出世の明暗が決定!? 夫のお小遣いを少なくするメリット&デメリット3つ

【相談者:20代女性】
こんにちは。先日、婚約中の彼(28歳)とお金の話をしました。生活費や家賃、貯金、教育費、保険料、投資額などについて話していたのですが、おこづかいの話でもめてしまいました。既婚の友人の多くが旦那に月3万円のおこづかいを渡しているということだったので、私もそうしたいと提案したところ、彼に猛反対されました。

月3万円では飲み会にも行けない、趣味にも使えない、おこづかい制でなくてもよいのではないかと言うのが彼の言い分でした。そこで、既婚男性、数名に相談してみたところ、「20代のころはおこづかい制で、金額は3万円だった」「お昼ご飯代と飲み代くらいにしかならなかったけど、苦しいのは嫁も一緒だったから頑張った」と不満はあったみたいでしたが、今となっては納得している様子でした。

多くの人の話を聞いた結果、おこづかい3万円はやっぱり妥当だと思うのですが、彼から猛反対されているので混乱しています。この提案を押し通してはいけないのでしょうか。

a “好機逸すべからず”。彼こそ優良投資案件かもしれません。

ご相談ありがとうございます。心と身体の誘引師ゆうめです。

独身時代には自己裁量で資産を運用できますが、結婚後は2人で資産を共有し運用しなければいけなくなりますよね。それが全てではありませんが、“お金”はやっぱり大切です。結婚後にもめることがないよう、結婚前にしっかり話しておきたいテーマの1つですね。

『株式会社クロス・マーケティング』の調査によると、日本の家計管理タイプの1位は「おこづかい制」で4割、2位が「家計先渡しタイプ(夫が妻へ1か月の家事代を渡す)」で1.5割という結果でした。ただ、共働きの家庭だけみると、1位は担当する項目を夫婦で分担する「項目別分担タイプ」で3割超え、2位の「おこづかい制」の2.6割を上回る結果となりました。

同社の別の調査では、年収に占める年間の夫のおこづかい率が算出されています。日本は6%、北京・上海・香港は34%、ロンドン12%、ローマ・ミラノ11%、ニューヨーク10%という結果でした。あなたの彼の年収の6%が36万円ならば、おこづかい月額3万円は日本国内の一般的な金額であると言えそうです。しかし、これはあくまで統計値。目安にはなりますが、目安でしかありません。

ファイナンシャルプランナーであり、数々の講演や、雑誌・新聞などでの執筆でご活躍されている花輪陽子さんは、著書『夫婦同時失業から復活したFPが教える、節約せずに年間200万円貯める方法』の中で、『おこづかいは、夫という資産への「投資」』だと言っています。

おそらくあなたの彼は、生涯1億円は稼ぐことでしょう。これがおこづかいという投資により2億円以上になるのだとしたら、マンションや株に投資するよりも彼の方が投資価値が高い優良案件と言えるかもしれませんね。

また、あなたが相談をしたおこづかいが3万円だった既婚男性たちのことを思い出してください。彼らに部下はついてきているでしょうか。ケチというレッテルは貼られていないでしょうか。これから出世しそうでしょうか。自分の旦那に彼らのようになってほしいと思えるでしょうか。もしも、あなたがそう思えないような原因にお金が関係しているようであれば、おこづかいについて“再考の余地あり”です。

おこづかいが少ないことのメリットとデメリットをご紹介しますので、彼の投資価値について見極める参考にしてくださいね。

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おこづかいが少ないメリット

(1)無駄遣いをしない

行きたくない飲み会は断りますし、お金に余裕がないので後輩に奢ることもなくなるでしょう。妻好みの倹約パパになれますね。

(2)浮気をしない

甲斐性がない方は、浮気の心配はほぼありません。お金以外にも不倫男性の魅力はありますが、たいていの女性は本能的に避けてくれます。

(3)お金が貯まる

少ないおこづかいのおかげでお金が浮いた分、家計は潤います。

おこづかいが少ないデメリット

(a)機会の損失

これが最大のデメリットです。社内外での飲み会、パーティー、セミナー受講などのビジネスにつながる機会も、良本やサービスのよいレストランで教養を深めたり人間力を高めたりする機会も、お金を理由に制限せざるを得なくなります。

こういった機会の損失により、飲み会の席で任される可能性のあったプロジェクトも、有料セミナー受講により取得できたであろう資格も、社内からの信頼も、積極的に動いた同期が独り占めすることになってしまうかもしれません。出遅れた人は、一生小さくおさまってしまう可能性があります。

(b)時間のロス

節約を優先させて時間をロスする人を見たことはありませんか。たとえば、交通費を浮かせるため定期券圏内での移動を選択し15分ロスするといった具合に。おこづかい3万円の既婚男性は本当に切実なため、貴重な時間を無駄にしてしまう可能性があります。

(c)だらしなくなる

身だしなみ1つで成績が変わることがあります。彼の会社の風土を存じ上げませんが、安物のスーツ、すり減った靴では出世できない会社も存在します。毎日は難しくても、いざというときのための清潔な勝負スーツを1着は持たせてあげたいですね。


彼のおこづかいを抑えて家計に還元してもらうのも堅実でよい考えです。しかし、これから30年以上働く期間がある彼は、今のうちに会社からリストラされないためのスキルや、リストラされた後でも生活していけるスキルを身に付け、人脈を広げる必要もあるのかもしれません。ただ、ギャンブルや夜の店で使い込まれては本末転倒ですので、増やすからには管理の目を光らせるということは伝えておいてよいでしょう。

先にご紹介した花輪さんは、年収の10%がおこづかい額の目安になると言っています。年収が増えればおこづかいが増えると思うと男性も積極的に収入アップのための自己投資に励むそうですよ。おこづかいを増やすのはやっぱり無理といった家計の状況でも、ここぞというときにはお金を渡すことができるようにしておきたいものですね。末永く幸せに暮らせる方法を、妥協せず2人で見つけてくださいね。

【参考文献】
・『夫婦同時失業から復活したFPが教える、節約せずに年間200万円貯める方法』花輪陽子・著

●ライター/ゆうめ(心と身体の誘引師)

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