意外とアリかも! 結婚相手にあえて草食系の男性を選ぶメリット

【相談者:30代女性】
今年で35歳になります。自分で会社を経営していて仕事も軌道に乗り、その点は満足しています。最近、「子どもを1人産みたい」という自分の気持ちに気付いたのですが、いざ周りの男性を見てみると素敵な方は既婚者ばかり。未婚の男性には男らしさが感じられず、覇気がなくイライラすることもあります。なぜこんなに“草食系”ばかりなのでしょうか?

自分が高飛車だということは分かっていますが、正直「釣り合う人がいない」と思うのが本音です。私はやはり結婚には向いていないのでしょうか? 諦め気味です。

a “草食系”が増えたワケと、結婚を望むあなたが取るべきアクションをアドバイスします。

悩みを話してくださり、ありがとうございます。仲人士の忽那里美です。結婚相談所を経営しています。

とても正直なご意見だと思います。言葉に出さないまでも、このように感じていらっしゃる女性は多いのではないでしょうか? 今回は、疑問に思われている草食系が多いワケと、そんな中であなたが本当に結婚を望むのであれば、どういったアクションを取っていけばいいのかをアドバイスいたします。

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草食系は『テストステロン(男性ホルモン)』が少ない?

本題に入る前に、あなたの右手をご覧ください。人差し指と薬指はどちらが長いですか? おそらく薬指のほうが長いと思われます。私もそうです。これは何を表しているかといいますと、『テストステロン(男性ホルモン)』の多寡です。お察しの通り、薬指が長ければ男性的、人差し指が長ければ女性的と言われています。

さて、ここから男性の話に展開していきます。あなたがイライラするという男性は、テストステロンが少ないためと考えられます。森川友義氏の著書『結婚しないの? できないの?』によると、テストステロンの多い人と少ない人にはそれぞれ以下のような特徴が見られるそうです。

『「テストステロンが多い人」
合理的、メカに強く、負けず嫌いで、性欲が強く、堂々としていて、積極的で、たくましく、いわゆる「男らしい」面が多々あります。ただし、笑顔は少なく、孤独願望が強く、浮気性なので、結婚という束縛する一面があるものには、性格的に向いていません。

「テストステロンが少ない人」
協調的で、優しく、ほほ笑むことが多く、性欲は比較的少ないため1人の女性を深く愛し、マイホームパパとして最適です。しかし、頼りがいがない、優柔不断で決断が遅い、身体能力に劣り、男らしくない、という否定的な面もあります』

あなたが“草食系”と呼んでいる男性は、“テストステロンが少ない人”の総称なのです。

あなたの周りに草食系の男性が多いのは、お見合い結婚がはやらなくなったからかもしれません

次に、ご相談の「なぜ草食系が周りに多いのでしょう?」にお答えしましょう。前述の著書に、以下のような説明が載っているので要約します。

『日本には「勇気がない」「時間がない」「出会いがない」という「3ない男」が数多く存在してきました。恋愛経験が乏しく、仕事が忙しいために異性と出会うチャンスがない男です。

従来は「3ない男」が、「結婚市場」において順次売れていくもっとも効率的な手段として、お見合い制度が存在していました。戦前の1930年代では10人に7人、戦後でも60年代前半までは2人に1人がお見合いで結婚していました。

ところが、現在では20人に1人程度がお見合いで結婚するにすぎません。お見合い結婚が減少した分「3ない男」にとっては結婚が難しい状況で、最新のデータでは、50歳の男のうち、実に20%が未婚なのです』

つまり、お見合い結婚が少なくなったぶん、“3ない男=草食系男子”が結婚できず未婚のままでいる、ということです。あなたが「周りにいるのは草食系ばかり」と思う理由の1つがこれになります。

“草食系”との結婚は、本当にあなたには向いていないのでしょうか?

では、あなたのお話に進みます。「子どもを1人産みたい」という気持ちになっているとのこと。ご年齢から考えまして、結婚をして子どもを産むには、ゆっくりじっくりお相手を探すという段階ではないというのが正直なところです。母子ともに安全に出産をするためには、タイムリミットに近いかもしれません。

上記の、「テストステロンが少ない人」の欄をもう1度ご覧ください。頼りがいがない、男らしくない……という否定的な面ばかりに目を向けず、良い面である『1人の女性を深く愛し、マイホームパパとして最適』という部分を考えたことはありますか? どうでしょう? 結婚を考えた場合、安心できませんか?

当方の結婚相談所に登録されている女性で、あなたと同じように会社経営をされている方がいらっしゃいます。先日こんなことを仰っていました。

『私が働きます。仕事が好きです。ですから、お相手には働き続けることに協力してほしい。優しくて、安らぎのある家庭を築いていける方を希望します』

このご意見、どうお感じになられますか?

最初から周りは草食系と決めてかからず、相手の良い面に目を向けてみましょう

あなたは、これからのキャリアをどのようにお考えでしょうか? 会社経営は結婚後も続けますか? 子どもを出産した後はどうでしょうか? 子育てに協力的なお相手が良いですか? 家事は分担しますか? 疲れて帰宅したとき、穏やかな相手が良いですか? それとも、お相手もバリバリ外で活躍する緊張感がある家庭を望みますか?

ご自身の望む人生プランを、じっくり考えてみましょう。最初から草食系ばかりと決めてかからず、視界も心も大きく開いて、たくさんの出会いを楽しんでください。今一度、あなたが“草食系”と呼ぶ男性の良い面にも目を向けてみてください。このコラムで新しい視点を持っていただけたら幸いです。またのご相談をお待ちしております。

【参考文献】
・『結婚しないの? できないの?』森川友義・著

●ライター/忽那里美(仲人士)

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