恋愛結婚より“お見合い結婚”が上手くいく理由と体験談

【相談者:40代男性】
初めまして。私は3年前に離婚し、目下新しいお相手探し中の40代男性です。

知り合いに結婚相談所で積極的に婚活(お見合い)をしている男性がいるのですが、彼が言うには、「お見合い結婚の離婚率は恋愛結婚よりずっと低い」そうなのです。

それはなぜでしょうか。

次こそは失敗しない結婚を……と思っている私に、お見合い結婚の良さを教えてください。よろしくお願いします。

a お見合い結婚の離婚率が低いのには理由があります!

こんにちは! 結婚相談所で夫をゲットした熱き仲人、結婚相談所きららマリッジ代表・山本結子です。

まずは数値的なことから……。

近年、日本の離婚率は全体の30%に及んでいると言われています。3〜4組に1組は離婚している計算です。

そして、「恋愛結婚」の離婚率は40%、「お見合い結婚」の離婚率は10%と言われています。

この差はなぜ生じるのでしょう。

諸説ありますが、以下に「お見合い結婚の離婚率が低い5つの理由」を挙げてみます。

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(1)お見合い結婚では理性的に相手を観察できる

よく「恋は盲目」と言いますが、恋愛結婚では結婚前に気持ちが燃え上がりそのまま勢いで結婚するケースもあります。

お見合い結婚ではまず条件から入りますから、理性的に相手を観察することができるのです。

(2)お見合い結婚では「結婚」について相手とよく話し合う

お見合いはそもそも結婚が目的ですから、出会った直後から「結婚」についての価値観や、実際に結婚生活が上手くいくかどうかを話し合うことができます。

結婚したあとに考え方の違いに気づいて「しまった!」ということになりにくいのです。

(3)お見合い結婚のカップルは平均年齢が高め

お見合い結婚をするカップルの平均年齢は、恋愛結婚のカップルより高めになります。

若いうちの恋愛結婚は勢いで進むことも多々ありますが、大人同士のお見合いカップルは慎重に、穏やかに結婚を決めていきます

(4)お見合い結婚は第三者の意見が取り入れられやすい

大恋愛中のカップルは「2人の世界」を構築してしまい、周りの意見が一切聞こえなくなってしまうこともあります。

お見合いでは仲人など第三者の意見を聞く機会を得られ、それが冷静さを保つための一助になります。

(5)お見合い結婚は相手を良く知らないうちに結婚する

結婚生活には、恋愛時代には問題にならなかった親戚付き合いや収入面のこと、子育ての方針などクリアすべき課題が山積みです。

その課題に直面するうちに現れた「相手の変化」は離婚原因になることがありますが、それは相手に期待を抱いていたからこそでしょう。

お見合い結婚では相手のことを深く知らずに結婚するので過剰な期待を抱くことがありません。

良い意味であきらめて、共同作業の中で違いを埋めていくことができるのです。


まとめますと、お見合い結婚の特徴は、

・冷静
・慎重
・理性的

この3点が揃っているのが、離婚率が低くなる理由なのでしょう。

燃え上がるのではなく、穏やかに温める愛……。

「恋愛結婚は好きになってから結婚し、お見合い結婚は結婚してから好きになる」とは良く言ったものです。

もちろん、全てのお見合いカップルがこうとは限りませんし、恋愛結婚でも冷静なカップルはいます。

大切なのは「お互いの違い」を当たり前のこととして認め、コミュニケーションを欠かさないこと、なのではないでしょうか。

結婚はゴールでなくスタート、ですからね!

素敵な出会いがありますように。心から応援しています。

●ライター/山本結子(お見合い専門家)

編集部追記

今回のコラムでは、お見合い結婚の離婚率は恋愛結婚より低い理由について、「お見合い結婚では冷静・慎重・理性的がそろっているから。穏やかに温める愛を意識してみましょう」という視点でアドバイスをいただきました。

「お見合い結婚」について、一般的にはどう言われているのか、編集部でまとめてみました。

お見合いから結婚に至るまでの期間

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お見合いをしてからお付き合いが始まり、そこから結婚にいたるまでにはどのくらいの期間が必要なのでしょうか。

基本的には当人間の問題ではあるようですが一定の目安は存在するようです。

国立社会保障・人口問題研究所の報告によると、通常の恋愛結婚の場合は約4年半が平均。

しかし、お見合い結婚の場合は『早期決断』が最も必要とされ、ベストタイミングとしては、お見合いから“1年”が理想と考えられているようです。

【イメージモデル】
・お見合い
↓(長くて3か月)
・本交際
↓(約3か月)
・プロポーズ

・半年後に結婚

では、なぜ1年で決める必要があるのでしょうか。以下ではお見合い結婚ならではの特徴をいくつかご紹介していきます。

お見合いは結婚目的

お見合いは、恋愛相手を探すものではなく結婚を目的とした“結婚相手”を探す制度だということがポイント。

「ステキな彼氏をGETしたい!」と考えている方には不向き。恋愛を楽しめる相手ではなく、『結婚生活を送ることができる人=結婚が可能な人』かどうかが大切です。

そこで可能だと判断したならば、その後は素早い行動が必要とされます。

夫婦ではなく恋人関係をじっくり楽しみたいのであれば、お見合いという制度を利用する必要はありません。

これが“お見合い結婚”の大前提になります。

お見合いにもルールがある!?

実は、お見合いには暗黙のルールが存在します。

それは、最初のお見合いから長くても3か月以内に『本交際』=『結婚を前提とした前向きなお付き合い』をするかどうかを判断する、ということ。

ちなみにここでいう本交際とは、相手を恋人&夫婦としてこの先やっていけるかどうかの価値観を判断する段階をいうようです。

そこから逆算すると1年という期間は適当な数字としてあらわれるようです。

結婚を目的としている以上、なるべく早い段階で「この人と結婚できるかどうか」を判断する必要があります。

そしてそれが可能と判断できたのであれば、お付き合いをズルズルと続ける必要はない、ということになります。

長期拘束は相手に失礼!

結婚を前提としたお付き合いですから、通常の恋愛同様に交際期間中は互いに相手との交際に専念することになります。

当然、何年も交際を引き延ばした挙句、別れてしまったということになれば、相手の数年を奪ってしまうことになります。

お見合いをする年齢の数年間はとても重要なものです。

相手の市場価値を下げないためにも、“脈がない”“やはり価値観が合わない”と思ったら早い段階で判断をすることが必要になってきます。

そこからまた、新たな出会いを見つけなければならないのですから……。

“社会の目”の存在

“お見合いあるある”となるようですが、結婚相談所ではないお見合いの場合、昔の価値観を引きずるところがあるようです。

つまり、お見合いは“仲介人”がお世話をします。

結婚相談所の場合は登録されている会員からマッチングする相手を絞り込めば良いのですが、そうでないお見合いは“個人的なつながり”が出会いのきっかけになってきます。

従って、どちらも良好な人間関係が築けていることで成立するものが“お見合い”なのです。

そんな背景がありつつも、長期間付き合って破局……になってしまうと、当人同士の傷が深くなるだけでは済まず、その周囲の人間関係、つまり、世間体にも悪影響を及ぼしてしまいかねません。

その間に不誠実な行為があれば、“今まで通りの付き合い”とはいかなくなるでしょう

そうならないためにも、結婚するかしないのかの決断を早めにすることが重要になってきます。

理想としては、本交際に至る前に判断し「ご縁がなかった」という形で、角を立てずに断ることが良さそうですね。


恋愛結婚は好きが絶好調のときに結婚するパターンが多いため、多くは『減点法』と言われています。

しかし、お見合い結婚は付き合っていく中で相手の良いところを見つけていきます。従って結婚式が幸せの頂点ではありません。

実際、結婚というスタート地点に立ちその後の生活を共に過ごしていく中で、相手への理解が深まりどんどん好きになっていくという方も多いようです。

「この人とならやっていけなくもないかな」という最低限の許容からスタートし『加点法』で新生活が始まるのがお見合い結婚なのです。

お見合い結婚した人の意見&体験談〜良かった編〜

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『お見合い結婚ですが夫婦上手くいっています。仲人さんの客観的視点って結構当たるのかも』

『お見合い結婚です。子どもには恵まれませんでしたが、60歳過ぎても名前で呼び合うほど仲良しです』

『母からの紹介でお見合い結婚しました。出会って4か月ぐらいでプロポーズされ結婚。子どもにも恵まれました。旦那は驚くほど優しい人で、私を一番に考え大切にしてくれます。出産で里帰りしているとこも連絡が絶えたことはありませんでした。恋愛では失敗が多かったのですが、今の旦那に出会い愛情を感じられ幸せいっぱいです』

『家柄が釣り合っているので親戚付き合いが苦じゃないのが良い!』

『子ども2人に恵まれとても幸せですよ。離婚の気配は今のところないですね』

お見合い結婚した人の意見&体験談〜失敗編〜

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『お見合い結婚しましたが、旦那の酒癖の悪さとDVに悩まされ離婚しました』

『お見合いで出会って3か月後に結婚しました。結婚後は毎日がケンカ……。そんなこんなで続くはずもなく3か月後に離婚しました。その場の流れで結婚しちゃったのが失敗でした』

プロフィールに騙された! 父親の知り合いの紹介で話をもらいました。姉妹のうちどちらかと、という話でプロフィールはどっちも似たようなものだったので姉を選んだら当日来たのは妹。特にイヤな部分はそのときはなかったので流れで結婚。しかし、年々性格の悪さが目立ってきて一緒にいるのも不快です。結婚して分かったことは、姉はプロフィールとは全く違い(妹とは異なる)元気で性格の良い人だったってこと。プロフィールがなんで同じだったのか謎……』

お見合い結婚した有名人

つんく♂×出光加奈子

つんく♂さんは友人であるお笑い芸人の博多華丸さんにお見合いを依頼し紹介されたのが、当時福岡でモデルをしていた出光加奈子さん。

つんく♂さんが一目惚れして猛アタックの末交際がスタートしわずか一年足らずで入籍したようです。

荒川静香×一般男性

フィギュアスケートの2006年トリノ冬季五輪金メダリストでプロスケーターの荒川静香さんも実はお見合い結婚だったんです。

出会いのきっかけは、母親を通じて共通の知人の息子さん。「一度会ってみたら?」という流れから結婚に至ったようで、交際からゴールインまでは2年弱だったとのことです。


他にも、小説家、エッセイストでもある『林 真理子』さんや、女性漫才コンビ・ハイヒールの『ハイヒールモモコ』さんもお見合い結婚のようです。

まとめ

「お見合いから結婚に至るまでの期間」や「お見合い結婚の体験談」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

“お見合い結婚”に対しては、今でも「田舎の風習でしょ?」や「最後の手段」など偏見や悪いイメージを持つ方も少なくないようです。

しかし、体験談としては圧倒的に「幸せです」という意見が多かったのも事実です。

3組に1組が離婚している近年。さらに晩婚化が進み結婚のタイミングを逃してしまったという方もいるはず。

「結婚したいけど出会いがない」「恋愛の仕方、忘れてしまった」という方、人生経験として試してみるのも良いのではないでしょうか。

もしかしたら、ステキな出会いがあるかもしれませんよ!

(文/恋愛jp編集部)

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