ソロウェディングを行いたい独身女性の本音

【相談者:30代女性】
はじめまして。最近友人が、「ソロウェディングをしたい」と言いだしたことで、『ソロウェディング』というものがあると知りました。彼女は結婚願望が強いからか、恋に恋しているタイプだからか、昔からたくさん恋をしているのですが、30を過ぎていまだに独身です。20代のうちは結婚に焦っていたようですが、30を過ぎて習い事や旅行などの趣味、自分磨きにも力を入れだし、最近はソロウェディングに興味を持つようになったそうです。

しかし、どうも私は『ソロウェディング』に対して良く思えず、結婚できない女性が負け惜しみで行っているように思えてなりません。結婚式は相手がいればこそだと思うし、好きな相手と結婚するからこそ祝福され、祝福されるのにふさわしい格好で新たな人生のスタートを誓うもの……と思うのですが、私の考えがおかしいのでしょうか。

世の中の女性は、ソロウェディングに対してどのように感じているのでしょうか。

a 意外と『ソロウェディング』は賛成派が多い!

こんにちは! コラムニストのコマツです。

ソロウェディングは、その内容のインパクトから短期間で広く知れ渡るようになりましたよね。私もはじめて聞いたときは、「なにそれっ!」と驚いたことを記憶しています。

ほんの少し前までは、独身アラサー女子は、負け組だとか行き遅れだとかのイメージが強く、あえて独身を貫く人を“おひとりさま”なんて定義付けていたものですが、ここ数年は結婚しない独身女性の地位が確立され、堂々と独身を謳歌する女性も増えてきましたよね。

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彼氏がいても興味あり!

カップル専用アプリ『Pairy』が実施した調査では、彼氏のいる女性の約50%がソロウェディングに興味があると回答。さらに、約33%は『ソロハネムーン』に興味を持っていることが明らかになりました。

多くの女性は、自分がするかしないかは別として、ソロウェディングを行う人がいてもいいと考えているようで、逆に「考えられない・理解できない」などの否定派は極少数でした。

ソロウェディングを行いたいと思う人の本音

女性の中には、「大好きな人と結婚したい」という思いはもちろんですが、それ以上に、「結婚式がしたい」という憧れを持っている人も多いものです。“結婚”に現実味がわかず、素敵なドレスを身にまとって教会で式をあげるというセレモニーに対するイメージの方が強い場合は、なおさら結婚式に憧れを抱きますよね。

さらに、そのような女性は、自分の中でなんとなく、「◯歳くらいには……」という希望もあるので、結婚のめどが立たないのであれば、「望んでいたタイミングで、せめてドレス姿だけでも……」とソロウェディングに踏み切るのかもしれません。

ソロウェディング女性は、結婚を諦めているわけではない

ソロウェディングを行うということは、結婚に少なからず興味があるということでしょう。本当に結婚に興味がないのであれば、結婚にまつわることにも興味がないでしょうし、単に美しい姿を残しておきたいのであれば、ウェディングドレスでなくても良いわけです。

彼女たちはおそらく、結婚できないかもしれない場合に備えて、念のためソロウェディングを行っておきたいのだと思います。これは、今多種多様になった保険などと同じようなもので、失敗しないよう、後で後悔しないよう、今のうちにできることをやっておく、というこの時代独特の流れかもしれませんね。

女性が自分の力で生きていき、自分で稼いだお金を自分のために使うことが当たり前の現代、ソロウェディングのような取り組みは、ある意味必然だと思います。また、何でもアリなこの時代ですから、ソロウェディングやソロハネムーンなどという名目があることで、一種の流行りもののように興味を持つ人は多いのかもしれません。

一過性のブームかもしれませんので、あまり深く考えず、お友達の今後の動向を優しく見守っていってはいかがでしょうか?

●ライター/コマツマヨ(コラムニスト)

編集部追記

今回のコラムでは、ソロウェディングに対する独身女性の本音として、「意外と賛成派が多い」という視点でアドバイスをいただきました。

「ソロウェディング(ひとりぼっち婚、シングル花嫁、ソロハネムーン)」について、一般的にはどう言われているのか、編集部でまとめてみました。

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ソロウェディングとは

一時期、どこへでも一人で行ける女性を指した“お一人様”という言葉が流行りましたが、“究極のお一人様”と言われているのがソロウェディングです。

ソロウェディングとは、その名の通り一人で行う結婚式のこと。未婚の方も既婚の方もいらっしゃるようですが、利用者は基本的に女性です。

一人でどうやって結婚式をやるの? と疑問に思う方が多いかもしれませんが、旅行会社や写真スタジオがそれ専用のプランを用意してくれているんです。

ドレスを着て写真を撮るだけのフォトウェディング形式が主流です。

ソロウェディングをしたい理由

結婚しても結婚式を行わないカップルも多い中で、なぜ一人で結婚式をやりたいのか。それは、“ウェディングドレスを着たい”という理由に尽きるのではないでしょうか?

ドレスを着たい理由はさまざまなものが考えられます。

・若くてキレイなうちにウェディングドレスを着て写真に収めたい
・結婚するつもりはないけれどウェディングレスは着てみたい
・結婚した当時、結婚式をしなかったため
・結婚式は挙げたけれど、納得のいかなかった部分がありやり直したい
・先が長くない両親にウェディングドレス姿だけでも見せたい

先ほどソロウェディングを行う人のなかには既婚者もいると言いましたが、彼氏がいる場合もあるようです。彼女にいきなり「ソロウェディングをやろうと思う」と告げられたとしたら、結婚は諦められているのかもしれません。

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ソロウェディングのプラン

ソロウェディングプランの代表的な例を紹介します。プラン内でもコーディネーターさんと相談して工夫することも可能ですし、さまざまなオプションをつけることもできます。

また、プランに頼らずセルフプロデュースで行う強者もいるようです! セルフでやってみたい方も、参考までにご覧ください。

写真とドレスだけ! 1日で行うソロウェディング

実際に結婚式を挙げる場合は結婚式場や招待客などの準備が大変ですが、お手軽にできるのもソロウェディングの魅力です。

そんなソロウェディングの中でも最もお手軽なプランが、フォトウェディング形式のものになります。写真スタジオやホテルで行う、撮影が中心のプランです。

しかし、コーディネーターやヘアメイク、カメラマンはプロの方がやってくれます。

挙式やセレモニーはありません。そのため基本的には招待客なしですが、“友達を誘ってソロウェディングを!”と打ち出しているところもあり、わいわい楽しむこともできそうですね。

予算はなんと10万円台から。『ぐるなびウェディング』によると、結婚式の費用総額の全国平均は約244.3万円だそうですので、それに比べたらためらう余地はありませんね。

泊まりでゆったり、旅行プラン

こちらは少しリッチな、ホテルに宿泊しながら行うプラン。1日目にドレス選びやブーケ作りなどがあり、2日目に撮影があります。時間がたっぷりあるため、ドレスだけでなく和装ができるプランもあります。

旅行プランというだけあって、写真のロケーションも最高。貸し切りで用意されているそうです。

こちらの予算の目安は30万円台から。選ぶドレスやエステをつけるかどうかなどのオプションによっても変わってきます。

『みんなのウェディング』によると、ウェディングドレスのレンタル料金は20〜30万円が相場だそう。写真のみのプランよりは当然、値が張りますが、ドレスのレンタル料金で旅行もついてくると思えばお得ですね。

オプションとして新郎がついてくる!

“ソロ”とはいえウェディングの雰囲気をより楽しみたい方には、なんと、オプションで新郎役をつけることもできるそうです!

しかも、年代別に選ぶことができるそう。一人でやるのはさみしいかな、と不安な方も、新郎役がいれば魔法にかけられて楽しく過ごせるのではないでしょうか?

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ソロウェディングを行うメリット

ソロウェディングを行うメリットは、“ウェディングドレスを着ることができる”以外にもいくつかあります。

エンターテイメントとして楽しめる

実際の結婚式には、面倒な準備がついてきます。招待客や引き出物について頭を悩ませたり、彼と意見が食い違ったりするかもしれません。

それに比べて、ひとりでやる分には、何から何まで自分の好きなように決めることができます。全て自分好みのセレクトで、スタッフの方々にお姫様のように大切に扱われ、憧れのドレスを着ることができる。

ひとりぼっち婚は、女性の願望をこれでもかと満たしてくれるのです。

不毛な悩みから解放される

適齢期を過ぎても独身であることによって、「自分は魅力のない人間だ」と劣等感を抱き、思い悩んでしまう方もいると思います。

結婚すれば解決する問題かもしれませんが、簡単には結婚できないから悩んでいるのです。しかし、悩んでいてもらちが明かないのなら、吹っ切れることも必要です。

結婚の象徴ともいえるウェディングドレスを着ることで、暗い気持ちがスッと消え、心が軽くなったという感想をもつ方もいるそうです。

お嫁にいかないことが恥である時代は終わり、女性の生き方も多様化してきているのに、結婚だけにこだわっているのは損だと思いませんか?

ひとりぼっち婚をすることで幸福感を得ることができ、前向きに次に進めるのなら、十分意味があると思います。

出典:寂しくなんかナイ!? 独身女性が“ひとりぼっち婚”をするメリット4つ

上記の2つに加えて、“自分一人のスケジュールでできる”というのも大きなメリットだと思います。

結婚式の準備には、一般的には3か月から半年かかると言われています。しかし、きっちり3か月でトントン拍子で準備できるカップルは少ないのではないでしょうか?

花嫁・花婿とその両親のスケジュールもあれば、結婚式場のスケジュールもありますし、結婚式のスタイルで揉めるなんてハプニングがあった場合はどんどん長引いてしまいます。

しかし、ソロウェディングは自分のやりたいときにやることができます。プランの予約は必要ですが、準備期間はほとんど必要ありません。

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ソロウェディングを行うデメリット

ウェディングドレスを着ると婚期が遅れる!?

結婚前にウェディングドレスを着ると婚期が遅れる、というジンクスがありますよね。仕事の都合上で、女優さんやモデルさんに多いシチュエーションだと思います。

しかし、このジンクスに関して今のところ科学的な根拠はないようです。一度着てしまうとウェディングドレスに対する憧れが薄れ、「本番はもう少し後でもいいかな」と思ってしまうから、という説が有力のようです。

とはいえ、ジンクスを信じる方にとってはこれは大きなデメリットです。信じていたとしても、すでに十分婚期が遅れているからいまさら延びても変わらない! という方には関係のない話かもしれません。

しかし、まだ近いうちの結婚を諦めていなくドレスを着て後悔するくらいなら、本番まで取っておいたほうが心穏やかでいられそうです。

我に返るとつらい

ソロウェディングの口コミを見ていると、「やってよかった!」という肯定的な意見が多く見られます。たしかに、結婚式に強い憧れがあり、固い決心の上でやった方にとっては夢のような時間かもしれません。

しかし、そういう人ばかりでもないようです。親にドレス姿を見せるため、面白そうだからネタ作りのため、と挑戦する方は、途中で我に返って「何やってるんだろう……」とつらくなってしまうかもしれません。

スタッフの方は本物の花嫁さながらに褒めたたえてくれるそうなので、うまく夢の世界に入ることができればそんな心配もありません。

しかし、一度冷静になってしまったら褒め言葉さえむなしくなってしまいそうです。そうならないためには、やりたい気持ちがピークになったときに行うのがいいでしょう。

「おめでとう」の言葉に困る

式を挙げないので基本的に参列者はいませんが、スタッフの方が参列者のように見守ってくれたり、両親や友人などを呼んだりする場合もあるそうです。

そういった場合、「キレイ」「似合ってる」などの声掛けならばうれしい限りなのですが、「おめでとう」と言われたときに返答に困るそうです。

たしかにウェディングと銘打っていますしお祝いするのが自然なのかもしれませんが、何に対してのおめでとうなのか……という疑問が頭の中をかけめぐりそうです。

祝ったり未来の幸せの話をしたりできないとすれば、過去の思い出話が主になるのでしょうか。ソロウェディング中にどのような会話が交わされるのかは興味深いところです。

「おめでとう」で我に返りたくない方は、あらかじめNGワードとしておくか、冗談として受け止められる余裕を持っておきましょう。

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ソロウェディングに対する世間の声

テレビや雑誌などで取り上げられてソロウェディングの認知度はだんだん上がってきているようですが、はじめて知った人の衝撃は大きいようです。

意味がわからない! 否定派

ネットでは否定派の意見が目立ちます。結婚していないのに結婚式をやるというのはおかしい、という正論ですが頭の固い批判は男性に多いようです。

「コスプレのつもり? 痛い」「見ていて悲しい」といった厳しい意見から、「未婚率が高い現代、ウェディング業界にとってはウハウハ?」といった経済効果を見込んだ意見までありました。

幸せ気分にひたりたいときに現実的な意見は聞きたくないですから、ソロウェディングを行う際は理解してくれる人だけに知らせるようにしましょう。

本人が楽しいならいいのでは? 気にしない派

本人がやりたくてやっているのなら、別にいいんじゃないの? という見方の方もいます。自己満足だという批判もありますが、自分でお金を払って自己満足しているのなら、誰にも迷惑をかけていませんよね?

楽しそう、やってみたい! 肯定派

肯定派も少なくありません! 肯定派はやはり女性が多いようです。ウェディングドレスに憧れる気持ちに共感できるためでしょう。

「単純に楽しそう!」という意見から、「今後しばらく結婚できなかったら検討したい」という現実的な意見まで、立場はそれぞれですが結婚式に心を躍らせる気持ちは共通のようです。

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ソロウェディングをしそうな芸能人

カップル専用アプリ『Pairy(ペアリー)』が、ソロウェディングしそうな芸能人を調査したところ、人気女性芸人に票が集まったそうです。

1位はオアシズの大久保佳代子さん、2位はいとうあさこさん、3位はフォリンラブのバービーさんという結果に。バービーさんは3人の中では若く感じますが、「ネタでやりそう」という意見もあり納得です。

ちなみに、椿鬼奴さんは11位でしたが、2015年にグランジの佐藤大さんとご結婚されましたよね。他人のことを「ソロウェディングしそう」と言っているうちに、自分だけ取り残されないようにしたいものですね!

ソロウェディングを最初に考案したのは旅行会社だった!

ソロウェディングを最初に考案したのは、結婚式場や写真スタジオではなく旅行会社なんです。『株式会社チャルカトラベル』は“女性をキレイにする旅”をテーマとした京都にある旅行会社。

女性のウェディングドレスを着る夢を叶えたいという思いから、ソロウェディングのプランを考案したとのこと。京都という立地を活かし、竹林や日本庭園で撮影できるようです。

※チャルカトラベルのソロウェディングプランは3年間限定で、2017年5月31日で終了するそうです。

ソロウェディングにご祝儀は必要?

『YOMIURI ONLINE(読売新聞)』の発言小町に、部下のソロウェディングに参列すべきか、またご祝儀をつつむべきかという質問が投稿され、一時期ネット上で話題になりました。

これに対しての反応は、参列したりご祝儀を渡したりする義務はないという意見が大半でした。ソロウェディングを行うことが自由なら、参加不参加なども自由でしょう、という考え方のようです。

ソロウェディングは結婚式のように正式な形があるわけではないので、ご祝儀に関しても決まりはないようです。

食事が出るようであれば食事代として支払ってもいいでしょうし、渡したい気持ちがあればつつんであげましょう。現金ではなくちょっとしたプレゼントを持って行く方もいるようです。

迷ってしまう場合は、いっそのこと本人に直接聞いてみるのもありです!


「ソロウェディングのプラン」や「ソロウェディングに対する世間の声」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

もともとは結婚を諦めていた女性も、ソロウェディングをやることで本物の結婚式もしてみたい! と思い結婚願望が強まることがあるそうです。

自分が前向きな気持ちになれるのであれば、世間の目を気にせず楽しんだもの勝ちだと思いますよ!

(恋愛jp編集部/佐藤)

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