「なぜ逃げない」は禁句! モラハラ男と付き合う友達に周りがすべきこと

【相談者:10代女性】
以前より、たびたび友人から彼氏の相談を受けています。随分ヒドイ彼氏だなと思っていたのですが、最近『モラハラ』という言葉を知って、もしかしたらその彼氏は友人にモラハラをしているのではと思うようになりました。でも、モラハラのことを詳しくは知らないし、どうしたらいいのかもわかりません。私は友人にどうしてあげるといいのでしょうか?

a まずは知識を持って、“プロに任せる”ことも考えてみましょう!

こんにちは、ライターの佐原チハルです。

『モラハラ』という言葉は近年やっと知られるようになってきましたね。しかし、その内容やそれがどれほど深刻だったり重大だったりするのかを知っている人は、まだまだ多くはありません。お友達がモラハラ被害にあっている場合、あなたには、できることとできないことがあります。あなた自身とお友達を守るためにも、そうしたポイントはぜひ知っておきたいですね。

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『モラハラ』についてしっかりと知っておこう

モラハラとは『モラルハラスメント』の略です。“精神的暴力”と訳されることもあって、最近ではDVや虐待など、さまざまな加害のひとつの形として知られるようになってきました。モラハラには、“被害者が気づきにくい”“被害者は自分が悪いのだと思い込んでしまいやすい”また、“加害者は世間的にはよく認められた人物で、加害者であると思われにくい”といった特徴があります。

『日本法規情報株式会社』が夫婦間のモラハラについてアンケートで実態調査を行ったことがありました。この調査では、「自分のせいで相手を怒らせてしまう」と考えている人は約5割、また、「パートナーは外面がよく、いい人だとよく言われているが家では違う態度になる」という人が約3割となりました。これはあくまで“夫婦”に対して行われた調査ですが、恋人間であっても似たような事態が起きている可能性は低くありません。

何よりも大切なのは被害者を“責めない”こと

モラハラに限りませんが、“誰かが何かの被害にあっている”ということがわかったときに大切なのは、“被害者を責めない”ことです。「当たり前じゃないか!」と思われる人も少なくないとは思いますが、これは簡単なことではありません。被害者を大切に思うあまり、「どうしてそんなことをされて黙っているんだ、逃げないんだ」というような言葉をかけてしまったり、そうした気持ちを態度で示してしまったりすることがあります。

第三者からすれば、抵抗することや逃げることは簡単そうに思われます。しかし、被害の渦中にある人にとっては、時にそれらは“死ぬよりも難しいこと”に感じられます。そもそも、「そうされているのは自分が悪いせいだ」と思わされていることも多いので、抵抗したり逃げたりしてはいけないと感じていることもあるのです。

専門家に相談することも考えて!

被害者を責めることなく、話を聞いたり相談を受けたりできているのであれば、“あなたにできること”のうち、大部分はすでにできていることになります。次に大切なのは、あなたが“自分でどうにかしようとしないこと”と“専門家に相談すること”です。

本来であれば、被害にあっているお友達自身が専門の相談機関を頼れるとよいのですが、それができない・難しい場合であれば、あなた自身が“友達についてどうすべきか”を専門の機関に相談してみるのがよいでしょう。相談先は、“DV”や“女性相談”の窓口、弁護士の無料相談などがオススメですので、インターネットや役所などで探してみてくださいね。

被害にあっているお友達は、今、大変な状況にいるかもしれませんが、あなたという相談相手がいたことはとても大きな助けになっているはずです。あなた自身が動き無理をしてしまうと、あなたにもお友達にも危険が及んでしまうことがあります。ですから、頼れる専門家を見つけましょう。

【参考リンク】
・「夫婦間のモラハラ、経験したことがある」が5割 | 日本法規情報株式会社(http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000006827.html
・配偶者からの暴力被害者支援情報 | 内閣府男女共同参画局(http://www.gender.go.jp/e-vaw/index.html

●ライター/佐原チハル(自由形恋愛専門家)

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