LINE中毒から脱出して勉強に集中する方法

【相談者:20代男性】
チャットで知り合った子を好きになりました。まだ会ったことはありませんが、今はLINEでやりとりしています。最近はメッセが来ていないかと気になってしょうがなくて、いつもスマホをいじってしまいます。本当は資格をとるために勉強中の身なのですが、気が散って全然集中できません。

なんとかしなくちゃと思うのですが、こういうときはどうしたらいいでしょうか。

a 「後で必ず手に入れられる」と脳が納得すれば、欲求は収まります。

日常の迷宮脱出ガイド、心理分析士の咲坂好宥です。

恋のはじまりって、相手のことが気になっちゃいますよね。「今ごろ何しているのかな」なんて、1時間前に考えていたのとおんなじこと(笑)を繰り返し考えたり、メールの受信箱やLINEが気になってしょっちゅうスマホを見たり……。そんな風に1日を台無しにする(苦笑)のも珍しいことではないでしょう。

でも、資格を取るという目標があるとなると、それでは困りますよね。そこで、欲求の上手なコントロールについて考えてみましょう。

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“全面禁止”が招くもの

欲求をどうコントロールするかという話の前に、あなたに覚えておいてほしいことをお伝えします。

それは、「全面禁止は逆効果」ということです。たとえば、「資格を取得できるまで全ての娯楽を全面禁止」と言われたらあなたは耐えられますか? あんなコトもこんなコトも(笑)ぜーんぶダメ、ですよ?

ルールを破って自分を責めるか、ココロのどこかでダムが決壊するか、開き直って無法者になるか(苦笑)……、そんな風になる気がしませんか?

まだ気が済んでいないのにある欲求を無理やり禁止すると、その欲求は別のときにまた顔を出したり、検問に引っかからないように巧妙に姿を変えて別の形でぼくらの前に現れたりするのです。

なにより、LINEもメールも全面禁止なんてことになれば、ただでさえ彼女のコトが気になってしょうがないのに、禁止した時点で余計に意識してしまうのではないでしょうか?

つまり、欲求を上手にコントロールする上で、極端はダメなのです。

「将来実現することが保証された」と脳に確信させる

全面禁止ではなく、上手に欲求をコントロールする。この方法について、医学博士の加藤俊徳さんは、著書『アタマがどんどん元気になる!! もっと脳の強化書2』(2015年1月、あさ出版)で次のように解説されています。

『時間をムダにしないためには、欲求を解消する時間を未来の予定に組み込むのです。(中略)未来の何処かに実行するための時間をつくると、成長しつつある欲求がひとまず暴走しないで落ち着くのです。これはつまり、「時間が来たら欲求を満たしていい」という許可を、“報酬”として脳に与えることを意味します。脳はあることを「してもいい」という指令を出すと、将来実現することが保証されたと考え、時間までその欲求を発動しません。その結果、私たちは欲求に惑わされなくなるのです』

このような脳の性質をうまく利用すれば、ぼくらは上手に欲求をコントロールできそうです。

彼女に事情を伝えて理解を得ることも忘れずに

では、“欲求を解消する時間を未来の予定に組み込む”というのは具体的にはどうすればいいかと言えば、これはカンタンです。脳に、「ちょっと待てば後で必ず手に入れられる」ということを納得させればいいのです。

たとえば、ゲームをしたくなったら、「何時になったら絶対ゲームをやるよ。でも、それは今じゃない!」というように、強く自分に言い聞かせるってコトです。

彼女とのことで言えば、「資格勉強をこれだけ頑張ったら、夜はたっぷり1時間自由に連絡してOK! でもそれは今じゃないから、今は一生懸命勉強しよう!」というような感じでしょうか。どうでしょう、なんだか勉強するモチベーションも上がってくる気がしませんか?

とはいえ、彼女には彼女の都合があります。一方的に1時間連絡しまくったらかなりの確率で嫌がられます(笑)。彼女の気持ちもありますので、よく事情を説明した上で、お互いが連絡を取り合える時間帯について話し合ってみてくださいね。

あなたの資格勉強がはかどりますように!

【参考文献】
・『アタマがどんどん元気になる!! もっと脳の強化書2』加藤俊徳・著

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●ライター/咲坂好宥(心理分析士)

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