映画『間奏曲はパリで』に学ぶ、彼女に浮気をされた時の大人対応の極意

【相談者:30代男性】
彼女が浮気をしています。怒りに任せて言うか、それとも黙っているか、どうすればいいのか悩んでいます。


みなさん映画は観てますか? 恋愛jpで映画のアドバイスを担当しております利根川です。担当といっても映画を勧めるのが僕の仕事で、お悩みと同じような経験をしている映画や1シーンをお勧めし、少しでも答えのヒントになればと思いご紹介させていただきますね。

さて、浮気をされたわけですね。それは……悲しいなぁ。つらい気持ちもわかりますが、浮気されているのであれば、大事なのはそれでもあなたが相手のことを心から好きかどうかなのでは。これで感情が変わるようであれば、それまでだと思うし、それでも好きでとても大事な存在なのであれば、ここが本当の愛の試練のときでしょう。難しいけどねぇ~。

ではね、決めるのはあなたですが、1つ参考になる映画をご紹介いたしましょう。

『間奏曲はパリで』発売元/KADOKAWA

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『間奏曲はパリで』
発売日:2015年9月25日
価格:4,700円+税
発売・販売:KADOKAWA

ストーリー

ノルマンディーで農場を営む夫婦のブリジットとグザヴィエ。子どもが巣立ってからというもの、穏やかで幸せだけど平凡な毎日。遊び心を忘れないブリジットが、変化をもたらそうと努力をしても、実直で無骨な夫は無関心。ある日、隣家のパーティで出会った魅力的なパリジャン・スタンとの楽しい時間が、彼女の心に火をつける。ひとりパリ行きの手配を始め、未知なる期待を胸に、人生を変える休日へ出かけるのだ。


いつまでも女性として美しくいたい、魅力的でいたい……という思いのヒロイン、主演の名女優イザベル・ユペール(ブリジット)。彼女のひとときのアバンチュールと、その渦中で揺れ動く農夫の夫(グザヴィエ)の静かな深い愛のお話ね。

夫役にジャン=ピエール・ダルッサン、フランスのいい役者さんですね。表情がとてもよくて、哀愁漂う演技が印象に残る役者さんです。フランス映画独特の、人間臭さ、辛気臭さ(笑)。でもね、映像やセリフがとてもきれいなんですよー。ぜひ、ご参考にしてくださいな。

浮気をした彼女とウマくいくコツ(1)~グザヴィエ~

グザヴィエ:「俺たちは農業高校に、同じクラスになり、ある日教壇の上で将来の夢を発表した。俺は牧畜、そして彼女は羊飼い。そんな職業は過去の遺物だった。童話でしか知らない。それが逆に気に入った。そのとき俺は恋に落ちた。ユニークで個性的で、肝が据わってた」

浮気をした彼女とウマくいくコツ(2)~友人~

友人:「パートナーの詮索し過ぎは良くない、逆に傷つく。あなたも浮気(心)したことあるでしょ、でも元に戻った。奥さんは台所でいつも泣いてた。今回と同じ、結局お互いさまなんだよ。怒ったり嫉妬するのは、“愛してる証拠”なんだよ」

浮気をした彼女とウマくいくコツ(3)~グザヴィエ~

グザヴィエ:「プレゼントがある。君の夢だったイスラエル旅行を取った。一緒に行くかい? きっと命の洗濯になるよ」

いかがでしたでしょうか。ブリジットのひとときのアバンチュール……ま、アバンチュールっていえば聞こえはいいが、これただの浮気なのね。しかも一気に2人って(笑)。それだけ、ブリジットの中にいろいろと思うものがあったのでしょう。正当化するつもりもないが。

ただ、それに気づくほど男は敏感でもないし、相手を見てないし……ここが問題なんだよね。表面上の“浮気”に対しては、悲しみ、怒り、いろいろと湧くわけです。わかりやすいから。逆に、「なぜ浮気したの?」という理由の部分はわかりづらいから、普通はなかなかそこまで考えが至らないんですよね~。

結局夫(グザヴィエ)は、見なかったことにするわけです。許すというのか、受け入れたというのか……でもね、この黙ってるっていうのが一番難しいことなんだよ。

だから、夫(グザヴィエ)は素敵なわけです。なおかつ、彼女との関係を修復しようと頑張るわけです。彼女との時間を大事にしたり、旅行へ連れて行ったりと、彼女のことをちゃんと見てあげる……1人の女性としてね。この意味わかるかなぁ~(笑)。これができたらね、大人のいい男でしょ。くれぐれも浮気癖のあるような相手は論外ね。

最後に、僕のオススメ名シーンはね、何と言っても息子のトランポリンのシーン。息子はね、パリでピエロの学校に通っているわけです。夫(グザヴィエ)はとても偏見があって、いつも息子とぶつかるわけです。ある日、たまたまパリに行ったときに息子の学校に寄って、そこで息子のトランポリン姿を見るんですがね、それが……息をのむほど美しいんですわ(笑)。

もうね、芸術。音楽に演出に、本当にきれいなんだよね……時のゆったりとした流れを感じます。人って美しいんだなぁ~って(笑)。ぜひこちらも注目してみてくださいな。

あとは映画観て笑って、泣いて、感じて、きっとヒントがあると思いますよ。

ハッピーエンド目指して……。

現実は映画よりも映画っぽい。

利根川でした。

●ライター/利根川建一(映画専門家)

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