こんな気持ち私だけ? 恋人のいない寂しさを克服するための4ステップ

【相談者:20代女性】
私は女子大に通っているのですが、いい出会いに恵まれません。仲のいい周りの友達は彼氏がいる子が多くて、クリスマスやバレンタインデーのようなイベントのたびに強烈に寂しくなります。友達からは、「焦らなくてもタイミングがくればいい人に出会える」といわれていて、きっとそうなんだとは思うのですが、時々「このままずっと孤独だったらどうしよう」と不安になります。こんな気持ちを和らげるにはどうしたらいいでしょうか。

a 孤独や不安を感じるたびに、本当に欲しいものを確認しましょう。

日常の迷宮脱出ガイド、心理分析士の咲坂好宥です。

時々、孤独や不安に悩まされるということですが、どちらもつらい感覚ですよね。でも、特に仲のいい周りの友達に彼氏がいれば、クリスマスやバレンタインデーに寂しい気持ちになるのは当然ですよ。

とはいえ、そんな気持ちはなるべく感じたくないもの。そこで、表面的な気持ちの下にある、あなたの本当の思いにフォーカスして不安を和らげましょう。

151117sakisaka

その孤独感はあなただけのものではありません

まず、彼氏がいないことで孤独な気持ちを感じている女性はどのくらいいるのでしょうか。なんと、あの『厚生労働省』が、「平成25年版厚生労働白書」の中で報告しています。調査は、2010年に18~39歳の未婚者に対して行っているのですが、婚約者または恋人のいる割合は、男性で22.8%、女性で32.1%とのことでした。

中には、「恋愛が面倒」なんて人もかなりいるみたいなので、恋人のいない人たちがみんなあなたと同じような気持ちを味わっているとは限りませんが、少なくともあなたの感じている孤独感は特殊ではなさそうですね。

アメリカの心理学者ジョン・グレイ博士は、著書『ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた』の中で、女性の孤独感について次のように説明しています。

『女性を憂うつな気分にさせるものは、言い知れぬ孤独感である。その精神状態から抜け出すために、彼女たちは愛情に満ちた救いの手が自分に差しのべられていると安心する必要があった。(中略)女性は、自分がけっして孤独な存在ではないのだということを確信する必要がある。誰かから(とりわけ、特定の異性から)愛され、大切に扱われていると実感したいと痛切に願っているのである。女性は相手からの同情、理解、なぐさめ、自分の行動は正しいと認めてもらうことを強く求め、それが満たされると立ち直っていけるのだ』

まあ、女性に限ったことではないような気もしますが(笑)、孤独感というのはとにかく避けたい気持ちだといえそうです。

孤独感の裏側にある欲求とは

この孤独感は、一体どこから来るのでしょうか。アメリカの心理学者アブラハム・マズロー博士によれば、生理的な欲求や安全の欲求が満たされると、人は「家族や社会のような集団の一員でいたい」とか「誰かに受け入れられたい、愛されたい」という、『愛と所属の欲求』を持つようになります。この欲求が満たされないと、人は孤独感に悩まされるわけです。

では、孤独感を恐れるあなたが逆に味わいたい感覚とは、一体どんなものでしょうか。それを知るにはこの質問が一番です。ちょっと考えてみてくださいね。「あなたは、彼氏ができたときにどんな気持ちになりたいですか?」。

「安らぎを感じたい」とか「一体感を感じたい」といった気持ちが出てきましたか? これらはまさに孤独感の裏返しであり、マズローのいう『愛と所属の欲求』といえそうです。でも、もしかしたら「自分には愛される価値があるのだと実感したい」とか「友だちや知り合いに優越感を感じたい」「クリスマスに友達にノロケたい」といった気持ちが出てきたかもしれません。

「自分が集団から価値ある存在と認められ、尊重されたい」というこれらの気持ちを、マズローは『承認の欲求』と呼びました。これらの気持ちもあなたの大切な感情には違いないのですが、それは彼氏に求めるものではないですよね。それは、周りの友達に求めればいいものです。

本当に手に入れたいものを厳選して宣言しましょう

僕らは孤独を感じると、いたずらに不安になりますが、実は不安ってすごく漠然としていて、本当は何を恐れているかさえ分からなくなっていたりするんですよね。だから、そんな漠然とした不安を減らすためにも、あなたが本当に望んでいるものをハッキリさせましょう。そうすることで、無駄な不安を感じる必要がなくなりますし、本当に欲しいものを引き寄せる確率がグッと高まりますから。では具体的にやってみましょうか。

STEP1

「彼氏とこんな恋がしたい」という気持ちをリストにして書き出してみてください。この段階ではどんな気持ちでもOKです。思いつくだけたくさん書いてみましょう。

STEP2

「彼氏に受け入れられたい、愛されたい」という種類の気持ちはそのまま残してください。次に、「自分が価値ある存在と認められ、尊重されたい」というような種類の“承認”に関する欲求は除外してください。これらは友達などのコミュニティ、もっといえば自分自身に認めてもらえばいいことですから。

STEP3

残ったリストの中から、「こんなのはイヤ」という種類のものがあれば、逆にどうなりたいのか、「こうありたい」というように裏返して書き直してください。

STEP4

あなたが本当に望んでいるものリストが完成しました。一つひとつの項目を読み上げ、それを手に入れることを決めたと宣言してください。そして、手に入れている最中だと宣言してください。たとえばこんな感じです。「私は、聞き上手で話をじっくり聞いてくれる彼氏と付き合うって決めた!」「私は今、聞き上手で話をじっくり聞いてくれる彼氏を手に入れる真っ最中!」

……なんだかワクワクしてきませんか? これ、気分的にもいいですけど、こんな風に具体的な欲求を宣言してしまうと、あなたの大脳辺縁系にあるフィルターが発動して、そういうタイプの人に関する情報を優先的に大脳に届けてくれるんですよ。だから結果的に引き寄せることになるわけです。

これからも孤独感や不安を感じることもあるでしょう。そんなときこそ、このリストの確認と宣言をしてみてください。ワクワクとともに、現実が動きますから。早くそんな彼氏と出会えますように!

【参考リンク】
結婚に関する意識 | 平成25年版厚生労働白書

【参考文献】
・『ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた』ジョン・グレイ(著)

●ライター/咲坂好宥(心理分析士)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">

注目の記事

このコラム読んでどう思う?

  • いいね (10)
  • うーん (3)
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

恋愛jpをフォローする