もう聞き飽きた! デートのたびに同じ手柄話を繰り返す恋人の心理3つ

【相談者:20代女性】
彼氏についての相談です。10歳ほど年上の男性と付き合っています。もう30代半ばなのですが、私くらいの年のときに彼が会社で立てたという手柄話を会うたびに繰り返してきて、正直とても疲れます。彼は手柄話を繰り返すことで何がしたいのでしょうか。

a 認められたい欲求は誰にでもあります。

ご質問ありがとうございます。ライターのPink-Lemonadeです。

彼は自分自身をきちんと認められていないタイプであるように見えます。20代の女性を彼女として選ぶという行動も、周りに自慢するため、羨ましがられるため、自分自身の価値をより多く感じたいための選択という心理も一因としてあるでしょう。年下の彼女の未熟さに対して優越感を持ちたい、という面も垣間見えます。

彼を理解しようという質問者様のお気持ちは素晴らしいです。では、同じ話を繰り返す人の心理を考えていきましょう。

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(1)その場面が心に焼き付いて離れない

思い入れの深い事柄に対しては、常に心のどこかに置き場所があるものです。劇的な場面、しみじみとした経験からの悟り、辛酸を舐めた痛い思い出、いかんともしがたい自然の驚異など。心の奥にしまっておく方も多いと思いますが、大切な人には心を開いている証として、宝物を譲るような感覚で何度も語られることもあります。

年を重ねていくと、誰かに覚えていてもらいたいとの思いや、自分が生きてきたことの証として何度も繰り返されることになります。きっとその人にとっては大切なことなのだな、と理解してあげたいものです。

(2)語る内容が相手のためになる、または、自分たちの関係にとって必要不可欠なものだと思っている

彼氏さんは10歳も年上ということで、当然、質問者様が抱えている課題も、その解決の糸口も見えてらっしゃるということもあります。それを率直に伝えるよりも、自分の自慢話という形で話すことにより、そこから何かのメッセージを読み取ってほしいと、相手のことを考えた行動であるという可能性もあります。

相手に指摘されたことより、自分で発見したことの方がより積極的に取り入れていきやすいという心理を理解しているのでしょう。

また、やんわりと質問者様の欠点を非難している可能性もあります。彼氏さんにとって受け入れにくい部分も質問者様には存在し、いつまでたっても改善されていないがために、何度も繰り返されている内容であることも否定はできません。この場合、相互理解と受容を深めていく必要があるでしょう。

(3)認められたい自分像がある

誰からも認めてほしいのか、質問者様に認めてほしいのかは判断がつきづらいところではありますが、認めてもらいたい自分像が自分の中にあり、それを否定されたくないという意識が自慢話を何度も繰り返す心理にはあります。後者の場合、質問者様の彼氏さんの社会人としての一面への尊敬が足りない、あるいは伝わっていない可能性があります。

お相手が子ども、と言ってしまえばそれまでなのですが、大切な人だからこそ認めてほしい、自分をより多く理解してほしいという心の叫びなのだと理解して、大人になって対処してあげたいものです。

認められたい欲求はノーマルである

ここでは、文脈から可能性の高い(3)の場合に焦点を当てて考えてみます。国分康孝は、著書『<自己発見>の心理学』の中で、次のように述べています。

『認められたい欲求は教養・学歴・年齢を問わず誰でもが内心有している基本的欲求である。(中略)カウンセリングを受けているうちに、自己嫌悪、自己卑下、自己弱小感―俗にいう落ち込み―から脱却することがあるのは、人生で一人でも私の言動に関心を持ってくれる人がいるという感情体験をするからである』

彼氏さんにとっての、その一人になり、ますますかけがえのない人間として自分自身も成長をしていくという選択肢もあります。年上相手に重い、自分の方こそ甘えたい、あるいはキャパシティを超えてしまうと思うのであれば、無理をすることもありません。相手への愛情の深さ次第といえるでしょう。

【参考文献】
・『<自己発見>の心理学』国分康孝・著

●ライター/Pink-Lemonade(恋愛・婚活・結婚生活分析家)

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