メリットがなきゃ無理!? 婚活で自分の弱みを受け入れてもらうための条件

【相談者:20代女性】
はじめまして。私は生まれつき病弱で、今も、少し無理をすると寝込んでしまうためパートで勤務をしています。こんな私ですが、人並みに温かい家庭を持ちたいと思い婚活を始めました。男性は弱い女性に優しいという傾向があるように思い、体の弱さを隠さず、正直にプロフィールなどにも書いています。

しかし、男性の反応は冷ややかなものが多いです。私も、思いやりのある男性が好みなので、冷ややかな男性とは縁がなかったものと考えていますが、落ち込んでしまいます。私を大切にしてくれる男性を見つけるにはどうしたらいいか教えてください。

a 結婚は、慈善活動ではありません。

ご質問ありがとうございます。ライターのPink-Lemonadeです。

お体が弱いとのこと、お大事にされてください。質問者さまのお力になりたいと考える方も、世の中には多くいらっしゃると思います。特に、身近で質問者さまの人となりをご存じの方はそう思われるでしょう。ただし、婚活という場では困難と言わざるを得ないです。お互いに、婚活ではまず“条件”を見ます。特に条件を挙げていないように見える男性でも、“健康”はデフォルトで求めています。

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メリットを提供できるか考える

心身の弱い方でも、ご結婚されている例は非常に多いです。長年付き合った彼氏や職場の同僚など、性格部分の評価や深い部分での心のつながりが重みを持っている場では珍しくありません。しかし、婚活では、何となく気が合う程度で結婚へ進もうとすると、相手の親や親族からの反対を受けることもあります。また、結婚してから、「やはり耐えられない」という理由で離婚に至る例も見られます。

男性にとって条件面でのメリットが感じられない場合は、最初に会うところまでも至らない場合がほとんどです。パートでも、薬剤師などの専門職で職を探すことが比較的容易なことや、相手の親を親身に介護できる献身性などがあればメリットとして映るでしょう。健康面に関係なくいえることですが、自分にも提供できるメリットを身に付けていくことを怠らないようにしたいものです。

古来より描かれる、結婚という“後見”とその利点

高木和子さんの著書『男読み 源氏物語』は、男性の立場、心理から源氏物語を読み解いていく内容となっています。その中で、光源氏が5人の寄る辺のない女性たちの後見をすることの意味について書かれた章に、こういった一節があります。

『自分がいなければ、この人はどうなるのか-その気持ちは、生きる支えになる。夫が、妻が、恋人が、困るのではないか、そう思う時、つらくても何とか頑張ろうという気になるものだ』

寄る辺のない弱さや、自分を頼りにしてくれる心といったものは、男性・女性問わず保護本能を刺激します。そのために、自分が強くなれる。古来より引き継がれている人間の心理です。しかしながら、源氏物語では、光源氏の女性たちへの後見は、自らの地位を確かにするための重要な姻戚等の関係であることが際立ちます。

純愛と思われた紫の上に関しても、政敵と距離を置くために、寄る辺のない女性を正妻格に選んだという政治的な意図があります。末摘花については、妻として愛情を分かち合うのではなく、単なる慈善行動のように描かれています。結局、結婚といった社会的な契約関係には利害がつきものというのも、古来よりの考え方としてあるのではないでしょうか。

思いやりのある人には、思いやりのある人が寄ってくる

自然な出会いか婚活かを問わず、最終的に思いやりのある優しい男性と結ばれたいと考えるならば、自分自身も相手や周囲に思いやりを提供できる女性である必要があります。類は友を呼びます。また、同じ一人の人間でも、優しい相手には優しく、底意地の悪い相手には厳しく接する気持ちが湧いてくるものです。誰にでもデメリットはあります。それを補ってくれる相手に対して、何を提供できるかが結婚へとつながっていきます。

質問者さまの持つ魅力が、お相手の求めるものと一致していればそれに越したことはないのですが、その魅力も意識して磨き、惜しみなく出していく必要があるように思われます。質問者さまの求めておられる“無償の愛”を得るためには、まずは“無償の愛”を提供できる人間であることが大切です。

【参考文献】
・『男読み 源氏物語』高木和子・著

●ライター/Pink-Lemonade(恋愛・婚活・結婚生活分析家)

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