シンママは無責任? 若くして離婚に至った女性の体験談3選

【相談者:20代女性】
最近、シングルマザーの貧困がよく話題になりますが、結局は、結婚生活に我慢ができなかった女性の自業自得のように見えます。子どもまでつくっておいて、無責任に感じられます。いったい、どのような人が離婚などするのでしょうか。教えてください。

a DV、モラハラ、経済的事情、未熟さ、価値観の違いと押し付けなど、離婚原因はさまざま。

ご質問ありがとうございます。ライターのPink-Lemonadeです。

トルストイによる小説『アンナ・カレーニナ』の有名な一文に、『幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はそれぞれに不幸である』というものがあります。昨今の日本では、家族の形も多様化し、幸福な家庭がどれも似通ったものとは言い難いように思えます。

それでも、家庭の構成員それぞれの価値観のバランスが、ある程度、幸福感を持って保たれているという意味では一様とも言えます。では、崩壊する家庭はどうでしょうか。20代で離婚に至った3人の方の例を挙げさせていただきます。ご判断ください。

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(1)当時看護師/28歳女性の場合

『彼は、自分より収入の多い私に対して常に依存し、そのくせ男性特有のプライドを必死で守ろうとしました。家事は全て私。少しでも気に入らないことがあると怒鳴りちらしました。

子どもができ、一旦仕事を辞めたいと言ったときには、お腹に赤ちゃんがいるにも関わらず、頬を打たれました。タダ飯を食う嫁はいらないそうです。自分の子どもを世に送り出そうとしている私に対してなんの気遣いもないこと、自分の子どもを育てることに対して責任感の欠片もないことに絶望し、離婚を決意しました』

この女性は、3年後に公務員の男性と結婚して幸せな家庭を築いています。

(2)当時専業主婦/25歳女性の場合

『学生時代に妊娠したため、就職せずに結婚を選びました。夫は就職してくれたのですが、まだ自分には自由な時間が欲しかったという理由で、家計費を毎日400円しか渡してくれず、自分はパチンコなどで遊びまわっていました。仕方ないので、実家に援助を頼みお米などをもらって帰ってくると、それが気に入らないらしく、ごみ箱を蹴るなど周りのものに当たりました。

二度と頼るなと言われたのですが、頼らないと生きていけない状況でしたので、実家を訪れてはキレられるということを繰り返しました。離婚を申し出ると夫は、「母親に怒られるから離婚はしたくない」と言いました。結局離婚しましたが、お互いに未熟な状態での結婚を、今は反省しています』

この女性は、今は子どもを実家に預けながら看護学校に通っています。

(3)当時パート主婦/28歳女性の場合

『夫の実家の圧力、つまり「自分の家のしきたりに全て従いなさい」という圧力に負けました。夫が私を擁護してくれれば、離婚はなかったと思うのですが。

夫の実家は、ごく一般的な技術者の家庭です。しかし、夫には多くを求めており、「うちの息子がノーベル賞を取れないのは、あなた(私)のコミュニケーション能力がないからだ」など、信じられない奇妙なことを次々と言う家でした。玄関で靴を揃えて脱ぐと叱られました。夫の実家のしきたりではありえないことだそうです。だんだんと自分らしさが失われていくのがわかったため、離婚を決意しました』

この女性は、現在は家業を手伝いながら派遣社員をしています。


DV、モラハラ、経済的事情、未熟さ、価値観の違いと押し付けなど、離婚原因はさまざまです。身の危険を感じたり絶対的な絶望を味わったりといったことのない、紆余曲折の少ない人生を歩んでいると、他者の苦しみが見えないこともあります。日々をいっぱいいっぱいで戦っている方々も同様です。

しかし、憎しみが連鎖するように、悲しみもまた連鎖します。離婚の事情に鑑みるかどうかはお任せしますが、一人親の家庭で育ったお子さんたちに、温かい目が向けられるような世の中であってほしいと願うばかりです。

●ライター/Pink-Lemonade(恋愛・婚活・結婚生活分析家)

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