経験者が語る“モラハラ男”の特徴と見抜き方

【相談者:30代女性】
これまで恋愛経験が少なく、今の恋愛が終わってしまえば次に新しい恋のチャンスが巡ってくるとは思えません。

今の恋人がもしかするとモラハラ男なのでは? という不安もあるのですが、モラハラの兆候の見抜き方ってあるのでしょうか?

a リードしてくれる男性か、支配してくる男性か見極めてください!

ご質問ありがとうございます。人間観察好きの物書き、ときわひでたかです。

近ごろ巷でよく耳にする、『モラハラ』

精神的に危害を加えるモラルハラスメントの略称ですが、DVとは異なり肉体的な暴力が伴わない分、我慢して耐えるという選択肢を選んでしまいがちです。

モラハラ男の特徴は、なんといっても女性のことを支配しようとする行動が見られるところ。

DV男とモラハラ男に共通しているのは、自分に自信がないということ。よって、常に相手の女性を何かしらの力で支配しようとします。

DVの場合はあからさまに暴力という行為に打って出ますが、モラハラの場合はもっとずる賢く、まるで女性のためを思っているかのようなそぶりでジワジワと迫ってくるという怖さがあります。

女性が理想とする「俺についてこい!」といった男気溢れる男性像からはかけ離れ、まるで女性のことを支配下に置こうとしているかのような行動や言動が目立つようであれば、それはモラハラ男の兆候です。

ここでは、モラハラを受けた経験がある3名の女性にインタビューしてきましたのでご覧ください。

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(1)A子さん(25歳/専業主婦)の場合

『旦那とは14歳、年が離れていて、出会った当初は頼りがいのある男性だと思って好きになったのですが、結婚2年目くらいから態度が急変してきました。

意見が食いちがったり、私が何か失敗をしてしまったりすると、「俺がお前に教えてあげてるんだ」というフレーズを連呼し威圧的な態度で責めてきて、私が謝罪するまで延々とそれが続くようになりました

言葉だけでは満足できなくなったのか、吸っているタバコを投げつけてくるなど暴力がエスカレートしてきたので、逃げるように別居を決意しました』

(2)B子さん(35歳/セールスレディ)の場合

『私たち夫婦は3人の子どもに恵まれ幸せに暮らしていたのですが、私が働き出したころから夫は私の行動を監視するようになりました。

陰でスマホを見られるのはもちろんのこと、最終的にはスマホに追跡アプリをインストールされ、24時間どこにいるのかを監視されるようになりました。あまりのモラハラに耐えられず、その後離婚しました』

(3)C子さん(40歳/事務員)の場合

『私が高校の同窓会に参加したことをきっかけに夫のモラハラは始まりました。些細なことでもすぐに感情的になり、壁を激しく叩いて音を立てたり物を投げつけたりと、とにかく恐怖を煽ってくるようになりました。

かと思えば、自分自身の行動や性格を必要以上に反省するかのようにシクシクと泣き出し、同情を誘ってくることも……。夫の激しい情緒に振り回される毎日です』


これらのインタビューの内容からもわかる通り、自分に自信がない男が身近にいる妻や恋人を強引に支配しようとしている様子が見てとれます。

そんなモラハラ男の行動パターンや特徴をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

モラハラ男の行動パターン

モラハラ男は、とにかく精神的に相手を追い詰めようとしてきます。その理由は、自分に自信がないからに他なりません。

自分に自信がないからこそ、相手を弱者と見立てて追い詰めようとしてきます。

“恋人を孤立させる”“言葉の暴力を振るってくる”“恐怖心を植えつける”“時には身体的暴力も振るってくる”など、常に自分の立場が上だと誇示しようとする心理状態が見てとれます。

モラハラ男の特徴

モラハラ男の特徴は、心が強くない男性であるということです。

本来の自分自身の像があまりに弱いことを自覚しているため、内弁慶に振る舞っても許される恋人や妻の前では態度が豹変してしまいます。

“何でも他人のせいにする”“異常なほどの嫉妬心を持っている”“薬物やアルコールに依存してしまう”など、自分の弱さからくる責任転嫁や相手への異常なほどの嫉妬心、アルコールなどに頼らないと保てない精神状態などが見てとれます。

モラハラ男の支配とは

前述のように、モラハラ男の性質としては、自分自身の弱さを守るために相手を押さえつけて支配しようという傾向が見られます。

そのため、“恋人や妻の外出、昼間の行動を徹底的に管理しようとする”“自分の召使いのように仕えさせる”“相手の感情に訴えかけて支配しようとする”といったように、完全に自分の支配下に相手を置かなければ気がすみません。


どんな人間にも、心の弱さはあるものです。そのため、弱さがみられる男性の全てがモラハラ男と決めつけてしまうのは尚早です。

知り合った当初や付き合いたてのころなどは、男としての弱さを見せる場面が多く、女性特有の母性でそれを包み込んでしまうかもしれません。

そうした関係の男女において、2人の関係が慣れ出したころを境に、急に横柄な態度を取り始めたり自分を下に見るような行動や言動が出だしたりした場合は要注意です。

弱い自分が唯一、上の立場に立てる相手として、自分にとって都合のいい立場に女性を置いた瞬間かもしれません。

そういった瞬間は、モラハラに発展していくシグナルの場合があります。男性との距離を慎重に測ることをオススメします。

●ライター/ときわひでたか(人間観察専門家)

編集部追記

今回のコラムでは、モラハラ男の特徴として、「自分に自信がなく、それを隠すために弱い立場の人を支配下に置こうとする」という視点でアドバイスをいただきました。

「モラハラ男」について、一般的にはどう言われているのか、編集部でまとめてみました。

もっとある! モラハラ男の特徴8つ

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(1)外面が良い

周りから見て、「良い旦那さん」「魅力的な恋人」と思われる男性が実は危険なことも。

モラハラ男は自分の弱い部分を隠そうとするため、身内以外の人に対しては完璧な姿を演じます

モラハラな雰囲気を一切感じさせないことから、被害を訴えてもまともに取り合ってもらえないこともあるでしょう。

(2)常に自分が正しいと思い込んでいる

普段は優しくても、何かのきっかけに突然豹変してしまうのがモラハラ男。特に恋人と考えのすれ違いが起こったときにその態度は顕著になります。

何かトラブルが起こったとき、男性の頭の中には「自分は正しい」という考えがあるため、「このトラブルの原因は相手にある」という思考に陥りがちです。

パートナーの言い分を聞かず、「お前のせいだ」「お前が○○しなかったからだ」などと一方的に責め立ててきます。

(3)車の運転が荒い

男性の本性がよく現れるシチュエーションのひとつが、車を運転するとき。普段は温厚な人が、ハンドルを握ると怒りっぽくなるということは珍しくないですよね。

モラハラ男も例外ではなく、渋滞が起きるとイライラしたり、ちょっとしたことですぐにクラクションを鳴らしたりしがちです。

(4)名前で呼ばない

恋人や家族であれば、下の名前で呼び合うことが一般的かと思いますが、モラハラ男は女性を「キミ、お前」というような呼び方をする傾向にあります。

目や口調は優しく、「キミは○○だね」というようにそれが褒める内容だったとしても、この言葉の使い方は相手を下に見ている証拠

名前で呼ばれないことが多ければ、モラハラ男の一面を持っていることを疑った方がいいかもしれません。

(5)父親がモラハラ男

女性を不幸に陥れるモラハラは、父から息子へと連鎖していくと言われています。

そのため、父親を見てモラハラ男だと感じられた場合、パートナー自身もモラハラ男になる可能性を秘めていることになります。

恋愛中は周りが見えなくなって相手を信じようとするかもしれませんが、彼の父親を見ることで冷静さを取り戻すきっかけになるでしょう。

(6)ナルシスト

自分のことを、周囲の人より一段高いところにいる存在だと思っているモラハラ男。

自分を優れた人間だと思い込んでいるわりに、その自信には具体的な根拠がないため理屈が通用しません。大好きな自分に歯向かう人間は徹底的に排除しようとします。

(7)下の立場の人に偉そうな態度をとる

モラハラ男は、自分の方が強いと思われる状況でしか威張ることができません。結婚してから態度が急変する人が多いのは、女性が簡単に逃げられないと分かっているから。

店員や後輩などはもちろん、女性全般を軽視する傾向もあります。

誰に対しても同じような態度で接しているかチェックすることで、事前に回避することが可能です。

(8)孤立させようとする

恋人が家族や友人と親しくすることを嫌い、できるだけ関わることのないようにジャマをします。

相談できる人や助言してくれる人を遠ざけることで自分に依存させ、次第に彼女を孤立させるのが狙いです。

モラハラ男の手口3つ

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(1)突然態度を変える

出会ってから交際・結婚にいたるまで、最初のうちは優しい雰囲気で近づいてくる彼。そうやって安心させた後、急に態度を豹変させてしまうのがモラハラ男の手口です。

こうすることで、女性の中に「本当は優しい人」という意識を植え付けることができます。

最初に持ってしまった印象を変えることは難しく、一度ハマってしまうとなかなか抜けられなくなってしまうでしょう。

完全に自分の元から離れられなくなった状態で本性を表すのが手口です。

(2)自分の不幸話をする

相手の同情を引くために、距離が縮まったと思ったらすかさず自分の不幸話をし始めます。

「この人は私がいないとだめなんだ」「つらい思いをしてきたかわいそうな人」と思わせることは、女性の心をつかむための常套手段と言えるでしょう。

(3)束縛する

モラハラ男は女性を独占するための努力を惜しみません。そして女性の評価基準は、自分の言うことを素直に聞くかどうか”ということのみです。

そのため、彼女が自分の手の届く範囲外に行くことを極端に恐れ、束縛するようになります。

自由な行動を制限し、自分への忠誠心を確かめているとも言えるでしょう。

モラハラ男にハマりやすい女性の特徴3つ

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(1)コンプレックスが多い

モラハラ男は、女性の弱みにつけ込んでそこを徹底的に攻撃してきます。これは相手に反撃する隙を与えないため

言い合いになるたびに傷をえぐられる女性は、次第に反撃することがなくなり、モラハラ男のいいように扱われてしまいます。

(2)我慢強い

優しいことも多く態度に緩急があるため、我慢強い女性は「モラハラな一面が出たときだけ乗り切れば大丈夫」という考えに陥りがち。

周囲への態度も良いため、「私さえ我慢すればいい」「きっと変わってくれるはず」と思ってしまうのです。

しかし、モラハラ男が相手を支配することをやめることはないため、長期に渡って被害を受け続けることになります。

(3)言い返してしまう

ある日突然キレてモラハラ男となってしまう人は、気が弱く自分の気持ちを上手に伝えられない傾向にあります。

そのため、気の強い女性が不満を感じて言い返してしまうとストレスを感じてしまうのです。

一度キレると、そこからは我慢することをやめてしまい一気にモラハラ男へと変貌してしまうでしょう。

モラハラ男への対処法3つ

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(1)優しく声をかける

付き合っていれば、どうしても批判したくなることや間違いを正したくなることもあります。

そんなときは、できるだけ感情的にならないよう、冷静に優しく指摘することが大切です。怒りに任せて言っても、相手は素直に受け入れることができません。

一方的に否定せず、刺激しないことが大切です。

(2)褒める

モラハラ男は自尊心のかたまり。世間体や周りからの評価をとても気にしています。

ほんの些細なことでもひんぱんに褒めてあげることで、相手の気持ちを十分に満たしてあげることができます。

(3)少しでも兆候を感じたら別れる

態度を急変させることの多いモラハラ男ですが、その前から少しずつ兆候が現れているはずです。

少しでもモラハラになる様子を感じたら、すみやかに距離をとるようにしましょう。

一度でも相手の態度を受け入れてハマってしまうと洗脳に近い状態となり、なかなか抜け出すことができません。

モラハラ男にハマらないためには、いかにその手前で抜け出すことができるかが重要です。

孤立してしまえば、パートナーの行動が異常なものであると気付くきっかけを失ってしまいます。

まとめ

「モラハラ男の手口」や「対処法」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

周囲からは本性が見抜きづらいぶん、知らないところで苦しい思いをしているという人も多いはず。

実際にハマってしまってからでは遅いのです。少しでも疑問を感じたら、まずは身近な人に相談してみるなど、ひとりで抱え込まないようにしましょう。

●追記/恋愛jp編集部

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