笑いのツボが合わない恋人と楽しく付き合う方法

【相談者:10代女性】
付き合っている彼がいるのですが、笑いのツボが違いすぎて腹が立ちます。たとえば、私は「ラッスンゴレライ」の『8.6秒バズーカー』が好きなんですが、彼に、「何が面白いの?」と言われカチンときています。そのくせ、彼が面白いと言っている芸人は、私からすると面白いとは思いません。お笑い命なので、そのたびに彼とケンカするのは嫌です。

彼の笑いのツボを私好みに変えるにはどうすればいいですか?

a 無理に笑いのツボを共有するよりも、2人のあいだの笑顔を増やそう。

ご質問ありがとうございます。放送作家の坂上小豆堂です。

笑いのツボが違うと本当に腹が立ちますね。お笑いが好きな人は、自分を否定されているような気分になるかもしれません。相談者さんは、「彼の笑いのツボを私好みに変えたい」ということですが、変えるよりも……というお話をテレビの現場の経験も交えて考えて行きたいと思います。

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なぜ面白いのかは説明できないことはないが、だからといって面白くはならない

相談者さんの好きな、今年大ブレイク中の『8.6秒バズーカ―』。もちろん面白いという人もいれば、そうでないという人もいます。

僕も自分が担当している情報番組で彼らの特集をやるときに調べたのですが、特に年齢が高くなればなるほど、「面白くない」「意味がわからない」と答えた方が増えました。もちろん、小学生~高校生には人気です。

それはなぜか? 「ラッスンゴレライ」は、見るよりもやって面白いからです。学校の教室などで休み時間に友達とやって楽しい。家でふと口ずさんで楽しい。リズムが心地よい。その様子を動画で撮って、SNSにアップして楽しい。

だから、ラッスンゴレライをやりたいと思わない人、学生時代にそんなノリで過ごしていなかった人は、何が面白いの? となるのだと思います。あと、冷静に考えても格別面白いことを言っているわけでもないので(笑)、ノリの面白さですね。

と、そんなことを8.6秒バズーカ―を紹介するときに、年配の方も見ている情報番組なので付け加えました。否定的な人にも、「ふーん」と見ていただきたかったからです。学生たちが街中でやっているところを撮影したり、YouTubeの映像も紹介したりしました。

しかし、それを聞いたからといって、“面白く”見えるようになるわけではないんですね。でも、「面白くはないけど、そういった側面もあるのね」と少し“興味深く”は思ってもらえるのです。「ラッスンゴレライって、見て面白いんじゃなくて、やって面白いから流行っているらしいよ」と、誰かに話すネタになっているかもしれません。わかってもらえなくても、興味を持ってもらえたらいいのです。

「あんたの好きなあの人、またテレビに出てるで」

恋人同士や友達同士でもそう。理想は同じもので笑い合えることですが、「あんたの好きな芸人さん、またテレビ出てるで」と興味を持ってもらえたら会話が弾むものです。仮に語尾に、「面白くないのになぁ」とついても構いません。「なんでよ! 面白いやん!」とか言いながら楽しめたらいいのです。

人間、お笑いだけではなく、音楽や食べ物などの中に、好きなもの嫌いなものはあります。それを否定するのではなく、自分と他人との好みの差をどう楽しむかも人生の楽しみ方のコツだと思うのです。

笑いのツボは違うが、なぜか笑いは伝染する

ドイツでこんな実験がされました。地下鉄でスマホ動画を見ていた人が突然笑い出す。最初、周りの人はビックリするのですが、そのうち車内の多くの人がつられにつられて笑ってしまいました。ドイツだけではなく、世界中で同様の実験がされています。笑いは伝染するのです。

これは、好きな食べ物や好きなスポーツチームとは違うことです。それらは笑いと違って伝染しません。

たとえ笑いのツボが違っても、それを否定して彼から笑いを奪うのではなく、よくわからないけど好きな人が笑っている、それを見て楽しいな、幸せだなと思える。それが一番だと思うのですが、どうでしょうか。

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●ライター/坂上小豆堂(放送作家)

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