実験データで判明!? 「女はおしゃべり」という俗説はウソorホント

【相談者:20代女性】
同居している彼は、読書量が半端なく、よくしゃべります。わたしは特別な趣味はなく、ジム通いをする程度。いつも彼の話に相槌を打つ私と、よくしゃべる彼との関係は3年になります。その間、時々ですが、彼が言います。「お前は女のくせにしゃべらないなあ」って。

喋るのが苦手というわけではないし、聞き手でいる方が楽だから……なんですけど、おしゃべりな女の人のほうが男性にとっては楽しいのでしょうかね。昔からこのスタイルなので、喋るようになろうと思っても難しい。周りにはよく、「男女逆転カップル」と言われるくらい、彼はよくしゃべり、わたしは寡黙です。

そもそも女はおしゃべりって、本当なのでしょうか。マシンガントークの人は稀な気がします。

a 言語能力だけで判断すると、男女に大きな差はないんだって! 無理におしゃべりになる必要はありません。

男だからこう! 女はこう! というのは個人を押し殺してしまいますよね。こんにちは、恋愛ごとのもやっとはすっきりさせたい、ライターの鈴木あいがお話をさせていただきますね。

寡黙な相談者様と、おしゃべりな彼。お互いにないものを補っているように思えますが、違うのでしょうか。そんな関係が周知されているようですし、交際関係が決裂するような危機が迫っている、緊急事態ではないでしょう。彼の、「女のくせにしゃべらないなあ」という言葉は、おとなしいなという意味じゃないですか?

ではそろそろ、女はおしゃべりというのは本当なのか、もやっとした疑問について見つめてみましょう。

150427tamasaki

実験から紐解く噂の真相。男女がそれぞれ、一定時間内でおしゃべりしてみた結果……

アメリカの実験なのですが、1日の間にどれほどの単語を発するのかをカウントしたデータがあります。男女400人の実験結果は、確かに女性の方が平均して多くの単語を発していたのですが、男性よりもはるかにおしゃべり、というには物足りない差でした。

性ホルモンの作用や、脳機能の使い方に性差はあるそうですが、それだけで女性はおしゃべりと定義することはできません。

幼少期の発達段階では、女児のほうが発語や読み書きの習得が早い傾向がみられますが、年齢を重ねるにつれ、言語テストによる成績の差は縮小する傾向なのです。ここで着目すべきは、幼少期の“言語とのふれあい頻度”ではないでしょうか。

男児は外遊びの時間が長く、女児はごっこ遊びや読書で遊ぶ時間が長いことから、幼少期の言語能力に差が出やすいのでは、という説があります。読書を趣味としている人は、子どものころから多くのジャンルに目を通すことで、自然と語彙を増やし、自身の考えをまとめることが上手になります。

対話することについては、本人の性格の問題もあります。考え事はたくさんだけど、人とおしゃべりするのが恥ずかしい。なんて人もいますから。

難しいことを並べましたが、ようするに性格が大きく関わるということでしょうね。


おしゃべりの頻度が多い女性というのは、コミュニケーションの一環でしょう。おしゃべりだから、意見陳述が上手というわけでもありません。本当に伝えるべきものを、的確な言葉とタイミングで伝えることができれば、無理におしゃべりさんになる必要はありません。

相談者様は、聞き手でいることが楽だとおっしゃっていますね。彼のおしゃべりの内容が、とても面白いのでしょうね。もしもまた、「君はしゃべらないね」って言われたら、「あなたのお話を聞いているのが楽しいからね」って返してみましょう。

ピンポイントで深いことを言ったら、びっくりするかもしれませんね。

【参考文献】
・『別冊日経サイエンス NO 173 こころと脳のサイエンス 男の子と女の子 違いはどこから生まれるのか』リーセ・エリオット(著)

●ライター/鈴木あい(恋愛白黒ジャッジ専門家)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">

注目の記事

このコラム読んでどう思う?

  • いいね (0)
  • うーん (0)
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

恋愛jpをフォローする