攻撃モードを回避! 部下をいじめる嫌な上司とうまく付き合う方法2つ

【相談者:20代男性】
彼女のことで相談があります。職場の部長が原因のストレスによって、彼女の様子がおかしくなり心配しています。彼女の部長はターゲットを決めてはいじめて辞めさせているそうです。今でこそいじめのターゲットではないのですが、彼女は部長と一緒に働くストレスから胃潰瘍になり、その上、胃が痛くないときは毎日のように私にイライラをぶつけてきます。私も我慢できず応戦してしまい、喧嘩することも珍しくありません。

彼女と一生連れ添うことは心に決めておりますので、生活の心配はせずに異動願を出す、もしくは退職するよう勧めましたが、今は嫌だと言って聞いてくれません。彼女と私の関係については私たち次第だと思っておりますが、会社の人事については自分たちの力ではどうにもなりません。彼女の部長のような、上から目線の嫌な人とのうまい付き合い方を教えてください。

a 態度だけは自尊心を尊重し、心を持たず傍観者として接してください。

ご相談ありがとうございます。心と身体の誘引師ゆうめです。

これはお二人へのちょっとした試練なのかもしれませんね。乗り越えて、よりよい関係を築いていただきたいです。元産業教育研究所所長で心理学者の樺亘純氏が『まわりを不愉快にして平気な人』という著書の中で、嫌な上司について述べていました。特徴や対処法について一部紹介いたしますので、ぜひ、彼女さんと一緒に読んでいただきたいと思います。

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いつも上からな人の特徴

・「自分は絶対に正しい」と考えている
・権力志向が強く、力関係に敏感である
・周囲から褒められるのが好き
・協調性、謙虚さ、思いやりがない
・プライドが高く、傷つきやすい
・頭がかたく、総合的判断ができない

どうでしょうか。部長にも当てはまることがあるのではないでしょうか。いつも自信たっぷりに上からものを言ってくる人は、根は小心者で自信がありません。傲慢な態度で武装して自尊心を保ち、心の奥底にある劣等感を隠しているのですね。武装してまで守っている自尊心を傷つけられることが最も嫌いで、自分がしているように他人が自分をコケにした場合には、容赦なく攻撃をします。

それでも、そんな本人も人望や能力がないことには気が付いているので、「部下はついてきてくれないのではないか」という不安が常に付きまとっています。仲間を信じることができず、協調性や感謝の気持ちという温かい感情が欠けていき、その半面で権力や力関係に過敏になり、役職を振りかざした高圧的な態度をとってしまうのです。自分を守りすぎるあまり他人を信じることができなくなるなんて、なんだか不憫ですね。

対処法(1)アイデアをあげよう

権力志向が強いこともあり、上からの評価を誰よりも気にしています。頭が固い自分では考えつかない発想を持ったアイデアマンを欲しがっています。実力をつけてうまく取り入ってください。ここで気を付けることは、提案内容よりも言い方。くれぐれも自尊心を傷つける言い方はしないでくださいね。

対処法(2)自尊心を尊重した態度をとろう

自尊心を傷つけると攻撃モードに入ってしまうので、先回りして能力や権威を否定していないことを伝えなくてはなりません。「不安なので、相談に乗ってください」「教えてください」「まず、部長に見てほしいんです」という姿勢で接しましょう。人望がないことを心の奥底では気が付いているので、部下とコミュニケーションがとれるだけでも、実は喜んでいます。


世話がやける部長ですね。正体を知れば知るほど、こんな人が上司であること、振り回されていること、真剣に向き合ってイライラしていることが滑稽になってきませんか。こういう方とうまくやるために最も大切なのは、“滑稽”“バカバカしい”といった一歩引いた客観的視点をもつことです。渦中で振り回されるのではなく、何の感情ももたず、無のまま傍観してみてください。

ただし、態度だけは相手の偽物の自尊心を尊重するかたちでお願いしますね。時には悔しい思いをすることもあるかもしれませんが、今よりはスッキリ過ごせるでしょう。他人とは分かり合えなくて当然なのに、お二人が理解しあって一緒にいることは奇跡的なことです。どうかその奇跡を見失わないでくださいね。

【参考文献】
・『まわりを不愉快にして平気な人』樺亘純・著

●ライター/ゆうめ(心と身体の誘引師)

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