ケチなオトコお断り? 婚活パーティーの料金設定に男女で差があるワケ

【相談者:30代男性】
最近出会いもなく、親から結婚を急かされていることもあり婚活を始めました。結婚相談所などは敷居が高いため、婚活パーティーが中心です。しかし、いつも納得がいかないのは、男性の料金が女性よりも高すぎるということです。男女平等といわれる世の中で、不当な扱いを受けているように思います。

そもそも、男性が経済力を提供する見返りに女性は何をくれるのでしょう。結婚とは、男性にばかり不利な制度のように思えます。男性・女性関係なく、自分の人生は自分で守るものであって、女性を擁護するという考え方がそもそも間違っていると思います。どうしてこんな理不尽な料金設定の仕方をするのでしょうか。

a 結婚に向く男性を、ある程度選別できるからだと思います。

ご質問ありがとうございます。ライターのPink-Lemonadeです。

婚活パーティーは、確かに料金的には男性に負担がかかる料金体系を取っている場合が多いです。納得いかないというお気持ちも理解はできます。しかし、理由の一つに、身元をしっかりと証明する必要のある結婚相談所と違い、婚活パーティーでは男性からある程度の料金を負担してもらわないと遊び目当てでの利用が増えてしまい、本気で結婚相手を探している女性が寄り付かなくなってしまう点があります。

真面目な出会いには、まずはそれなりの投資をする必要があると割り切る覚悟が必要となってきます。遊び目的を恐れる女性側の気持ち、正当・不当にかかわらず世の中で起こる現象とそれを律するためのルールを受け入れる力量は、結婚生活を送るうえでも不可欠の要素といえます。

たとえば、お互いに自分の利益を最大限にしようと相手に無理を強いると、結婚生活にはゆがみが生じてしまいます。お互いの性格や二人の置かれた状況から、最善と思われる家庭のルールをある程度の妥協と共に受け入れていくことが、結婚生活には必要です。

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男女平等は実態ではありません

そもそも、実際に男女が平等な世の中でしょうか。平成24年の管理職における女性の比率は11.4%、そのうち係長相当職の割合が最も高く、平成24年は14.4%となっています。上位の役職では女性の割合がさらに低く、課長相当職は7.9%、部長相当職では4.9%。男女別の平均給与では、男性502万円、女性268万円。

しかも、男女の給与差はここ30年間で縮まっていないというのが現状です。数字を上げるまでもなく、男性優位は肌感覚で感じておられるのではないでしょうか。

女性の責任、男性の責任

上野千鶴子氏は、著書『生き延びるための思想』の中でこう述べています。

『女は弱者です。女は女であるだけでは弱者ではないかもしれませんが、女は子どもを産んだとたんに弱者になります。女は介護すべき老人や、病人を抱えたとたんに弱者になります。そして女はその責任から逃げてきませんでした。少なくとも、これまでは』

人が弱者として生まれ、弱者として死んでいく限り、どこかに支え手を必要とします。弱者を支えることで男性中心の世の中を円滑に動かすという役割は、主に家庭が担ってきました。弱者に対する思いやりや貢献を拒否する男性とは、そういった役割も含む家庭というものを築いていくことはできません。最低限、愛するものを擁護する心を持つという要素を、女性は求めているのです。

愛することができる相手との出会いを

以上のような理由から、婚活パーティーの設定料金は、市場と家庭生活の両方の面から妥当といえると思います。問題があるとすれば、好きでもない相手に利益を与えたいと思わない、愛してもいない相手から精神的な充足感を得ることはできない、という点でしょうか。婚活の場で問われてしまうのは、フィーリングだけでなく、フラットな条件と性格的な結婚適正なので、この点を納得できるかが鍵になります。

そもそも、婚活という場に納得していないということであれば、積極的に自然な出会いを探すなどされた方が近道かもしれません。共に人生を歩んでいく相手に出会ったときの幸福感。プライスレスです。質問者さまにも、そのようなよき出会いがありますように。

【参考リンク】
配偶関係・年齢階級別女性の労働力率の推移 | 内閣府男女共同参画局

【参考文献】
・『生き延びるための思想』上野千鶴子・著

●ライター/Pink-Lemonade(恋愛・婚活・結婚生活分析家)

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