アナタも被害者かも? “愛情からの束縛”と“DV”を見分ける方法3つ

【相談者:10代女性】
“デートDV”について勉強しました。言葉を聞いたことはあったのですが、いざ勉強してみたら、自分がしていないか・されていないかを考えるのは難しいと感じました。“束縛”もDVとのことでしたが、好きな人の浮気を心配するのは好きだからこそだとも思います。“やりすぎ”がダメなのだとは思うのですが、どこからがDVでどこまでが愛なのか、どう判断したらいいのかわかりません。

a 自分の気持ちと“社会”とで、バランスが取れるようにしましょう!

こんにちは、ライターの佐原チハルです。

浮気などの心配をしたり、されたりするのは、たしかに好き合っている人たち同士なら普通のことなのかもしれません。しかし、DVは被害者の人間性を大きく傷つけるものです。そして、“愛していればいるほど”、傷つけたり傷つけられたりすることが増えてしまいます。その危険性とは、いつでも向き合っていなければいけません。

151103sahara

(1)DVとは? 束縛の位置付け

『NPO法人全国女性シェルターネット』のホームページによると、DVは暴力の形によって5つに分類できるとされています。束縛は、このうちの“社会的暴力”に含まれると言えるでしょう。

“社会的暴力”は、たとえば、交友関係を制限する・行動内容を制限する・言動を監視する(メールを無断で見る・他人との会話の内容を報告させるなど)というような、他者・外部との関わりを阻害するようなものを指します。

彼氏にデートDVされてしまう女性の実態

DVというと、殴る・蹴るなどの身体的暴力を思い浮かべる方が、やはりまだまだ多いかと思います。けれどDVの定義は、身体的な暴力だけに留まりません。身体に傷を残さない精神的暴力もありますし、「メールを監視する」「友人付き合いを制限する」などの束縛行為もあるのです……。

(2)ある程度の束縛は愛情?

どこからが“DV”で、どこまでが“愛情による束縛”なのかは、実のところ判断しきることができません。なぜなら“DV”として行われる束縛も、している側からすると、愛情ゆえの行動であることが少なくないためです。DVであるか否かを考えるときは、愛情の有無を基準にしてはいけないのです。

重要なのは、“されている側の気持ち”と“社会的認知”の2つの視点です。たとえば、相手に愛情があろうと、社会的には許容範囲であると言われていようと、されている側がやめてほしいと感じているのであれば、それはもうDVです。一方で、されている側がたとえそれを受け入れているのだとしても、もし社会的に「犯罪だ」「やりすぎだ」「細かすぎる」と言われているような場合であれば、それもまたDVである可能性が高いです。

(3)“ちょっとしたことでもDV認定”がベター

どこまでがDVで、どこからが許容範囲かという判断は、たしかに本来であれば、パートナー同士や“被害者側”が決めることではあります。しかし、DV被害者は自分でも気づかないうちに、正常な判断力を壊されてしまっています。被害を被害だと捉えられなくなってしまうのです。

“自分が少しでもDVだと感じた”“自分がそう感じていなくても社会的にDVだと言われている”の2点のうち、どちらか一方でも当てはまるようであれば、一旦DVであると仮定して対処を始めてしまうのがよいでしょう。好きな相手に対し、そのように捉えるのは難しいことですが、DVに関して鋭い感覚が持てるよう、日ごろから意識しておきたいですね。

【参考リンク】
女性のためのDV相談室 by NPO法人 全国女性シェルターネット

●ライター/佐原チハル(自由形恋愛専門家)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">

注目の記事

このコラム読んでどう思う?

  • いいね (4)
  • うーん (0)
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

恋愛jpをフォローする