ヘアケア製品は複雑!? 「育毛剤・養毛剤・発毛剤」の違いと特徴3つ

【相談者:30代女性】
最近、抜け毛が気になっています。育児も一段落したので、年のせいかなと思い、薬局で何か髪に良さそうなものはないか探していたら、いろいろ種類がありすぎてわかりません。医薬品のものと化粧品のものがあるというのはわかったのですが、どう違うのか教えてください。

a 育毛剤・養毛剤は髪を育てて抜け毛を防ぐもの、発毛剤は毛母細胞に働きかけて新しく髪が生えるのを助けるものです。

ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。

現代では、加齢やホルモンバランスの乱れだけに限らず、ストレスをはじめ、さまざまな要因で薄毛や抜け毛に悩まれる方が増えています。そのニーズもあって、ドラッグストアやコスメショップなどでたくさんのヘアケア製品が売られています。消費者目線では、いろいろな種類があるとうれしい反面、多すぎて選びにくいと感じる方もおられます。

そこで今回は、育毛剤、養毛剤、発毛剤などと呼ばれるヘアケア製品の違いと特徴をご紹介します。

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育毛剤、養毛剤、発毛剤の違い

薄毛治療に詳しい美容外科クリニックの医師によると、育毛剤、養毛剤、発毛剤という呼び方は、実は『医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(=薬機法、旧薬事法)』で区別されているものではなく、配合されている成分の効果や内容によって、便宜上そのように呼ばれているのだそうです。

もう少しわかりやすくご説明すると、まず育毛剤は、抜け毛を予防し、今ある髪を育てるという内容のヘアケア製品になり、『医薬部外品』に分類されます。次に養毛剤は、髪にツヤを与え健やかに見せるといったトリートメント成分が配合されており、『化粧品』に分類されます。最後に発毛剤ですが、これは脱落した毛の毛穴から新しい毛を生やす作用のある成分を配合しており、『医薬品』に分類されます。

このように、効果や働きの違いと、法律上の分類の違いが先にあり、それをわかりやすくするために育毛剤、養毛剤、発毛剤というように区別されたようですが、消費者にはかえってわかりにくくなっているのも実情です。

育毛剤・養毛剤・発毛剤それぞれの特徴

それでは、育毛剤、養毛剤、発毛剤のそれぞれの特徴と選び方についてまとめていきましょう。

(1)育毛剤の特徴

育毛剤は、今ある髪の毛の成長を促進し、抜け毛を予防します。

具体的には、頭皮の血行を良くして、新陳代謝を高めたり、毛の成長に必要な栄養素を補給したり、雑菌の繁殖を抑えて抜け毛を予防していきます。

(2)養毛剤の特徴

養毛剤は、抜け毛を予防し、毛髪を保護します。

具体的には、皮脂やフケを抑えたり、保湿成分が入っていて髪に潤いを与えたり、頭皮環境を整えるような内容になっています。

(3)発毛剤の特徴

発毛剤は、毛を作る元となる毛母細胞に働きかけ、毛が抜けた後に再び新しい毛を生やすサポートをします。育毛剤や養毛剤のように、いま生えている毛に対して働きかけるのではなく、毛のない部分に作用する点で、大きな違いがあります。また、医薬品という性質上、個人差はあるものの副作用のリスクも否定できません。

育毛剤、養毛剤、発毛剤は、言葉は似ていますが、内容は大きく異なります。また、法律上でも、効果を期待できる医薬品のものと、効果を期待できるとまでは言えないが副作用が軽微で穏やかに作用する医薬部外品や、毛髪の保護に特化した化粧品とに分けられます。


今回は、育毛剤、養毛剤、発毛剤の違いについてご紹介してきました。抜け毛や薄毛が気になるけれど、その原因がわからないという場合には、やみくもに育毛剤などを使用せず、どのタイプの脱毛症なのかということを調べて、自分の頭皮環境にあったものを使いましょう。そして自分の頭皮環境を知るためにも、皮膚科などを一度受診してみることをおすすめします。

●ライター/MAKI(健康・美容ライター)

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