女性を家に連れ込んだんだと思い、LINEで「別れる」「理解できない」「浮気もの」と言ってしまい喧嘩しました。彼からは「僕はそんな浮気ものではない。勝手に決めて自分の思いだけ言って、何で信じられないの?」という返信で、このときは結局仲直りしました。

来月、一人で彼に会いに行く予定になってます。本当は毎日一緒にいたいし、一緒だと安心できます。ただ、会ってしまうと、また好きな気持ちが上昇してしまいそうで怖い部分もあります。シャイで無口な彼なので、一週間も二人きりで会話は大丈夫なのかという心配もあります。

本当は会いたいけど、せっかく彼へのLINE依存が薄れてきたのに、またはまってしまったら……。やはり、もうやめて会わない方がいいのか、それとも行けるときに行った方がいいのか悩んでます。

また、彼はサーフィンのインストラクターをしていると言ってますが、休みが自由に取れるということでバリ島滞在中は3日間ずっと一緒だったし、次行くときも一週間ぐらいはずっと一緒にいてくれるそうです。車もバイクも持ってるし、家には日本製の電化製品がたくさんあり、バリ島では高価であろうブルガリの香水とか使ってます。

洗濯機もあるのに肌着以外はクリーニングに出してる様子だし、家賃は電気代込みで一万円とのことでしたが、どうしてそんなにお金があるのか不思議です。これは普通なのでしょうか。

a 日本語を含む外国語習得は、生活のため。

はじめまして。国際結婚アドバイザーのCocoです。

彼への思いが、ご質問を読んでいて本当に、本当に、よく伝わってきました。この思いを彼が知ったら、きっととてもうれしいはずです。まずは、今悩まれていることを一つひとつ解決していきましょう!

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(1)バリ島在住の彼の日本語が巧みなワケ

彼の巧みな日本語に、「日本人慣れしているのだろうなぁ」と思われている点についてですが、バリ島は観光産業で成り立っている島です。観光業に携わっている人が多く、観光地で働いている方で日本語が上手な人も珍しくありません。

『インドネシア共和国観光省』が発表した「2014年度外国人訪問者数」によりますと、バリ島を訪れる外国人観光客数の一位がオーストラリア、二位が中国、三位がマレーシア、そして四位にランクインしたのが日本です。かつては、日本人の観光客が一番多かった時代もあり、バリ島で働く彼らは「日本語ができれば給料の良い職に就ける」という考えが強く、外国語を積極的に勉強する傾向があります。

彼の上手な日本語も、「巧みな日本語」と言ってしまえばそうなってしまいますが、彼が仕事をするために努力してきた結果でもあります。そこは、あまりマイナスに捉えず、プラスのポイントとして捉えて良いのではないでしょうか。

(2)バリ島での携帯の契約やインターネット事情

遠距離恋愛では、LINEなどの連絡ツールがとっても重要になっています。愛を育む必須ツールである一方、それが原因で喧嘩するカップルも少なくないと思います。私の知人にも、現在バリ島在住の彼と遠距離恋愛中の人や、既に結婚している人がいて、彼女たちに聞いても、みな例外なく“連絡”が原因で喧嘩したことがあると話していました。

たとえば、LINEの既読問題。まず理解しておきたいのが、インドネシアのインターネット環境です。現在バリ島在住の彼と遠距離恋愛中のTさん(30代/フリーター)とRさん(40代/OL)のお二人は、彼とのLINEでよく喧嘩になるそうです。お話を聞いてみると、お二人とも全く同じことが原因で喧嘩になっていたことが分かりました。

夜になるとLINEが全く既読にならないので、浮気しているのか、もしくはすでに結婚してるのでは? と疑ったことがあるそうです。彼に問いただしてみると、インドネシアはプリペイド式の携帯電話を持っている人が多く、使う分をチャージするのが主流。中には、使いすぎ防止のために、1日に使いたい分だけを毎日チャージして1か月の電話料金をやりくりしている人もいます。

そのため、夜になるとその日使える分のチャージがなくなってしまい、翌日チャージしにいくまで携帯電話が使えない状態になってしまうのです。今の日本では1か月定額でインターネット使い放題の契約をしている人が多いので、このシステムを知らないと、夜になったら既読にならない彼のLINEにイライラしてしまいますよね。

携帯電話のチャージのことをインドネシア語で「Pulsa(プルサ)」と言うのですが、彼のLINEが既読にならない、返事がない、というときは、チャージがなくなったのかな? とちょっと広い心で受け止めて、彼から返事があったときには、「プルサ、なくなったのー?」と聞いてみても良いかもしれませんね!

また、既にバリ島出身の男性と結婚されているMさん(40代/専業主婦)は、遠距離恋愛していたころ、彼はメール機能のない携帯電話を持っていて、インターネットカフェへ出向かないとメールの返信ができない状態だったそうです。メール機能のない携帯しか持っていないことを彼は恥ずかしくて言えず、なかなか返信をくれない彼とよく喧嘩したとおっしゃっていました。

携帯にメール機能がないことをさっさと言ってくれればいいのに! と女性は思ってしまいますが、これも彼らは悪気があって嘘をついている訳ではなく、相手に失望させたくないという思いから出た言葉なのです。バリ島を含むインドネシアでは、「嫌だ」「できない」「NO」など、相手の希望に背く返事をしない文化があります。

相手はこんな返事が欲しいだろうなと推測して返事をすることが多く、それが事実と違えば“嘘”ということになってしまうのですが、決して嘘をつこうと思って言っているわけではないということを少し心に留めておくと、彼の気持ちを思いやる余裕が出てきて喧嘩も少し減らせるかもしれません。

日本とはインターネット事情が本当に異なるので、相手が今どのような状況で日本にいる彼女と連絡を取り合っているのか、まずはそれを彼に聞いて、今の状況を理解しておくことが大切ですね。

(3)日本と異なるバリ島の物価や生活状況

最後に彼の仕事についてですが、バリ島では、一年中、世界中からの観光客が絶えないこともあり、フリーガイドを名乗る方が街中にたくさんいます。彼のようにサーフィンもできれば、サーフィンのインストラクターをしながらガイドの仕事もフリーランスでやることもできるでしょう。

フリーランスの方々は、お客様の多い少ないで収入が大幅に変わる仕事なので、一概に彼の生活が妥当かどうかは分かりませんが、30代の友人で、ホテルやレストラン、旅行会社で働いている私の知人の月収は約2万円〜5万円程度。一人暮らしをしているアパートの家賃は7千円〜1万円程度なので、彼もおよそ平均的な生活を送っているのではないでしょうか。

高級なブルガリの香水は買えない懐事情だったとしても、外国人との交流が盛んな観光業に携わる人は、お土産としてお客様からいただくこともよくあります。これも、リピーター観光客が多いバリ島の特徴でもあります。

車やバイクの所持に関しては、長期ローンを組む人が少なくなく、私の知人でも月給が5万円にも満たないのに200万円もする車を持っている人もいます。また、物価が上昇中ということもあり、買った車が数年後、中古車として販売する際に買った値段よりも高くなることもあり得るので、車や土地を積極的に買う人が多い傾向にあります。

また、下着以外のお洋服をクリーニングに出しているということですが、これはバリ島の男性の一人暮らしにはよくある話です。安いところだと、15着クリーニングに出してもたった200円程度なので、自分で洗濯する労力や洗剤代を考えると、クリーニングに出したほうが便利で良いと考える男性は多いようです。

またバリ島では、洗濯したTシャツや下着まで全てアイロンをかける文化があります。クリーニングに出すとアイロンまでかけてくれるので、その手間を考えるとなおさらクリーニングに出してしまいますよね。


離れていると、不安な気持ちに襲われてしまいがちな国際遠距離恋愛。でも、ご質問者さまの文章を読んでいて、お二人のことを全く知らない私にまで彼への気持ちが本当によく伝わってきました。せっかく「大好き!」と思える彼に出会えたのですから、彼を笑顔にしてあげられるようなLINEをするなど、会えない時間を楽しい時間に変える努力をして、会えたときにはご質問者さまの素直で素敵な思いをぜひ彼に伝えてみてください。

素敵な再会になりますように! 遠くからですが、彼と幸せな時間が過ごせるよう願っています。また何か悩まれたときは、私でよければぜひご相談くださいね!

【参考リンク】
メディア・旅行会社の皆様へ インドネシアへの外国人訪問者数 | インドネシア共和国観光省

●ライター/Coco(国際結婚アドバイザー)

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