記憶とリンク!? “香り”で元恋人を思い出してしまう理由

【相談者:20代男性】
1年前に、ちょっとしたことでケンカになって、彼女と別れてしまいました。相当落ち込みましたが、スポーツを始めるなどして、それが楽しくてすっかり立ち直っていたはずなのに、新入社員のある女の子が近くにいると、なぜか彼女のことを思い出して辛くなります。

見た目も性格も違うのに、どうしてか分かりません。似たような香りがするのでそのせいかとも思いますが、未練がましい自分が嫌になります。

a 香りは、他の感覚と違い脳に直結している!?

こんにちは。トータルヘルスナビゲーターのSAYURIです。ご相談ありがとうございます。

ご相談文の中では、あまり気に留めていないように感じられた“香り”ですが、実は、香りと記憶のフラッシュバックには、深い関係があるのです。たとえば、仕事からの帰宅途中に住宅街を歩いていてカレーの匂いがしてきたら、お母さんのことを思い出したとか、そういった経験は多くの人があるのではないでしょうか。

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記憶のフラッシュバック『プルースト現象』とは

『プルースト現象』、心理学では『プルースト効果』といわれている香りによる記憶のフラッシュバック現象。これはフランスの作家、マルセル・プルーストが書いた『失われた時を求めて』という小説に由来しています。

香りと記憶に関係する研究が進み、人間の五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)のうち、視覚・聴覚・触覚・味覚に関しては、脳の視床下部を経て大脳皮質の角感覚領域に情報が送られ、その後海馬、扁桃体といった大脳辺縁系へと到達するのですが、嗅覚だけは、嗅神経からダイレクトに大脳辺縁系に伝わることが分かっています。

香り・記憶・感情をつかさどる大脳辺縁系

脳の中で、香りは第一次嗅覚野、記憶は海馬、感情は扁桃体で処理されているのですが、これらは大脳辺縁系と呼ばれ、すべて隣り合った位置にあります。そのため、嗅覚は記憶や感情とリンクしやすくなっているのです。

それだけではなく、嗅覚は五感の中でも最も原始的で本能的、そして細やかな感覚を持っています。たとえば、味覚であれば、甘味・酸味・苦味・辛味・旨味の5種類であるのに対して、嗅覚は1,000以上の種類があると言われているのです。

香りで思い出すのは当然と割り切って

こうして、香りと記憶、感情の関係を知れば、ご自身が特別未練がましいのではないことがお分かりいただけたかと思います。カレーの香りで子どものころの記憶がよみがえるのと同じことで、元カノさんとの甘酸っぱい思い出も、頭の片隅の記憶として割り切れるのではないでしょうか。

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●ライター/SAYURI(トータルヘルスナビゲーター)

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