拒絶されるのが怖い! 恥ずかしがり屋が素直な気持ちを伝えるコツ

【相談者:20代男性】
ぼくは照れ屋で、「いいな」と思う子がいても恥ずかしくて素直に伝えることができません。逆にきついツッコミを入れたりけなしたりしてしまい、時には傷つけてしまうこともあって、あとで自己嫌悪してへこんでしまいます。素直に自分の気持ちを伝えられるようになるにはどうしたらいいでしょうか。

a 素直な気持ちを伝えられないわけを知って、新しい習慣を。

日常の迷宮脱出ガイド、心理分析士の咲坂好宥です。

素直に気持ちを伝えるのが照れくさくてつい違うことを言ってしまうって、わかりますよ。誰にでもそんな一面はあるのではないでしょうか。

とはいえ、相手に嫌な思いをさせてしまうとすると、そんなのんきなことも言っていられませんね。そこで、“恥ずかしい”という感情との向き合い方を見直すことで、今までとは違う行動を取っていきましょう。

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恥ずかしいという気持ちが起きる原因は幼少期にあった!

そもそも、“恥ずかしい”という気持ちはどこからやって来るのでしょうか。あなたは、「いいな」と思う女性に恥ずかしくて素直な気持ちを伝えられないとき、他にどんな気持ちを感じていますか?

「相手が自分に興味がなかったら立ち直れない」
「バカにされたらどうしよう」
「なんだか負けた気がする」
「心を見透かされたような感じでイヤだな」

普段は恥ずかしさと一緒にある気持ちなんて、見向きもしないですよね。でも、他に何の意味もなく恥ずかしさだけを感じることはありません。

社会学者の加藤諦三さんは著書『言いたいことが言えない人―「恥ずかしがり屋」の深層心理』の中で、恥ずかしがり屋の人は自分に自信がないから自分を取り繕うのだと説明しています。加藤さんによると、その原因はつぎのようなことです。

『恥ずかしがり屋の人は、小さいころ、素直に褒められたことがない。相手を素直に「ステキ」と言いたくないような人ばかりに囲まれていた。(中略)人は恋をする。もちろん恥ずかしがり屋の少年も恋をする。しかし、その自分の気持ちを相手に表現できない。なぜか? それは拒絶されるのが怖いからである。また、どう話しかけていいかわからないからである』

小さいころ褒められた経験があまりなかったから、自分に自信がない。だから、もし素直に好意を伝えることで拒絶されたら……と考えたら怖くてできなくなる、ということですね。

視点を変えられれば、恥ずかしがり屋はやめられる

では、小さいころに褒められた経験が少ない人は、これからも恥ずかしがり屋でい続けなければならないのでしょうか? いいえ、そんなことはありません。「拒絶されるのではないか」という過度な不安を和らげて、受け入れられる喜びを感じられるようになれば、恥ずかしさよりもワクワク感でいっぱいになります。

ちょっとイメージしてみていただきたいのですが、同性の友達が改まって、「あなたのことが友達として大切だ」と好意を伝えてきたとしましょう。友達は恥ずかしそうに、でも素直に気持ちを伝えてくれました。その姿を見て、あなたはバカにしますか? 「いやームリ」と拒絶しますか? 自分が優位に立ったとほくそ笑みますか?

……そんなわけないですよね。うれしくて、なんだかココロがあったかくなるような気持ちになりますよね。まあ、たまたまその人とウマが合わなくても(苦笑)、少なくとも嫌な気持ちにはならないのではないでしょうか。

これと同じことがあなたにも言えるのです。異性に対する恋愛感情ということでちょっとシチュエーションは違いますが、基本的に相手が感じる気持ちは同じだと考えていいでしょう。

とはいえ、いろんなステップをすっ飛ばして、いきなり「付き合ってください!」と唐突なオファーをすれば拒絶される可能性は一気に高まります。ものには順序があります。そこはステップ・バイ・ステップで進んで行くことを忘れずに。

素直な気持ちを伝えるレッスン

素直な気持ちを伝えることは、相手のココロをあたたかくすることができる尊いものです。だから、自信を持って堂々と伝えればいいのです。

……「そんなこと言っても自信なんかないんだよ!」というあなたの怒りオーラが伝わってきた気がします(笑)。はい、たしかに自信を持っていけと言われて、そうですか、となれば苦労はしませんよね。

そんなあなたには、いきなり大仕事をするのではなくまずは小さいステップで、できるところから素直な気持ちを伝えていくことをオススメします。そこでご提案したいのは、感謝の気持ちを伝えることです。

「あ、どうも」「すいません」「ごめん」。あなたは感謝の気持ちを伝えるべきところで、こんな言葉を使っていませんか? これらは感謝なのか謝罪なのかなんだかよくわからない表現です。あなたは相手の厚意に対して謝罪したいわけではありませんよね。それなら、もっと素直な表現を使いましょう。そう、「ありがとう」です。

「ありがとう」と伝えるときのポイント2つ

気になる異性に限らず、普段から相手のしてくれたことに対して「ありがとう」と素直な気持ちを伝える習慣をつけましょう。そのとき、超効果的なポイントが2つあります。1つ目は、できればそのときあなたがどんな気持ちになったのかも一緒に伝えること。「ありがとう。自分のことを気にしてくれる人がいるってうれしいね!」というように。気取ったことを言う必要はありませんからね。

2つ目は、相手をよく観察することです。ひょっとするとあなたは、「ありがとう」と伝えたら恥ずかしくて目を伏せる(笑)かもしれません。でも、よく相手を観察してください。あなたの言葉を受け取って、相手の人は拒絶しましたか? バカにしましたか? それともほっこりした笑顔になりましたか?

あなたの素直な気持ちを伝えても、拒絶したりバカにしたりする人はほとんどいないのではないでしょうか。もしそんな人がいたとしたら、とっとと縁を切っちゃえばいいのです。

この2つのポイントを通して、あなたは自信をつけていくことができます。そうすれば、気になる女性に好意を伝えるなんていう上級問題へのハードルも下がりますよ。あなたが素直で伸びやかになりますように!

【参考文献】
・『言いたいことが言えない人―「恥ずかしがり屋」の深層心理』加藤諦三・著

●ライター/咲坂好宥(心理分析士)

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