衝撃の事実! “高機能なイス”に座ると下半身デブになるワケ

【相談者:20代女性】
体の肉付きバランスの悪い私は、上半身は華奢な方だと思うのですが、下半身が大きく、デブに見えて自分が嫌いです。30代直前で代謝も低くなってきたのか、ダイエットをしてもなかなかお肉を落とせません……。下半身を引き締める方法はありますか?

a “座りやすい”椅子にご用心。

ご相談ありがとうございます。セルフトレーニングコーチのNaoです。

おしりや太もものお肉って、なかなか手強いんですよね。特にデスクワーク中心の生活をしていると、意識して動かさなければ太ももやおしりの筋肉をあまり使いません。

相談者さんは、ふわふわのソファーや、楽に姿勢良く座ることができる高機能な椅子に座っていませんか? 最近では、良い姿勢を楽にキープできるアイテムが多く、“体をゆがませないように”と取り入れている人が多いと思います。

実は、それが大きな落とし穴。逆に下半身の筋力を低下させてしまう恐れがあるんです……!

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高機能なイスはコルセットと同じ!?

トップアスリートのパーソナルトレーナーとして有名な、中野ジェームズ修一氏によると、『高機能椅子はコルセットと同じ』

姿勢を正してくれて楽に座ることができるように設計された椅子に座っていると、『筋肉をあまり使わずに済んでしまうため、まるでコルセットをしたかのように、どんどん筋肉が衰えてしまう』んだそうです。

仕事の効率を上げるため、おしりのコリや腰痛を防ぐためにとついつい座り心地の良い椅子を選んでしまいがちですが、下半身の引き締めにとっては逆効果。

自分の筋力で正しい姿勢をキープすることで、初めて美姿勢をキープするための筋力が育ちます。

椅子に座っている時間は下半身の筋トレタイム

高機能でない椅子を活用して、自分の筋力で美姿勢をキープすれば、自然と下半身の筋力をUPさせて引き締まった下半身を育てることが可能です。

椅子に座ったら背もたれに寄りかからずに背筋を伸ばし、頭をUFOキャッチャーでつられているように、上半身を上へ上へと伸ばしましょう。

パソコンを操作したり、書類に向かったりしていると、ついつい頭が下がり、姿勢が前のめりになりがち。そんなときは大抵猫背になっています。

猫背の状態になると血液やリンパのめぐりが悪くなり、凝りやすく代謝が悪い状態に……。むくみやすく、太りやすい状態を育ててしまうので要注意です。

骨盤の上にまっすぐ上半身を乗せる姿勢をキープするのは、意外とキツいトレーニング。毎日のデスクワーク時間を、美姿勢をキープするトレーニングタイムに変えるだけで、おしり周りの筋力を鍛えることができます。

このとき、両膝をつけてかかとをちょっぴり持ち上げてみましょう。なんと、太ももを引き締めるトレーニングに早変わり。

美姿勢で足を持ち上げる状態をキープするだけで、お手軽に下半身を引き締めることができちゃいます。

毎日の生活習慣がキレイな体のシルエットをつくる

毎日ラクに過ごしていると、ラクな体型になってしまいます。下半身を引き締めるぞ! と決心したら、下半身の筋力をUPさせて引き締めるために、楽に座っている時間をちょっぴり過酷なトレーニングタイムに変えてみてくださいね。

【参考文献】
・『下半身に筋肉をつけると「太らない」「疲れない」』中野ジェームズ修一・著

●ライター/Nao Kiyota(セルフトレーニングコーチ)

編集部追記

今回のコラムでは、下半身を引き締める方法として、「椅子での姿勢を気をつけましょう」という視点でアドバイスをいただきました。

「下半身デブ(下半身太り、洋ナシ体型、洋ナシボディ)」について、一般的にはどう言われているのか、編集部でまとめてみました。

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下半身デブになる原因

いったい下半身デブの原因はなんなのでしょうか、日常のちょっとした行動にも、下半身デブを引き起こす要素が隠れています。

スポーツの習慣

下半身デブと聞くと脂肪が多いというイメージを持ちがちですが、スポーツの習慣のある女性の場合、筋肉が原因であることもしばしばあります

走るときに使う太ももの表側の筋肉(大腿四頭筋)は体の中で一番大きな筋肉で、これが発達することにより下半身が太って見えてしまうのです。

健康的な姿ではありますが、ほっそりとした足を目指す女性には喜ばしいものではないようです。

セルライト

お肉をつまんだときに、皮膚の表面がみかんの皮のようにボコボコしていることはありませんか? それがいわゆるセルライトと呼ばれるもので、下半身太りの大きな原因となっています。

セルライトはほとんどが脂肪といってもいいのですが、通常の脂肪細胞とは違いダメージを受けてしまった脂肪組織のことをいいます。

下半身にできやすく、一度ついてしまうとなかなか解消されないため、“体重が減ったのに細くならない”というときは、このセルライトが原因であることが考えられます。

出産

出産により、骨盤が開いたり、股関節にズレが生じたりすると、お尻周りが横に広がって見えてしまうことがあります。

また、上半身と下半身では元々下半身に脂肪が多く存在しており、これは体内の赤ちゃんを守るためともいわれています。

ダイエット

脂肪を燃焼させるためには筋肉が必要ですが、無理なダイエットでタンパク質の摂取がおろそかになると、筋肉の維持ができなくなります。

その結果、老廃物を上半身へと循環させる筋肉が衰え、脂肪や水分が下半身で停滞・蓄積してしまい、下半身デブを引き起こします。

痩せるためのダイエットが下半身デブの原因となるとはなんとも皮肉なものです。極端な食事制限をともなうダイエットは控えるようにしましょう。

塩分の取り過ぎ

塩分を取りすぎると、血中の塩分濃度が上がり、それを薄めようとして体が水分を溜め込み始めます。その水分が下半身に溜まることがむくみの原因となり、結果として下半身デブに。

スナック菓子やインスタント食品の摂取は控えるようにした方が良いでしょう。

下半身デブになりやすい人の特徴

無意識のうちに行っている行動の中に、あなたの下半身太りのワケが隠されているかもしれません……。

足の裏をうまく使えていない

すり足で歩く人や土踏まずがない扁平足の人は、下半身太りの傾向があります。足首の関節がうまく使えていなかったり、余計な筋肉を使ったりすることで足が疲れやすくなり、余計な部分に脂肪や筋肉がついてしまうのです。

扁平足の改善は難しいですが、地面を足の裏でしっかりとつかむことを意識して歩くようにするといいでしょう。

冷え性

冷え性の人も下半身太りの傾向があります。女性で冷え性という人はかなり多いのではないでしょうか。体が冷えることで血流が悪くなり、老廃物がうまく流れずたまってしまうことが原因にあげられます。

また、体を冷やさないように断熱材として脂肪を溜め込もうとする働きもあります。

水分を取らない

水分を取るとむくむと思っている人もいるかもしれませんが、それは間違いです。水分を取らないと老廃物がうまく排出されなくなり、たまった老廃物が脂肪へと変わってしまいます。

一気に摂取するのは好ましくないので、1日2Lを目安に積極的に摂取するようにしましょう。

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下半身デブの対処法

生活習慣を改善することで下半身太りが解消されることもあります。ここでは手軽にできる対処法の一部を紹介したいと思います。

カリウムの摂取

塩分の取り過ぎが、むくみの原因となってしまうことはお話ししましたね。そんな体内に溜まってしまった塩分を効率的に対外へ排出してくれる働きをするのが、カリウムです。

カリウムにはこの他にも、血圧の上昇を抑えたり、筋肉の動きをサポートしたりする働きがあるため、積極的に摂取したい栄養素です。

わかめや昆布、パセリ、ほうれん草、納豆などに多く含まれており、普段のお菓子をバナナやキウイなどのフルーツに変えるのもおすすめです。

リンパマッサージ

太ももやふくらはぎのリンパマッサージをすることで下半身太りを改善することができます。バスタイムやお風呂上がりの体が温まっているタイミングで行うのがおすすめ。

慢性的にむくみがあるという人は、リンパの流れや血液の流れが悪くなっている可能性があり、老廃物の排出もうまくいっていないでしょう。

毎日のマッサージが面倒という人は、足を心臓より高くして横になることでも効果があります。

効果的なダイエットマシーン

食事やマッサージに加え、運動も行うことで効果的に下半身デブとはおさらばしましょう。

ランニングマシーンやエアロバイクはメーターが付いていることで有酸素運動がしやすく、運動強度の管理もしやすいおすすめのトレーニング器具です。

また、スクワットはお尻から下にかけて広範囲の下半身引き締め効果が期待できるおすすめの運動です。特別な器具も必要とせず、自宅で簡単に行うことができるのでぜひ取り入れてほしいと思います。

下半身デブにおすすめのファッション

運動も食事制限も嫌! という方は、服装で着やせ効果を狙ってみてはいかがでしょうか。目の錯覚を利用したおすすめのワザをご紹介します。

足長効果

足を長く見せることができれば、結果として細く見せることが可能です。トップスの丈を短くしたり、ベルトを高い位置でとめたりすることで腰の位置を高く見せることができます。

また、高いヒールをはくことも効果的です。その際、足の甲の露出が高いものを選ぶことで、足全体を下に向かって長く見せることもできます。

視線を上に集める

相手の視線が下半身にいかないようにするのもオススメ! 大きめのイヤリングやネックレスを付けることで、視線を上半身に集めることができます。

「そんなことで本当に下半身デブがバレなくなるの?」と思われるかもしれませんが、人は何か見るものがなければ意識的に下に視線を送ることはしません。ぜひお試しを。

ロールアップ

足の中で一番細い部分は“足首”ですよね。ズボンの裾をわずかにロールアップすることで、細い足首だけが露出し、見えていない部分を“細い”と錯覚させることができます。

黒や寒色系のズボンをはくことで、より一層ひきしめの効果が期待できます。

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下半身デブに対する男性の本音

女性にとっては避けたい下半身デブという状況ですが、男性たちはそんな彼女たちの体型にどういった印象を持っているのでしょうか。

お散歩デートも安心!

脂肪だけというわけでなく、筋肉質な下半身太りもありますよね。そんなたくましい彼女を見て、「健康的でいい! 歩くことに抵抗がなさそうで、お散歩デートが楽しめそう」「遠出のデートも安心」という男性もいるようです。

たしかに、デートの途中で「もう歩けない……」とか言われてしまうと残念な気持ちになりますよね。

浮気の心配がない!

下半身太りにコンプレックスを持つ彼女は、足を出さないファッションに身を包みがち。そんな女性であれば、他の男性から声をかけられたり、女性の方から言い寄ったりする可能性は低いと考えられます。

また、足をコンプレックスに感じて隠そうとするしぐさにグッとくる男性もいるようで、恥じらう姿が長所になることもあるようです。

安産型で安心!

先程も少し触れましたが、下半身に脂肪がつきやすいのは、赤ちゃんを守るためという説もあります。下半身がしっかりとした体型こそ女性らしい体型であり、そんな安産型体型の女性に魅力を感じる男性も少なくありません。

下半身デブは健康的という声も

『International Journal of Obesity』に発表されたスタンフォード大学の研究によると、お尻や太ももについた脂肪は糖尿病や心臓病を予防する効果があるとか。

お腹周りの脂肪はつきやすく落としやすいという性質がありますが、一度蓄積されると有害な脂肪酸を体内に排出する危険性を有しているそうです。反対に、下半身の脂肪は取りづらいものの、有益なホルモンを放出し、これが病気の予防につながっているということです。


「下半身デブになりやすい人の特徴」や「男性の本音」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

男性から見ると、痩せ過ぎの人よりは丸みを帯びた女性らしい体つきの人の方が魅力的にうつると思うので、過度なダイエットはほどほどにして、健康的な体作りに励んでほしいなと思います。

(文/恋愛jp編集部)

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