愛だけじゃムリ! 異文化になじめず離婚した国際結婚の失敗談2つ

【相談者:30代女性】
今、国際恋愛中です。遠距離恋愛をしていたのですが、思い切って彼の国に移住してきました。彼はとっても優しくて、好きは好きなのですが、こっちに移住してきて、ちょっと受け入れづらい文化が色々とあり、戸惑っています。

好きだけで結婚して良いものか、冷静に考えると悩んでしまいます。彼の国にいるのだから、こっちのしきたりに従わなければならないのは分かっているのですが、最近は日本が恋しいです。別れるか、このまま結婚するか、とても悩んでいます。どうすれば良いでしょうか……?

a 「ちょっと無理かも?」はストップサイン!?

はじめまして。国際結婚アドバイザーのCocoです。

日本では、「郷に入れば郷に従え」という言葉があるせいか、国際恋愛や国際結婚で相手の国へ移住した際、戸惑いながらも、文化が違うのだから、国が違うのだから、と相手のことをかなりおおらかに受け入れようと努力する日本人が多いようです。数日の旅行では、それで全く問題ないと思いますが、“結婚”となると話は別。

これから死ぬまでずーっと、その受け入れづらい文化に従って生きていけと言われたらどうでしょう? 愛だけでは乗り越えられないこともあるのは事実。

今回は、そんな文化について行けず離婚に至ってしまったという経験者の方のお話をご紹介させていただきますね。一度立ち止まって考え直すときの、ご参考にしていただければと思います。

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(1)外国人である自分を受け入れてもらうことに必死で……

『年中、宗教行事に追われ、親戚付き合いも密。初めは、外国人の私を受け入れてくれたという喜びが大きくて、彼にも、彼の家族や親戚にも、“良い嫁”だと認めてもらえるよう、懸命に努力しました。文化、風習、何もかも彼の国に合わせてきました。

しかし、子どもが生まれたことで、私の考え方は変わりました。訳の分からない民間療法を強いられ、子どもの病気を疑う私を皆で否定して、これは誰かからの恨みだとか、今は気候が悪いせいだ、などと言って、日本に帰って精密検査をしたいという私の話など誰も聞いてくれませんでした。

祈祷師のところへ連れていかれては、風水的なアドバイスをされる日が続き、もう私が日本へ子どもを連れて帰る以外、子どもを守る方法はない、と思い、離婚して日本へ帰ってきました。

考えてみれば、私が少し風邪でもひいたら、祈祷師のところへ連れて行かれたり、昔から伝わる民間療法を強いられたりしていたなと思い出しました。そのころの私は、日本とは違う文化を受け入れることに必死で、嫌だなという気持ちを封印していました。

でも、子どもが生まれ、守るべき人がいると話は別。こんなこと、子どもにさせられないと思うことが多々あり、独身時代に冷静に判断していればと後悔しました』(インドネシア人男性との結婚経験者)

どこの国にも子どもはいて、みんなそこで生活しているのですから、無理なことはないと考えて、「自分の子どもをパートナーの国のしきたりに従って育てられるか?」と独身時代に考えることは少ないかもしれませんね。少しでも、「え? 無理かも……」と思ったら、冷静に、将来のことまで視野に入れてじっくり考えなおした方が良いですね。

(2)国際結婚の落とし穴とは……?

日本人同士の結婚でも、「価値観の違う人とは結婚できない」と言う人は多いはずです。それが、国際結婚となると、「国が違うのだから、価値観も違って当たり前」と思い直してしまうのが落とし穴。私もその落とし穴にはまってしまった1人です。

『元夫の国は、マザコン文化があって、いい年の男性が毎日母親と長電話したり、しょっちゅう待ち合わせて2人で食事に行ったりするのが当たり前。結婚しても、お義母さんは頻繁に家に来て、息子が喜ぶメニューのご飯を作ったり、洗濯物を畳んだり。お義母さんが来ていると、元夫は仕事を切り上げてまで早めに帰宅して来ました。

初めは、この国ではこういう文化だから仕方ないんだ、とお義母さんとも仲良くする努力をしていましたが、2人の仲が良すぎて、いつもお義母さんを優先されるので、私の立場なんてなく、2年ほどで我慢できなくなり離婚に踏み切りました』(イタリア人男性との結婚経験者)

国際結婚となると価値観は違って当たり前、という落とし穴にはまらないよう、結婚前に、冷静に自分の価値観と相手の価値観を比べてみると良いですね。


また、彼のことは好きだけれど、彼の母国に住むのは絶対に嫌! とはっきり言って、日本での生活を条件に結婚したというカップルも私の知り合いに何組かいます。お互いに譲れるところは譲り合い、歩み寄る精神が国際結婚には最重要。自分ばかりが我慢して、いつか爆発してしまわないよう、パートナーと十分話し合うことが大切ですね。

●ライター/Coco(国際結婚アドバイザー)

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