映画『アメリカン・ビューティー』に学ぶ、弱い自分を変えるコツ3選

【相談者:30代男性】
好きな人ができましたが、自信がありません。30歳を過ぎた私が自信を取り戻すために、参考になるような映画ってありますか?


みなさん映画は観てますか? 恋愛jpで映画のアドバイスを担当しております利根川です。担当といっても映画を勧めるのが僕の仕事で、お悩みと同じような経験をしている映画や1シーンをお勧めし、少しでも答えのヒントになればと思いご紹介させていただきますね。

さて、恋をして自信を持つ、これは大切なことですよ。色々あるんですよ、自信の持ち方って……映画なんて大抵、恋して新しい自分になってハッピーエンドなんですよ(笑)。今回はお決まりパターンの映画ではなく、少し変わった映画をご紹介しましょう。

『アメリカン・ビューティー』発売元/パラマウント ジャパン

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『アメリカン・ビューティー』
DVD発売元:パラマウント ジャパン
価格:1,429円+税
発売日:2012年09月14日発売(発売中)
TM & (C) 1999 DREAMWORKS LLC. ALL RIGHTS RESERVED. TM & (C) 2012 DreamWorks LLC. All Rights Reserved.

ストーリー

現代アメリカの理想とも言える、一般的な中流家庭。その家庭の崩壊劇を通して、アメリカに潜む闇、現代に残る問題をブラック・ジョークを交えドラマ化。主人公のレスター・バーンハム(ケビン・スペイシー)は、ある日娘の友人アンジェラに恋をします。妙な勘違いと筋違いから何十年も働いた会社を退職、ドラッグに手を出し未来を考えずに暴走、自信を取り戻し、自身を失って、歯車が徐々に狂い始めるさまを独特なタッチで描きます。


1999年制作のアメリカ映画です。監督はサム・メンデス。代表作の『007スカイフォール』とか『レボリューショナリー・ロード』などは、味わいのある(笑)、いい作品。僕はこの人がプロデューサーをした『君のためなら千回でも』が好きでね、機会があったらこちらもどうぞ。

さて、今回の『アメリカン・ビューティー』は、主人公が自信を取り戻して今までの自分を変えてハッピーエンド……なんて映画ではございやせん(笑)。面白い映画ですよー、変わった映画ですよー。

一応、第72回アカデミー作品賞を獲っています。驚くなかれ、それ以外にも、監督賞、主演男優賞、脚本賞、撮影賞の5部門を獲っているわけです。そんな面白いかぁ~って、その辺の選定基準は僕にはよくわからないけど、それだけメーセージ性のある作品なんですね(笑)。

僕は好きですねー、10代に観たときのあの衝撃……。日本人の僕にはなかなか身近に感じられないことも多々あるんですが、それを日常的な描写として描き、『アメリカン・ビューティー』なんてタイトルをつけるんだもん、半分嫌味なんでしょうが衝撃ですよね(笑)。

主人公はレスター・バーンハム(ケビン・スペイシー)、このレスターがまたきてるわけですよ。一見すると、アメリカによくいる中流階級のサラリーマン、マイホームにベンツ、自己主張の強い働いている奥さんと、かわいい愛娘……何で壊れちゃったんだろう(笑)。

娘の友達に恋するわ、いきなり仕事辞めて上司を脅迫するわ、人って開き直るとこうも変わるんですね。でも、ここまで変わるとすごいわ。恋の力ってすごいね。人が変わるきっかけって、意外なところに転がっているわけですよ。

ま、この人の場合結果良くない方向にいっていますが、それは置いておいて(笑)。体鍛えて、自己主張をしっかりして、男として大事なことはしっかり実践してますよ。人生の歯車を狂わせない程度に、ぜひ前向きに参考にしてくださいな。

アメリカンビューティー流 弱い自分を変えるコツ(1)~バディ~

バディ:「成功を目指すものは、どんなときも幸せのイメージを保つこと!」

アメリカンビューティー流 弱い自分を変えるコツ(2)~レスター~

レスター:「自分でもビックリする能力を発見する喜び、何でもできるって気になる!」

アメリカンビューティー流 弱い自分を変えるコツ(3)~レスター~

レスター:「今日は残りの人生の最初の日」


いかがでしたでしょうか。レスターは少し行き過ぎましたが(笑)、気の強い奥さんを気にして何も言えない、娘には相手にされない、リストラ対象、そんな彼がガラッと変わるわけです。大事なのは、ガラッと変われるということです。そこを見て! ま、人は変わるときは簡単に変われるよってことを言いたかったんですよ。

それよりも本当は、繊細な音楽や映像描写を見て欲しいわけなんですが。そこで、今回の名シーン。隣に越してきた少し変わったリッキー、彼は「美しい」と思ったものをなんでも動画で撮る癖があります。彼が撮った映像で本当に素晴らしいと思ったのは、“風に舞うビニール袋”ね(笑)。何とも不思議な映像です。これは本当に衝撃でした。最後に、そんなリッキーの名言をご紹介します。

リッキー:「この日は今にも雪が降り出しそうで、空気がピリピリしてた。宙を舞う白い袋。遊びをねだる子どものように、僕にまとわりついた。その日僕は知った、全てのものの背後には生命と慈愛の力があって、何も恐れることはない」

あとは映画観て笑って、泣いて、感じて、きっとヒントがあると思いますよ。

ハッピーエンド目指して……。

現実は映画よりも映画っぽい。

利根川でした。

●ライター/利根川建一(映画専門家)

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