父母どっちの母国語? 国際結婚カップルの育児に必要な言語とは

【相談者:40代男性】
はじめまして。私は国際結婚していて数か月前に妻と日本に戻ってきたのですが、妻は日本語をほとんど話せません。先日、妻の妊娠が分かりました。とても嬉しかったのですが、これからの子育てに不安もあります。子どもを育てていく上でどちらの言語で育てるのかを悩んでいます。やはり子どもには私と妻で分担して2か国語教えた方が良いのでしょうか。それとも、妻にも少しは日本語を勉強してもらったほうが良いのでしょうか。

a 日本での生活を予定しているのであれば、少しでも日本語を。

はじめまして。国際結婚アドバイザーのCocoです。

奥様のご懐妊、本当におめでとうございます! 赤ちゃんに会える日がとっても楽しみですね! さて、お子様の言語についてですが、国際結婚カップルがお子様の教育で“言語”について悩まれることは少なくないと思います。

実際には、お父さん、お母さんの母国語の両方を話せるお子様もたくさんいらっしゃいます。ただ、一方の言語は読み書きが完璧でネイティブレベルまで上達、もう一方の言語は話せるだけで、書くのは少し苦手……なんていうこともあります。どちらの国に住み、どこで学校へ通うかによってもかなり左右されることですので、2か国語を話せるお子様のご両親もいろいろと工夫と努力を重ねて教育されているはずです。

これからも日本に住み日本で教育を、と考えているのであれば、日本語は絶対必要になりますし、お子様も上達していくに違いありません。しかし、いつかは奥様の母国で、と考えられている場合は、家庭内ではお父さんは日本語を、お母さんはお母さんの母国語をといった感じで2か国語を同時に教え、両方話せるようになるお子様もいらっしゃいますので、そんな家庭環境を作るのも策です。

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お母さんが住んでいる国の言葉を話せないと、幼稚園に行き始めてからが困る!

私の知人で、インドネシア人と結婚しインドネシアへ移住した女性がいたのですが、彼女の旦那様はとても日本語が堪能で、普段から日本語だけで会話をしていました。もちろん子どもが生まれてからもその習慣は変わらず、奥様はインドネシア語を覚える機会がなく、インドネシア語のレベルは買い物へ行くのに困らない程度。後は全部、旦那様がサポートしてくれていたそうです。

ところが問題が起こったのは、お子様が幼稚園に行き始めたころ。幼稚園から持ち帰ってくるお手紙や時々かかってくる先生からの電話に全く対応できずにとても困ったと話していました。旦那様がすぐ近くにいれば問題ありませんが、仕事で一晩家に帰ってこないこともあったそうで、インドネシア語ができる日本人の友達に訳してもらって対応し、本当に苦労したそうです。

やはり、お母さんは学校からの連絡を聞いたり、時には病院に連れて行ったりしなければなりません。他にも、習い事を始めればそこの先生と話すこともありますし、幼稚園や学校ではお母さん同士で話をする場面にも遭遇します。

外国で子育てをするママたちからは、子育てには住んでいる国の言葉が生活に困らない程度できなければとても困る、という声も多いです。奥様にもお子様が生まれてくるまでの時間を有効活用して、日本語の勉強をするように勧めてみても良いかもしれません。

母国の教材をお取り寄せして奥様の母国語に触れさせましょう

外国で子育てをする日本人ママさんの中には、子どもに日本語の教育をするために、日本の教材を日本にいる家族や友人に送ってもらっているという人も少なくありません。アメリカに住む私の知人は、毎日少しでも日本語の読み書きをする時間を作るため、1日15分程度でできるドリルを日本から送ってもらっていると話していました。

今回、相談者様の場合は奥様が外国から日本へ移住してきているケースですので、もし将来的にお子様を連れて奥様の母国で生活することがあるのであれば、奥様の母国語をお子様に教えていくためにも、DVDや本などで小さいうちからその言語に触れる機会を作るのも策です。赤ちゃんが生まれてくるのに備えていろいろと準備を始められると思いますが、そのリストにお母さんの母国語の絵本を加えておくのも良いですね。


「元気な赤ちゃんを産んでくださいね!」と奥様にもお伝えください。遠くからですが、お母さんと赤ちゃんの健康をお祈りしています!

●ライター/Coco(国際結婚アドバイザー)

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