「太りやすい人」と「太りにくい人」の違い

【相談者:20代女性】
私は元デブで、ちょっと油断するとすぐ太ってしまいます。母親も太っています。元デブだったのは、彼氏には秘密です。でも、彼氏が食べ歩きが好きで、GW中毎日デートをしていたら、3kgも太ってしまいました。私の友達には、大食いなのに痩せている子もいます。この違いは、体質だからどうしようもないのでしょうか?

a 肥満の原因、遺伝は3割、7割は生活習慣です。

こんにちは。トータルヘルスナビゲーターのSAYURIです。ご相談ありがとうございます。

子どものころから太っていて、頑張ってダイエットして、今のご自身を維持するために努力されていることは素晴らしいと思います。10年ほど前までは、太る家系であるとか体質であるから痩せにくいなどと言われていましたが、最新の医学では、確かに太りやすい遺伝子はあるものの、その影響はわずか30%で、残りの70%は生活習慣によるものだと言われています。

150521sayuri

肥満の人は腸内細菌に特徴があった!?

ワシントン大学の生物学者、ジェフリー・ゴードン博士らの研究によると、肥満の人の腸内細菌の特徴として、『バクテロイテス』という乳酸菌の一種が少ないとのこと。バクテロイテスは短鎖脂肪酸を分泌。腸から吸収され血液中に入ります。すると、短鎖脂肪酸が脂肪細胞に働きかけて脂肪の取り込みを止め、筋肉に働きかけて脂肪の燃焼を促進するといった働きをします。

マウスの実験では、肥満のマウスに痩せたマウスの腸内細菌を移植しただけで、肥満のマウスが痩せたという結果も発表されています。また、慶応大学教授の伊藤裕氏によると、バクテロイテスを増やすには、腸内細菌のエサとなる食物繊維を多く摂ることが大切で、食物繊維が不足すると腸内細菌の力が十分に発揮されないとのことです。

食べ物の好み、おやつの習慣などは幼少期に決まる!

昔から“おふくろの味”とは言われますが、幼少期から食べなれているものを食べるとホッとしますよね。心理学から見ても、「これが美味しい」と刷り込まれているわけなんですが、地域や家庭によって、甘辛い味付けでご飯をたっぷり食べる習慣があれば、大人になっても甘辛く濃い味付けを好むようになりますし、揚げ物が頻繁に出る家庭では、食事に揚げ物がないと物足りなさを感じます。逆に、食材そのものの味を楽しむ家庭で育てば、大人になってもそういった味を好みます。

食事だけでなく、おやつやスイーツを食べる習慣もそうです。たとえば、食後に必ず甘いものを食べる習慣があると、大人になっても甘いものを食べないと物足りなくなってしまいます。要するに、生活習慣が引き継がれていくのです。

罪悪感を感じながら食べると太る!?

ダイエット女子がよく口にする言葉に、「こんなの食べると太るんだけど……」というものがありますが、実は、食べることに罪悪感を感じながら食べると、体はそれをストレスと感じ、抗ストレスホルモンである『コルチゾール』が過剰に分泌されます。コルチゾールは、食べたものがエネルギーとして消費されるのを抑え、脂肪として蓄えようと体に働きかけるので、本当に太りやすくなってしまいます。

痩せているのに大食いの人は、胃下垂などの問題もあるかと思われますが、食べることに罪悪感をもっていないことが多いのも影響していると思われます。


私もピーク時は84kgあった元デブですから、二度と太りたくないお気持ちはよく分かりますが、食物繊維をしっかり摂る、食べる順番を徹底する、よく噛むなどの基本的なことを習慣化できるまでしっかり意識して、彼氏との食事を楽しんでくださいね。

【関連コラム】
女性が食事を制限すると余計に太るワケ
リバウンドなし! 代謝を上げるダイエット向き食品2つ
平子理沙に学ぶ! 食事を我慢しないダイエットが成功する理由

●ライター/SAYURI(トータルヘルスナビゲーター)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">

注目の記事

このコラム読んでどう思う?

  • いいね (5)
  • うーん (4)
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

恋愛jpをフォローする