細切れでOK? 「運動は20分以上継続しないと意味がない」は本当か

「毎日体を動かさないと気持ち悪くて……」という女性に憧れて、やる気に任せて数日走ってはすぐやめる、ということを年に数回は繰り返している、スポーツマインド薄口ライターの木野紫と申します。

もしもあなたが、ダイエットや健康のために毎日運動するとしたら、無理なく続けられる時間はどのくらいになるでしょうか。ダイエットにはウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が効果的で、よく「20分以上は継続しないと脂肪は燃焼しない」と言われていますね。

やる気があるときはいいけれど、ちょっと疲れていると、この20分はハードルが高く、「長いな……」とサボり心がムクムクと起き上がりがちです。有酸素運動やエクササイズは、20分以上継続しないと本当に意味がないものなのでしょうか。

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「20分以上継続して運動しないと脂肪は燃えない」は間違い

東京大学大学院の石井直方教授の著書『一生太らない体のつくり方-スロトレ実践編』では、有酸素運動に関して次のように言われています。

『一般に、有酸素運動で脂肪を燃やすには20分以上運動しなければいけないというのが定説になっていますが、これは、実は間違いです』

えっ、本当ですか。いきなり結論が出てしまいました。じゃあ20分頑張らなくても、5分走るだけでも脂肪は燃えてくれるのでしょうか。そうだったらいいのに。でも、スポーツジムのインストラクターや雑誌のダイエット特集など、いたるところでこの“脂肪燃焼20分説”は耳にするのに、どこが間違っているのでしょう。もしかして、20分どころかもっと運動しないとダメ、とかいうオチでしょうか。だったらイヤ過ぎます。

細切れでも20分を超えれば脂肪は燃える

『運動を続けると、徐々に徐々に体中の脂肪が使われるようになっていき15分くらい経過したら、体脂肪からもエネルギーが供給され始めるという状態になります』

基本的には、運動を始めて20分近く経過すれば脂肪が燃焼され始める、というのは正しいようです。1時間以上と言われなくてホッとしました。そして、20分継続して行うのではなく、細切れの運動であっても脂肪燃焼に効果があるようです。

『5分だから8分だから効果がないということはないのです。これを間違ってはいけません。(中略)直接体脂肪が燃えなくても、体のどこかの脂肪が燃えれば、いずれはそれを補うために結果的に体脂肪が減るのです』

たとえば、5分走ってちょっと休憩、お昼の休憩に10分歩き、自宅で5分エアロビクス、というような運動でも、続けていれば結果的に脂肪は燃えてくれるようです。近年は国際的にも、連続的か断続的かに関わらず、運動によるカロリー消費には差がないという研究結果が出ています。毎日の生活において、細切れであっても運動を続けることが大切なんですね。


いかがでしょうか。「長時間運動しないといけないんだ」と自分を縛ってしまうとサボりたくなりますが、「毎日細切れでも運動すれば脂肪に効く!」と思えば、少しは続けるのも苦じゃなくなりそうです。私も無理せず、毎日ちょこちょこ運動し続けたいと思います。

【参考文献】
・『一生太らない体のつくり方-スロトレ実践編』石井直方・著

●ライター/木野紫(未モテ女子応援隊長)

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