脂肪じゃない!? ポッコリお腹をつくる“夏便秘”の原因と解消法

【相談者:20代女性】
露出が多くなる夏に向けてダイエットをしているのに、下っ腹がポッコリと出ています。食事制限をして体重は減っているのですが、お腹は引っ込みません。

細いウエストラインはどうやってつくるんですか……?

a そのぽっこりの正体は“脂肪”じゃないかも!

ご相談ありがとうございます。セルフトレーニングコーチのNaoです。

相談者さんは、次の5つの項目に多く当てはまっていませんか?

(1)アイスや冷たい食べ物を食べることが多い(お腹を冷やす生活習慣)
(2)ダイエットのために食事制限をしている(食事量不足)
(3)お風呂はシャワーで済ます(体を温めていない)
(4)紫外線や汗を防ぐため、室内で過ごすことが多い(運動不足)
(5)夏の開放感から暴飲暴食や夜更かしをすることがある(生活習慣の乱れ)

これらのチェック項目に当てはまるものが3つ以上あったら要注意。

もしかしたら、そのお腹のポッコリは脂肪ではなく“夏便秘”かもしれません……!

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“夏便秘”って何?

そもそも、“下っ腹だけ”が太る、ということは考えにくいもの。

私たちの体は一部の脂肪だけが消えて無くなることはありません。食事制限や運動でダイエットをした場合、体全体の脂肪が同じように減ります。

つまり、ダイエットでウエストラインがスッキリとしたら、お腹だってちゃんとスッキリしているんですよ。

ただし、部位によって脂肪の量が違います。脂肪量の多いお腹周りなどは同じ割合で脂肪が減っても“たくさん痩せた”ように見えるんですね。

他の部分がスリムなのに“下っ腹だけがポッコリ”という場合、その原因は“脂肪”ではない可能性があります。

特に、お腹を冷やして代謝を弱めたり、生活習慣が乱れがちな夏は要注意。

知らず知らずのうちに腸内環境が悪化し、下っ腹をポッコリと硬くさせる“夏便秘”になっている可能性があります。

“夏便秘”の正体とは

『医療法人小林メディカルクリニック東京』院長の小林暁子医師によると、“お腹(だけ)ポッコリ”は、痩せ型の女性にも多いのだそう。

夏の生活習慣の乱れによって腸内環境が悪化すると、腸の蠕動(ぜんどう)運動が弱まり、消化や吸収のはたらきが弱まります。

すると腸内細菌がつくり出すガスや老廃物がたまり、ポッコリと硬いお腹になってしまうのだそうです。

ここで、「ポッコリお腹をなんとかしなきゃ!」と食事量を減らしたり無理なダイエットをしたりすると逆効果。胃腸のはたらきを弱めて夏便秘を悪化させてしまうこともあるんです。

さらに、便秘によってたまったガスが腸内や腸周辺のリンパのうっ滞を招き、“下腹部から下半身のむくみ”にまで発展することもあるのだそうです。

下っ腹のポッコリだけでなく下半身のむくみまで招いてしまう可能性がある夏便秘は、露出の多いファッションを楽しむために特に注意したい症状です。

夏便秘を解消する3つの生活習慣

夏便秘の原因は腸内環境の悪化。

腸のはたらきを活性化させる生活をすることで、便秘&むくみ知らずのメリハリボディを手に入れましょう!

(1)低カロリー&少量の食事はNG!

ポッコリを解消するために食事制限……は逆効果!

体内のはたらきを活性化させるためにはエネルギーが必要ですし、老廃物を溜め込まずに排泄させるためには、便になる量の食事をしっかりとることが重要です。

3食の食事で栄養バランスを整えるようにしましょう。

ダイエットは食事を極端に減らして体を“削る”よりも、筋トレや運動で“引き締める”方がずっと美しくなりますよ。

(2)体内を冷やさない

体内が冷えると代謝が弱まり、消化不良を起こしたり老廃物を溜め込みやすくなったりしてしまいます。

また、エネルギーの消費量も減り、太りやすい体質に……! 暑いからと言って体を冷やしてばかりいては、下っ腹のポッコリを悪化させてしまいます。

体内を温める食事や入浴の工夫を取り入れましょう。

(3)運動やストレッチで体液循環を良くする

もちろん、運動も大切。腸の蠕動運動は運動による刺激でも活性化されるんですよ。

また、運動やストレッチなどで体を大きく動かすことによって体液循環がスムーズになり、代謝をUPさせてむくみにくい体質を育てることができます。


「このポッコリは夏便秘かも!」と思ったら、生活習慣を見直してみてください。

体を温めて体内のはたらきを活性化させることで、すっきりとしたウエストラインを実現させてくださいね。

●ライター/Nao Kiyota(セルフトレーニングコーチ)

編集部追記

今回のコラムでは、夏便秘を解消する方法として、「生活習慣を見直してみましょう」という視点でアドバイスをいただきました。

「夏便秘」について、一般的にはどう言われているのか、編集部でまとめてみました。

夏便秘の原因4つ

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(1)大量の汗をかいて水分が不足する

上がった体温を下げるために、人間の体は汗をかくようにできています。

そのため、暑い夏には大量の汗をかきます。

汗をかくことで体内の水分が失われてしまい、通常時よりも便が固くなり、便秘になりやすくなるそうです。

(2)夏バテで食欲不振になる

暑すぎると何も食べる気が起きない、という人もいるでしょう。

冷たいものや麺類なら食べる気が起きるとして、特定のものだけを食べてしまう人も少なくありません。

しかし、そういった食生活を続けていると栄養が偏り、いつまでも疲れが取れずに夏バテになってしまいます。

夏バテになって食欲不振が続くと、腸をしっかり動かすことができず、便秘になってしまうのです。

(3)冷房で体が冷える

夏は室内で冷房をかけることが多いですよね。

冷房の設定温度を低くしすぎてしまったり、冷房の風が直接肌にあたったりしてしまうと、必要以上に体を冷やしてしまいます。

体が冷えると代謝が落ち、血流が悪くなって便秘を招いてしまうのです。

(4)暑さで動くことがだるくなる

夏はちょっと動いただけでも暑くて汗をかいてしまうため、できるだけ動きたくない……という人も少なくありませんよね。

動く気力がなくなって、クーラーの効いた部屋の中でじっとして過ごしてばかりいると、運動不足に陥って便秘になってしまうこともあるんです。

もっとある! 夏便秘の解消方法4つ

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(1)水分をしっかりとる

水分不足を招かないためにも、こまめに水分補給をすることが大切。

1日1.5〜2Lくらいの水分を目安に摂取するといいそうです。

朝、起きたらコップ1杯のお水を飲むと、腸のはたらきが活発になるそうなので、便秘がちな人は試してみましょう。

なお、氷が入った冷たい飲み物は胃腸を冷やしてしまうので、おすすめできません。

常温の水や、クーラーの効いた室内では温かい飲み物を飲むことがおすすめです。

(2)クーラーの効いた室内では腹巻きを活用する

クーラーの設定温度を下げすぎないことが大切ですが、オフィスなど、人が多い場所では自分の都合で設定温度を変えることはなかなか難しいですよね。

そんなときは、お腹を冷やさないように腹巻きをしたり、肩やお腹を冷やさないようストールやブランケットなどで保護したりすることがオススメ。

冷えは便秘の原因になるだけでなく、女性にはさまざまな害をもたらすので、できるだけ体を冷やさない工夫をしてくださいね。

(3)アルコールを控える

夏はよく冷えたビールがおいしい季節ではありますが、ビールなどのお酒は利尿作用が高いため、飲むとすぐに尿として排出されてしまいます。

その結果、水分不足に陥りやすくなります。

アルコールは飲み過ぎないようにすること&アルコールで水分補給をしようとするのはやめましょう。

(4)唐辛子で血行促進&食欲増進を狙う

夏場はどうしても食欲が落ちるもの。そこで、料理に唐辛子を活用してみましょう。

唐辛子に含まれるカプサイシンには、食欲を増進させる作用があります。

また、カプサイシンは血行促進作用もあるため、新陳代謝を上げ、便秘の解消にも役立ちます。

ただし、食べ過ぎは禁物。大量の唐辛子を入れることは控えてくださいね……。

まとめ

「夏便秘の原因」や「夏便秘の解消方法」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

水分不足や体の冷えは便秘の大敵。夏ならではの便秘の原因を知り、ご紹介した便秘解消法を予防策として実行することも効果的ですよ。

(恋愛jp編集部/渡邉)

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