世間の目は冷たい? “専業主夫”が語るリアルな結婚生活と葛藤3選

【相談者:20代男性】
自分の性格と向き合ってみると、自分は社会に出てバリバリと出世して頑張っていくよりも、専業主夫になって家事や育児に励むほうが向いているのでは? と思うことがよくあります。専業主夫になるって、どんな感じなんでしょうか?

a 夫婦の理想の形を実現することが最も大切です!

ご質問ありがとうございます。人間観察好きの物書き、ときわひでたかです。

女性の社会進出が進み自立する女性が増えた結果、結婚後はもちろんのこと、出産後も一定の育児期間を経た後に職場復帰する女性の数も多くなっています。

『中央日報』の『「専業主夫」 5年間で34.5%増える』という記事によれば、家事をするために就職活動をしない男性の数が増加し、育児するために就職しない女性の数は減少していると報じられるほど、専業主夫という存在は増加傾向にあります。なんと、その割合はここ数年で34.5%も増えており、専業主夫が社会的にも認知されている証拠と言えます。

また、イクメンという単語も社会的に認知が広まっていて、家事や育児をする男性の印象も以前に比べると一般的なものになっていると言えます。夫婦にはそれぞれ理想の形というものがありますが、男性が専業主夫という選択肢を選ぶことが夫婦の理想の形である場合は、とても良好な夫婦関係を継続することができます。

ここでは、専業主夫として日々、家事や育児に励んでいる3名の男性にインタビューをしてきました。専業主夫としての気持ちや現実をお伝えします。

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(1)34歳男性/専業主夫の場合

『結婚する前から妻は仕事に生きるキャリアウーマンタイプでしたので、仕事上の夢もありましたし、プライベートよりも仕事優先という生活を送っていましたから、そんな彼女と結婚の話をするタイミングですでに専業主夫になる道を選んでいました。

実際に僕自身、一人暮らしの期間も長かったので、炊事、洗濯といった家事は日常的にこなしていましたし、どちらかと言うと家事が好きなほうでした。仕事に全力を注ぐ妻をサポートするという意味でも、僕が家事全般を担当し家庭での妻の負担をできるだけ軽くしようと考えていますね』

(2)31歳男性/専業主夫の場合

『7歳年上の今の妻は、勤務している会社で重要なポストに就いていて僕よりもはるかに稼ぎが多いです。家計のことも考えると、僕が家庭に入って専業主夫になるほうが良い夫婦関係を築けると思い、相談した上で専業主夫になることを決めました。

夫婦のあいだではとても理想の形だと感じているので問題はないのですが、やっぱり世間的な目は厳しいものがありますね。いくら夫婦で決めた形であっても僕が妻に食べさせてもらっているような印象は拭えませんので、そういったものを払拭していくのはなかなか難しいもんだと常々感じています』

(3)36歳男性/専業主夫の場合

『妻の職業柄、海外へと出張することが多く、また、小さいころからの夢だった職業に就けた妻を見ていると、それを辞めてまで家庭に入ってもらうのも……と思い、僕自身が専業主夫になろうと思いました。共働きの期間もあったのですが、自分自身が専業主夫として家事全般、育児全般を担当していると、家庭を守る女性のつらさや厳しさが身に染みて分かりましたので、妻への感謝の気持ちも一層大きなものになりました。

専業主夫になろうと決めた当初は、周りの目や男のクセにといった負い目もありましたが、近所に暮らす人たちは比較的年齢が若い人が多く、専業主夫という形態を理解してもらうのに時間がかかりませんでしたので、当初抱いていた悩みは、意外に早くなくなりましたね』


インタビューをご覧いただきました通り、女性側の働き方への尊重はもちろんのこと、男性側の覚悟や葛藤といったものが背景に見えます。とは言うものの、それぞれの夫婦がそれぞれの理想の形で夫婦関係を豊かにしている様子が伝わってきます。

2人がもっとも理想的な関係でいられる状態、子どもができたら家族みんなが笑顔で暮らせる状態こそが理想の家族形態だと思いますので、しっかりと将来のイメージを描きながら理想の形を探してみるというのがポイントなのかもしれませんね。

●ライター/ときわひでたか(人間観察専門家)

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